無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

芸能音楽

テレビジョンドラマ誌を振り返る(4)

少し間が空いてしまったが、第四回の今回は通巻13号~16号をご紹介する。 特に15号「特捜最前線PartⅡ」は、中古市場でもあまり出回らない部類である。 14号の「ザ・ハングマン」も目にする事が少ない方だが、焦らなければ二千円台までで入手できるはず。 第…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(48)

昭和46年放送開始のテレビまんがを見ていきましょう。 カバトット アンデルセン物語 珍豪ムチャ兵衛 決断 さすらいの太陽 新オバケのQ太郎 天才バカボン ふしぎなメルモ さるとびエッちゃん 国松さまのお通りだい アパッチ野球軍 スカイヤーズ5(カラー版…

プレイリスト『昭和40年代までの歌謡曲』 Amazonプライムミュージック

Amazonプライムミュージックに、ワタクシのようなおっさんが聞きたくなる楽曲が増えてました。 それにしても、折角プレイリストを作成しても、YouTubeみたく他者に公開できないんですね。 お仕着せのプレイリストしか提示されず、後は各人でって事なんだけど…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(47)

いじわるばあさん 長谷川町子原作の四コマ漫画をアニメ化したものですが、原作にはいない 駄犬ペケという犬が、結構な活躍をしていました。 これは、『もーれつア太郎』でニャロメ猫がウケていたのに対抗しようとしたものですが、ペケは喋る事は出来ません。…

プレイリスト『1960年代テレビ音楽』 Amazonプライムミュージック

Amazonプライムミュージックに、ワタクシのようなおっさんが聞きたくなる楽曲が増えてました。 それにしても、折角プレイリストを作成しても、YouTubeみたく他者に公開できないんですね。 お仕着せのプレイリストしか提示されず、後は各人でって事なんだけど…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(46)

昆虫物語みなしごハッチ これは『ムーミン』が当たったのに味を占めたフジテレビが、今一度「母と子のフジテレビ」への路線回帰を目指した擬人化ファンタジーまんがでした。 ただ『ムーミン』と違うのは、「ほろりと泣かせます」を売り文句にした、母恋物だ…

プレイリスト『1980年代テレビ音楽』 Amazonプライムミュージック

Amazonプライムミュージックに、ワタクシのようなおっさんが聞きたくなる楽曲が増えてました。 それにしても、折角プレイリストを作成しても、YouTubeみたく他者に公開できないんですね。 お仕着せのプレイリストしか提示されず、後は各人でって事なんだけど…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(45)

昭和45年放送開始のテレビまんが主題歌 動物村物語 いたずら天使チッポちゃん あしたのジョー ばくはつ五郎 昆虫物語みなしごハッチ 赤き血のイレブン 男どアホウ!甲子園 キックの鬼 いじわるばあさん いなかっぺ大将 のらくろ 魔法のマコちゃん 動物村物語…

プレイリスト『1970年代テレビ音楽』 Amazonプライムミュージック

Amazonプライムミュージックに、ワタクシのようなおっさんが聞きたくなる楽曲が増えてました。 それにしても、折角プレイリストを作成しても、YouTubeみたく他者に公開できないんですね。 お仕着せのプレイリストしか提示されず、後は各人でって事なんだけど…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(44)

ハクション大魔王 タツノコプロお得意の独自ギャグ路線で、アラジンと魔法のランプを日本の庶民階層に翻案して、魔法使いをズッコケにしたものです。 当初の終了主題歌が”アクビ娘の歌”で、大魔王の娘アクビちゃんが歌われている内容ですが、このアクビちゃ…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(43)

男一匹ガキ大将 本宮ひろ志が週刊少年ジャンプの人気を押し上げた喧嘩漫画で、日本中の荒くれどもを糾合する男一匹・戸川万吉を描いたものです。 テレビまんが化に当たっては、長期連載の原作設定をそのまま用いる事をせず、かなり弄られた内容となっていま…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(42)

もーれつア太郎 『おそ松くん』に続いて世に出た赤塚不二夫ギャグのテレビまんがで、ニャロメという猫が特に持て囃されました。 この時期はテレビ番組が総カラー化へと向かっている真っ最中で、その時期に比較的長期放送となったこの番組は、当初モノクロだ…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(40)

昭和44年放送開始のテレビまんが主題歌 ひみつのアッコちゃん 海底少年マリン そばかすプッチー ウメ星デンカ 紅三四郎 もーれつア太郎 忍風カムイ外伝 どろろ 男一匹ガキ大将 ピンチとパンチ タイガーマスク サザエさん ハクション大魔王 ムーミン アタック…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(39)

あかねちゃん ちばてつやが、まだ少女漫画も描いていた頃に少女フレンドで連載した『みそっかす』という漫画を元にした作品です。 同じちば作品『ハリスの旋風』女の子版といった感じで、御転婆な女の子の活躍が描かれていました。 音盤としては、シートの朝…

欅坂陣営にやって欲しい逆襲策

正直、欅坂なんたらがどうなろうとワタクシはまったく関心が無かったのだが、いつも通りのと言うか、既視感の有る光景が繰り広げられてきて、ちょっと不愉快になってきた。 なんで人権団体というのは、このような人権を抑圧するような要求が多いのかね。 だ…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(38)

わんぱく探偵団 この昭和43年になると、テレビまんがの先頭を走り続けていた手塚治虫の虫プロも、その神話が揺らぎだしていました。 経営もかなり追い詰められ、虫プロは苦渋の決断として、ついに手塚治虫作品ではないもののテレビ化に取り組む事となりまし…

レコード大笑の黒歴史

一億円で買われた昨年度大笑 今年一年、スクープ連発で名を上げた週刊文春が、先週もどでかいものをぶち上げた。 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(以下JSB)が昨年のレコード大賞を受賞するにあたり、芸能界のドンと呼ばれて久しいバーニングプ…

マジかよ、ボブ・ディラン最低だな

スウェーデン・アカデミーの連中がボブ・ディランにブーたれているらしいですぜ。 普通、他人を表彰しようという場合、先ず本人に候補となった事を通知して、そして決定したら、誰より先ず本人に告知をして、正式に発表手続きを取るというのが常識なのではな…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(36)

ちびっこ怪獣ヤダモン(ピープロ制作) ヤダモンは、初めてOP主題歌とED主題歌が入れ替わったテレビまんがだったようです。*1 この、OP主題歌とED主題歌を放送が進んでから入れ替えるという手法は、後に竜の子プロがよく用いており、『ハクション大魔王…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(35)

冒険少年シャダー 日本テレビで18:35から10分間の帯番組で、月曜から土曜まで毎日放送されていた枠です。 毎日少しずつ話が進み、土曜で一区切りついて、また月曜から新たな話が始まるという形式でした。昭和40年代には、こうした形式の番組が幾つか存在し…

文学賞(笑)

ボブ・ディランがノーベル文学賞ねえ。 しかし、歌手が歌う歌の歌詞って「文学」なのかね。 ま、ノーベル賞なんて特に近年はトンデモ賞になってしまってるからね。 青色発光ダイオードなんか、その最たるもんで。だって、その大元の発光ダイオードの発明者が…

長谷川豊にやられた

いやー、まいったな。やられたって感じだ。 彼の一つ前の記事を見て、まだ失敗を続ける気なのかなと思い、またちょっとキツめの記事を書いて投稿してしまってから長谷川ブログを見たら、こんな記事が上がっているという。 慌てて自分の前記事は消しました。 …

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(34)

キングコング 親指トム キングコングは、アメリカ主導で作られた、日米合作のテレビまんがです。 そもそもの話として、昭和40年前後のアメリカテレビ界で、旧作映画の焼き直しテレビ化や、コミック作品のテレビ化が増えたという事情が有りました。 シェーン…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(33)

マッハGoGoGo *1 テレビではボーカル・ショップ歌唱による疾走感あふれる歌がOPで流され、冒頭からワクワクさせられたものです。 テレビと同じ歌手に拘る朝日ソノラマが、このボーカル・ショップ版でシートを出し、勁文社は上高田少年合唱団、コダマプレスは…

長谷川豊炎上の帰結 そして今夜の生チャンネルは有るのか

おやおや…… だから勿体ないって…。 今回の件でワタクシが最も意外というか、驚いたのは、彼が仕事先にブログ内容の許可を得ていなかったという事だ。 いつもなんでも計算ずくでやっているように吹聴していたから、まさかあれだけの内容をあの立場でありなが…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(32)

引き続き昭和42年放送開始のテレビまんがを見ていきます。 かみなり坊やピッカリ★ビー 「かみなり坊やピッカリ★ビー」は、これも朝日ソノラマのシートと、コロムビアのレコードが発売されました。 但し、まったく同じ内容ではなくて、OP主題歌の他の歌は、…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(31)

昭和42年放送開始のテレビまんが主題歌を見ていきましょう。先ずは番組題を並べてみます。 悟空の大冒険 黄金バット かみなり坊やピッカリ★ビー パーマン マッハGoGoGo リボンの騎士 冒険ガボテン島 キングコング / 親指トム ピュンピュン丸 ドンキッコ 冒…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(30)

先日、本連載の主たるネタ本の著者である橋本一郎氏に直接お話を伺う機会を得たのですが、かなりの長時間、それも細々した話まで全く厭わずに快くお答えを頂けて、非常に有り難い事でした その記事は、もう少ししてから拙作ブログの一つであります『昭和テレ…

テレビジョンドラマ誌を振り返る(3)

少し間が空いてしまったが、第三回の今回は通巻9号~12号をご紹介する。 特に10号「大都会」は中古市場でもなかなか出回らず、完全取得の一際高い障壁となっている巻である。 9号の「陰の軍団」も目にする事が少ない方だが、焦らなければ二千円台まで…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(29)

『ジャングル大帝 進めレオ!』は、『ジャングル大帝』の第二部がそのまま続いたと言えるもので、レオが成長し、その子のルネとルッキオが登場するものでした。 主題歌にはハッピー・ビーンズが歌う歌が使われましたが、これは『ジャングル大帝』の時に書き…