無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「世の中コントまみれ…と思ったら」

豊田真由美

Gさん(仮名)「今回、そんなに大きな報道も無いんですが、扱いたいものはやたらに有って選択に迷うのですが、やはり最初はこれですかね(笑)」

 ごいんきょ「これなあ。確かに物凄い衝撃的な声だよな(笑)。ただ、わしは全否定もできんよ」

 

G「これ、何か弁護できます?(苦笑)」

ご「だって、議員秘書って今は高収入職なんだろ。気合い入れて仕事しないと駄目だよね。なのに、議員の支持者を相手に幾つも失策を重ねているわけだろ。そりゃ怒鳴るだろうし、度重なったら手も出るよ。状況がわからないから一概には言えないけれど、音声だけでは全ての判断は下せないな」

 

G「高収入なのは公設秘書だけなんじゃないですかね。それに運転中の手出しは駄目でしょう(苦笑)」

ご「それはね。万一、事故にでもなったらという事を議員が考えないというのは、確かに非常に問題が有る。そこは駄目だな。事故には相手だって有るんだから」

 

G「例えば事務所とかだったら手を上げても仕方無いと?(苦笑)」

ご「そこは簡単に判断は下せないよ。でも、あまりに度重なる不祥事は、殴られても仕方ないやね、男なら。わしなら泣き言は言わないよ。現にそうしてきたしな。

  長谷川豊が炎上した頃、軽く書いた事が有るけれど、わしも相当な修羅場職場を潜ってきたよ。常人なら絶対に耐えられないし、耐える必要も無いというやつを。

  しかし、わしがそれだけの失策を犯した限りは、何も文句は無かったね。それで何も怒られずに相手にされない方がキツイし、耐えられなかったろう。怒るというのは、人間の反応としては正常なものだからな。

  あの声が正常の範囲かと言われれば、それはなかなか肯定できないが(笑)、しかし怒鳴り散らすくらいは当然の反応だよな。ただ、秘書がどんな失策を犯したのかもわからないから、簡単には判断できない」

 

G「でも、あの議員、選りにも選って園遊会でも悶着を起こしていたっていうんですよ」 

ご「う~ん… これはアカンね。やはり特権意識の塊みたいな人間なんだろうなあ。世の中、本当にこういう漫画みたいな人種がいるんやねえ」

 

G「と思ったら、簡単に擁護する議員も出て来ましたし」 

 ご「なんでみんな、こうも脇が甘いのかね。わしみたく状況がわからないって事を前面に出さないで、一方的に擁護できる状況じゃないだろ(苦笑)。

  しかも録音が有り得ないとか言ってることが有り得んよ、わしに言わせれば。どんだけお花畑なんだ、日本の政治家は。

  政治家たるもの、全ての言動が把握されていると心して行動しなければいけない。でないと、いつ何で足をすくわれるかわからんじゃないか。こんな心掛けだから、日本の政治家はコロコロ不祥事を起こすんだよ」

 

 

もり・かけ問題

G「あなたが言ったように、やはり籠池さんは内心、焦っていたんでしょうか(苦笑)」

ご「な? な?(笑)

  やっぱり、最近は加計学園の話ばかりされるんで、ここらで存在感をまた植え付けないとって思ったんだよ(笑)」

 

G「それにしても百万円じゃなくて、二万円ですよね、明らかに(笑)」

ご「途中、よく見せてくれと言われて中身をパラパラとやろうとしたけど、動作が止まってるな(笑)。それに、やたらと束の表裏を見せてるし(笑)」

 

G「先程の報道と言い、なんか笑わせにかかってませんか、この人たち(苦笑)」

ご「これ、菅野完は色んな意味で(あっちゃ~~)と思ってるだろうね(笑)」

 

G「そうですよねぇ。これで籠池さん、言動にいよいよ信憑性が無くなっちゃいましたよ(苦笑)」

ご「そうかと思ったら、昨日は加計問題の方の前川氏も会見しただろ。明らかに籠池潰しだろ(笑)」

 

G「そんなはず無い… とも言い切れなくなってきました、最近(苦笑)。みんな笑わせにかかっているのかも(苦笑)」

ご「だって、内容なんか殆ど自分が週刊誌で喋り済みの事ばかりだろ。籠池氏が出番を取り返しに来たんで、そうはさせるかと出て来たんだろ(笑)」

 

G「流石にそれは無いと思いますけどね(苦笑)。でも、本当に目新しい内容は無くて。小林麻央さんの報道の邪魔でしたね(笑)」

ご「これ、もり・かけ戦争だよ(笑)。どちらが注目を集めながら安倍政権に打撃を与えられるかという、意地の張り合いになってるよ(笑)」

 

G「そろそろ夏場だというので、もり側が物凄い巻き返しに来ましたよね。ただ、嘲笑の対象としてというのがアレですが(苦笑)」

  

 

メタンハイドレート

G「日本浮上の鍵を握ると思われていた新資源のメタンハイドレートに関して、こんな話が入りました」

ご「やっぱりアメリカが噛んできたか」

 

G「そうなると思ってたって事ですか」

ご「ああ。いつか絶対になるとは思っていたよ。アメリカが指をくわえて放っておくわけがない。日本が資源を独自に得られるようになったら、真の独立国への扉が開くからな。そんなもの、絶対に放っておくはずが無い、盆暗でなければ」

 

G「でも、インドも入ってくるようですね」

ご「中国との海洋・資源闘争は既に前哨的に始まってはいるが、メタンハイドレートが実用化すれば、それは益々激烈なものとなるだろうからな。対中国の切り札として、この二国を抜擢したという感じじゃないか?」

 

 

 皇太子殿下 

G「なんかギスギスしたり呆れたりという感じの話が続いたので、最後に、微笑ましいと言って良いのかどうか、皇太子殿下のお話ですが」

ご「これな、初めて見聞した時は驚いたけど、これが皇太子殿下なりの”次代の天皇像”の模索なのだろうな」

 

G「ああ、そうなんですかね?」

ご「少し前に、”全身全霊”で取り組んでいくと仰っただろ」

 

G「今上陛下が、被災地で膝を折って庶民と接せられたような感じなのでしょうか」

ご「こういう姿が”天皇像”としてどうかという話は、きっと出るだろう。わしは今上陛下が膝を付けて下々と接せられたお姿を拝見した時、正直に言って、非常なる衝撃を受けた。悪い意味でな。

  その辺の話は本格的にすると少々長くなりそうだから省くが、いずれにせよ、今上陛下はあのようなお姿が卑賤にならぬような、真に神々しいまでの生き方をされていらっしゃったから、今となっては、あのようなお姿も受け入れられるわけだ、わしには。

  そして、あの八八勅語で『全身全霊』というお言葉を耳にした時に、それこそ背筋に電気が通るような衝撃、これは勿論、良い意味でのだが、衝撃を受けたものだ」

 

G「”全身全霊”という語句を、生の言葉の中で聞く事が有るとは思いませんでしたものね」

ご「使えないよ、全身全霊なんて言葉、普通の人間には。

  だが、改めて考えれば今上陛下の天皇としてのお取り組みは、そう表現されても誰人も否定のしようのないお姿であらせられたよな。

  恐らく、怖れながら皇太子殿下もそのような衝撃をお受けになったのではないだろうか。そして、殿下が”全身全霊”というお言葉をお使いになられた時に、わしはまた衝撃を受けた。胸が熱くなったね。

  ”全身全霊”の生き方の重みを、誰より身近でご覧になってきた方が、その言葉をお使いになる。次代の天皇も徳を感じさせて下さる事、疑い無いではないか」

 

G「そうですね。本当に新帝誕生が楽しみになりました」

ご「そして、いつの日にか、決してお急ぎになる必要の無いいつの日にか、次代の皇后陛下も本来の外交力を発揮して下さる日が来たらん事を夢見ているよ」