長谷川豊炎上の帰結 そして今夜の生チャンネルは有るのか
おやおや……
だから勿体ないって…。
今回の件でワタクシが最も意外というか、驚いたのは、彼が仕事先にブログ内容の許可を得ていなかったという事だ。
いつもなんでも計算ずくでやっているように吹聴していたから、まさかあれだけの内容をあの立場でありながら、周りに許可なく書いていたとは、本当に想像の埒外だった。
だからこそ彼の炎上芸に敬意を表したつもりだったのだが、なんの事は無い、まだまだガキの性根が残っている人間に付き合ってしまっただけだった。
長谷川豊という人間を、そこに於いて見抜けなかったのは、我が反省点である。
炎上騒動後、彼の過去ブログも全部読んでみた。
長谷川豊 【公式ブログ】 長谷川豊のAMERICAN JOURNEY FINAL
なんだか一千万だかのアクセスが有ったらしいが、たしかに言われて見ればあの当時、そんな騒動が有った気はする。
だがワタクシは平成になってからどんどんテレビを見ていなくなっていたから、長谷川豊という名前も聞いたような気がするくらいだったし、その時の騒動はあまり気にしなかった。
彼の活動や考え方などをブログで読む限り、非常に素晴らしいものを持っているように感じる。
彼の最大のぬかりは、技術的には周りの了解を得ていなかった事。
そして方策的には、ネットとリアルに確とした境界が有ると誤解してしまった点に有る。
たしかに「日本死ね」ブログは国会で取り上げられるまでになった。
だが、あれだって、もし匿名でなかったら、あの書き手はかなり実生活に支障を生じていたと思う。
よく、名前を出さずに言うのは卑怯だという物言いが有るが、そんなのは思慮の浅い人間の格好付けに過ぎない。
匿名でなければ絶対に開陳できない事というのは、それが良いか悪いかは置いておいて、人間社会には必ず存在する。
悪い面ばかりではない。匿名の良い面も間違い無く存在する。
では、なぜ一般人はネット上であのような言動を或る程度しているかと言えば、一般人には発言力が無いからである。
だから様々な形で届く言葉を振り絞るし、ワタクシ個人も、その昔は2ちゃんという場で匿名であるからこその、かなり酷い書き込みも、その効果を計算して使っていた事は有る。
しかし著名人がその名前を使いながら書く言葉に、このネット常識は通じない。
何故ならば、著名人はそれだけで、或る程度の発言力を確保できているから。
「小林よしのり」とか「長谷川豊」という、紙や電波媒体で育てて貰った名前を用いるだけで、一般人では有り得ないくらいの多大な関心を、最初から引き寄せる事が出来る。
そして利点には、必ず代償が有る。
その名前の故に、一般人や匿名の書き込みほど、奔放に書く事は許されない。
もう少し正確に書くと、「許せない」と思う人間を多数作り出す可能性が、その名前の大きさと立場に比例して高くなる。
ただでさえ力の有る者が、更に強大な力を振るおうとする時、そこに嫌悪感を抱く者が増えるのは、ワタクシは自然な感情だと思う。
そして、「ネット民」などという特別な人間などいない。
みんな、すぐ隣にいる人たちなのである。だから、
長谷川豊って言い過ぎたよね。
でも、喋りは上手いよね。
だから、仕事まで無くなっちゃったのはちょっとカワイソくない?
応援したくなっちゃったよ。
という人間だって、これから出てくるよ。
そこまでが炎上芸という計算なら、これは物凄いが(笑)。
とにかく、ワタクシは彼の芸は真底から認めているから、本当に勿体ないと思う。
人間、何かを失っても貫くべき事は有るだろう。
だけれど、どうしたって無料ブログなんかそんなわけないし(笑)。
ワタクシはこれからも変わらず、「たまに」読み続けるから(笑)。
取り敢えず、今日の生番組(無料)は有るのかな。
あと1時間だが……
さてさて、どんな顔して出てくるか。
アンチも、応援者も、これは見ないと損だ。
ネット生番組史上、最も旬で生ならではの番組を期待している。
ワタクシも、いつもは見忘れたりするけれど、今日は絶対に見るし、いつも通り軽いコメントも入れるから。