無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

【喧嘩稼業仕合予想】 芝原剛盛 対 関修一郎 を語ってみる

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Gさん(仮名)「本当に芝原と関の戦いになりますかね?」

ごいんきょ「なんだね、藪から棒に」

 

G「ちょっと…と言うか、かなり漫画にし辛いのではないかと」

ご「そんな事ァ無いよ。小林まことの『柔道部物語』なんか、地味な技の掛け合いを迫力出して表現していたではないか」

 

G「小林は柔道部だったんでしょうからねえ。木多は格闘孔明でしょう?」

ご「芝原と関、どちらも体重移動と重心を崩す事に関して神業の持ち主なのだろうからなあ。予想が難しすぎるが、とにかく関は、芝原を投げ飛ばす事に拘るだろう。そして、そこが芝原の狙い目となるはず」

 

G「芝原は陰と陽を行き来できますからね(笑)」

ご「そう。単純思考の陽側をあしらうのは得意だろう。と思わせて、実は関も、この大会の試合を見ていて陰側の思考も警戒するように進歩していると思うけどね」

 

G「文さんの、『関は甘いな』という言葉は引っかけだと」

ご「ああ。だって、よく考えてみろ。関は金田を瞬殺しているんだぞ」

 

G「それは、実力差がそれだけ有ったって事でしょ」

ご「あのなあ。金田が考える実力ってなんだ?」

 

G「え? ああ。そう言えば、金田は関に何も仕掛けなかったんですかね?」

ご「そんなわけないだろ。プロに入るのに、関を破っておけばそれだけ自分の価値も上がるんだから」

 

G「では、関は金田の仕掛けも撥ね除けた上で、あの試合に臨んでいたと」

ご「そのはずだよ。尤も、単に木多が深く考えてなかった可能性も高いが(笑)」

 

G「となると、芝原が関には容易に陰の戦い方が通じると考えているのは、逆を取られる可能性が有ると」

ご「文学が、関が陰の闘いに目覚めたら優勝候補とか言っていたけれど、実は関は、最初から優勝候補だったのだよ。尤も、木多が特に深く考えていない可能性も高いが(笑)」

 

G「では、関が芝原を投げて決まりますかね?」

ご「いや。山本陸、入江無一という伝説の強者と並び称されていた芝原だから、そんなに底は浅くない。関が裏をかいて投げを決めたと思った刹那、その力を逆用した芝原の合気が炸裂するだろう」

 

G「かなり抽象的ですが(笑)、なんとなくわかりました」

ご「関は腕を折られ、柔道家としての生命は終わる。だが、関の目は晴れ晴れとしているよ。合気道という新たな道を見つけたからな」

 

G「川上が日拳に弟子入りしたと思ったら、今度は関が合気道に弟子入りですか。金田は死んでるし、日本柔道の未来は真っ暗じゃないdeathか(苦笑)」

ご「大丈夫。カワタクがいるから」

 

G「あんまり説得力ねェえ~」