無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「本当に扱いたい話題は他に有るのだが…」

扱いたいネット関連話題が増えだしている

ごいんきょ「今週は、扱いたい報道が幾つか有ったんだけど、みんなネット熱闘録の方でやりたい話なんだよな」

 

Gさん(仮名)「例の、ヒカルさんのVALU問題ですか」

ご「それから、これは事件ではなくて、ただの話題なんだけど、牛乳石鹸CM問題ね」

 

G「ああ。Webムービーですから、あれもネットの話題って事になりますね」

ご「あと、なんかもう一つ有った気がするんだけど、ここんとこ物忘れが非常に激しくてさ(苦笑)」

 

G「ま、水曜までに思い出したらって事でいいじゃないですか(笑)」

ご「んだなあ。じゃあ、これらはまとめて水曜に扱うか。

  ヒカルVALU騒動は、なるべく早く扱いたいんだけど、まだ社会的な事件って程の騒動ではないからねえ。牛乳石鹸もそうだけど。

  かと言って、今週は通常の報道ではあまり扱いたい話題も無いんだよな」

 

 

ファンキー末吉がまたもJASRACと対決

G「あなたも嫌いなJASRACが(笑)、ファンキー末吉さんに、また噛み付かれてますよ」

ご「べつにJASRACが嫌いなんじゃなくて(苦笑)、日本の著作権運用に色々と注文が有るってだけだけどね」

 

G「じゃあ、末吉さんの言い分はおかしいと?」

ご「いやいや。それは、その通りだろ(笑)。

  実際に演奏した曲の権料が入らないのに、JASRACは徴収してると。じゃあ、その金はどこに消えてるのかというと、みんなその時々の売れ線の作家に雪崩れ込んでるわけよ。

  それって、著作権料の本来の趣旨からしたっておかしいだろ。こういう知財は、捻出できる年数が人生の中で限られてるし、年金のような保証も無い。だから、少なくとも生きている限りは、その知財が必要とされた分、いつまでも権料を貰えるっていうものだろうよ。

  それが、本当に必要としている、盛りを過ぎた作家には不利になっているのね、今のJASRACのやり方だと。丼勘定にも程が有るわけ。ちゃんと使用された数に応じた権料を割り振る事は、やり方を整えれば可能なはずなのね」

 

G「料金徴収や分配法に欠点が有りすぎるとは、何十年も前から指摘されてますよね」

ご「でも、全く改善されない。何故か。末吉の言うように、これが事実上の独占事業だからだ。競争が殆ど無いから、改善しなければという向上心も無い。でも、”カスラック”とネット上で呼ばれる事には悔しいという、変梃な見栄だけは人一倍ある。イビツだろ」

 

G「あれは異様でしたねえ。何故カスラックとまで、それも大多数の人間から呼ばれるのかの考察は皆無で、でも、たかがそんな呼び名に歯痒い思いをしているとか、頭の固い官僚並みのイビツな心理構造ですよ」

ご「実際、悪い意味での官僚と同次元の連中じゃないか。

  今回の末吉の会見だって、例の音楽教室からの徴収に対する違和感とかも述べていたのに、主な新聞で扱っている所は無い感じだもんな」

 

G「”忖度”ですか?(笑)」

ご「”忖度”だろうねえ(笑)。新聞社は、みんな放送局と繋がっている。つまり、JASRACには色々と目を掛けてもらっているわけよ。

  それから、天下りを迎え入れていたなど、旧文部省との長年の癒着も指摘されていたところだな。要は、政治力も有る訳よ」

 

G「でも、政治力が有ろうが独占事業だろうが、それが音楽文化の保護のために用いられるのであれば、ここまで多くの人間が”カスラック”とは呼びませんよね」

ご「正にその通り。JASRACは利益配分団体であって、音楽文化保護・育英団体ではないからな。そこが、彼らと我々との温度差の根本原因なのだが、全く感じ取る事が出来ずに何十年も来ている。

  金に目が眩んでいるから、他は何も見えないんだな」

 

G「ショバ代を掠め取るヤクザと近いですよね」

ご「だから著作権ヤクザって呼ばれるんだよ。もっと理念的なものを上手く前面に出していけば、もう少し風当たりが変わる可能性も有るのにな。

  でも、それも流石に遅きに失しすぎか(笑)。今更まともな事を言っても、物凄い取って付けた感じにしか見られないだろうからなあ。

  数十年かけて落とした風聞は、数十年かけて回復させるくらいの覚悟を持って望まないと。本当に”カスラック”と呼ばれるのが嫌なら」

 

G「でも、音楽教室に対する姿勢とか見ると、まっっっっったく姿勢を改める気は無いですよね(笑)」

ご「無いねえ。だから音楽教室側も、教材用の譜面はみんな著作権料の発生しない物を使えばいいのにと思うんだけど」

 

G「なんでそうしないんですかね?」

ご「知り合いが言うには、やはり売れ線の歌を収録した方が子供受けするって事らしいけどな。

  でも、昔の音楽教室は教本とかで勉強して、メリーさんの羊を演奏したりしていたわけだろ(笑)。それでも学びたい子は来るはずなんだけど」

 

G「ヤマハって、ポプコンなんかもやってましたよねえ」

ご「ああ。だから、音楽出版ポプコン出身者の楽譜とかでも儲けていたって事ね。だから教材でも使いたいのかな。

  なんだ。教育優先の話じゃなくて、銭ゲバ銭ゲバの話なんじゃないの、これ(笑)」

 

G「でも、カワイは流行歌の出版業務はしてないでしょう」

ご「多分ね。ま、近年の音楽教室の教材がわからないから、どうこうは言えないけど。

  ただ、わしからは、裁判なんかやる手間と費用を考えると、先に言った方法で運営した方が早いし、利口な気がするんだけど。

  一寸その辺の視点に対する見解が音楽教室側に無いんで、今一つ釈然としないままなんだな、わしは」

 

G「ファンキー末吉さんの件に戻りますけど」

ご「まあ、基本的には頑張って欲しいんだけど、つい先だって、既にやっていた裁判では負けてるんだな。

   もうゲンが悪いからさ。名前を”ファンキー大吉”にした方が良いよ(笑)」

 

G「真面目にやってる人に怒られますよ(苦笑)」