無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

酒とバカラの日々「ブラックニッカ アロマティック & バランタイン ハード・ファイヤード 発売」

競馬

第156回 天皇賞(秋)

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 キタサン、クラウンは良いとして、3着が…。

 でも、キタサンとクラウンを盤石と信じていれば、ワタクシなら拾えた馬だった。 

 何故、盤石と信じられなかったかと言えば、もちろん悪天だったからだ。

 しかし、好天なら順当な3着が来て、倍率も低かったかもしれない。

 確かな事は、また負けた、また拾えなかったという事だ。

 

 

ブラックニッカ アロマティック 発売

 ブレンダーズスピリット、クロスオーバーに続き、またも出るブラックニッカの限定品。

 その名も、アロマティック。

 名前からして、かなり香り立つ感じなのだろう。なかなか楽しみだ。

 11月21日発売との事。 

ブラックニッカ アロマティック 瓶 700ml

ブラックニッカ アロマティック 瓶 700ml

 

 

 

バランタイン ハードファイヤード 

 バランタインとしては珍しい新酒。なんか、この上の級でも新しいのが出ているが、取り敢えずはこちらを。

 バランタインと言えば、ワタクシにとっては大人しい酒という感じなのだが、”ハード”と名付いたのはらしくない気も。

 値段からすると12年とどっこいなので、そのくらいは飲める酒でないと困る。

 キャップが、チャーされた樽を思わせるデザインなのもツボ。

 

 さて、まずは香りだが、なるほど、チャーした感じで、バニラ風味がわかりやすい。

 そこで味わってみると…。

 うん! ワタクシなんかは、バランタインは大人しすぎて良さがもう一つ掴めなかったが、これは強勢部が出来ていてわかりやすい美味さになっている。

 バランタインの良さを、風味を際立たせて一般受けさせた感じというか。これは好きだな。

 

挿しす世相史「チクロ全面禁止」

 昭和44年10月29日(水)午後、食品衛生調査会と中央薬事審議会が東京・渋谷の食品衛生センターで会合を開き、チクロの毒性、禁止措置などについて時の厚生大臣に答申しました。

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 内容としましては、先に全面禁止となったアメリカの実験データなどを評価し、”チクロは発がん性の疑いが非常に強い”と結論を下し、速やかな禁止を促しています。

 これを受けて厚生省では、事務手続き等の猶予を設けて11月10日からの全面禁止を決定。

 既に製品化されている物については3~4ヶ月の猶予期間を置き、全量回収・廃棄という内容で通達しています。

 

 この件は当時の子供達の間でもかなりの話題となり、”チクロ”という名称は、この時代を子供として過ごした人間には忘れられない甘味料となっています。

 

*1:昭和44年10月30日付読売新聞

恥痴呆談「緑のたぬきの術が解けた」

Gさん(仮名)「選挙の総括ですけど」

ごいんきょ「今回の選挙で総括されるべきは、偏に前原誠司の愚かさだな。そもそも、永田メール事件で適性の無さがハッキリと露呈していたあんなのを選んだ連中も大概だが」

 

G「前原さんは何がしたかったんですかね?」

ご「そりゃ、野党を一本化して自民党と対峙すべきだと思ったんだろう。善意で解釈すればな(笑)。

  それにしてはお粗末な帰結で、結果的には民進党を瓦解させる事が目的だったのかとしか思えない。流石はアメリカ様の狗やねと、わしなんかは思うが(笑)」

 

G「小池さんと話を煮詰めてなかったんでしょうか?」

ご「そんな事ある? 大人の政党党首同士の話し合いで。

  どれだけ頭からっぽだとそんな失態を犯せるんだよ(笑)」

 

G「結果的にですけど、小池さんの”排除”、”更々”発言を引き出して、希望の党も瓦解させる事に成功しましたね(苦笑)」

ご「クラッシャー前原の名を進呈するよ(笑)。これまで政治史上、党の結合をまとめ上げて名を残した政治家はいたよ。三木武吉とか、或いは小沢一郎なんかもそうだろう。

  だけど、二つの政党を一度にぶち壊したなんてクラッシャー、彼が史上初で、おそらく最後だろうな(笑)」

 

G「小池さんに関してはどうですか?」

ご「いま名前を挙げたような、仲介役、政界寝業師と言われる人間が居なくなってしまったのが大きかったな。小選挙区制になって、政治家の器も小さくなってしまった。

  小池百合子は、国政政党の党首の器ではないんだよ。なんで自分で気付かないかな。周りに全盛期の小沢一郎並の豪腕や、三木武吉金丸信のような寝業師がいないと、とても務まらないよ」

 

G「今回も、立候補するかどうかで結構な逡巡が有りましたね」

ご「だから政界寝業師のような男が居て、きちんとした絵が描けていたら、小池を立候補へ押し出せたろう。或いは、今回は見送らせて、次の選挙までしっかりと準備させていたろう」

 

G「どちらにすべきだったんでしょうか」

ご「それは難しいな。安倍晋三はかなり疑念を抱かれているから、小池が決断して”初の女性総理を!”と立候補していたら、結構いい線いっていた可能性も有る。

  ただ、ハードルはかなり高いよ。野党を”小池首相”でまとめないといけないし、都知事の方も上手く処理しないといけないし。何よりも、女性が自ら”私を総理にして下さい”というやり方では上手く行かない。レディーファーストを気取っていたアメリカですら、そこまで行ってないんだ。

  やはり”小池首相”へと周りを、いや本人をもだな、盛り上げられる寝業師の存在が不可欠だったな」

 

G「では、ここは待って次の選挙から活動すべきだったんでしょうか」

ご「その方が確実ではあったろうな。

  とにかく一番いけなかったのは、中途半端にやってしまった事だ。ゴー!と決断したなら都知事なんかスッパリ辞めて、総理大臣へと照準を絞るべきだった。それには野党を大同団結させるしか無かった。それが決断できないのなら、待つしか無かった。待って体制を十分に整えるしか無かった。

  わしは、こここそが小池百合子の器だと、つくづくと思うのよ。同じじゃない、五輪に関しても豊洲に関しても。何も決断できずにズルズルと時間だけ引き延ばして、最悪の結論に辿り着くというのが。

  わしはそれらで見切っていたから、何も期待していなかった。でも、他の一般国民もそれらで思い知ったろうと思っていたが、意外とそうでもなかったのね。まあ今度こそわかったろうけど。緑のたぬきも、もう惑わせられないだろう(笑)」

 

G「なるほど~。小池さんは党首の器ではないというのがわかった気がします」

ご「ま、前原と小池という二大クラッシャーや、他にも嘘つき増税男の野田とか、ひた隠し二重国籍蓮舫とかが要職を歴任してるんだもの。そら自民党安倍晋三も安泰だわな(笑)」

 

 

テレビ主題歌音盤史 ~子供向けドラマ編~(23)

昭和45年

 

 

ケンちゃんトコちゃん

 宮脇康之主演ケンちゃんシリーズの一作で、『ジャンケンケンちゃん』に続く作品となります。

 この作品で初めてケンちゃんに妹ができ、佐久間真由美が演じました。

 役の本来の名は”ともこ”なのですが、ケンちゃんのあとをトコトコと付いていく事からトコちゃんと呼ばれる設定です。

 

 佐久間真由美は、劇団いろは所属の当時5歳。その年から幼稚園という幼さながら、出演作は既に豊富。

 昭和43年『三人の母』を皮切りに、『七人の刑事』『どっきり花嫁』『新妻鏡』『肝っ玉かあさん』『白い十字架』等々に出演経験が有り、はや中堅クラスの趣でした。

 

 音盤は東芝の独占です。

 東芝は宮脇康之を抑えて、この後しばらく、このシリーズのテレビオリジナル音盤を独占する事となります。

 

 

チビラくん

 『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の第一期ウルトラシリーズが終わった円谷プロが、新たな番組型として短い時間で帯番組として昼間に放送する事となる、その嚆矢となります。

 この番組は月曜から土曜の朝8:05~08:20の15分番組として放送され、一週間で一話完結の話でした。

 

 内容は、怪獣の街を舞台に、チビラくん一家のハッタル家とゴルバ一家など怪獣たちが繰り広げるドラマ。

 この頃、円谷プロの帯番組は『ウルトラファイト』や『レッドマン』などと続いていく事になりますが、この手の怪獣アトラクション番組の先駆けとなりました。

 

 音盤は、キングレコード朝日ソノラマソノシートが出ています。

 それらには主題歌”チビラくん”とゴルバという人物の歌が収録されましたが、キングはその他にガキンコとポチポチの歌も作り、その2曲を組み合わせた盤、更には4曲全てを収めたEP盤も出しています。

 

 

ジャングルプリンス

 元々の企画は昭和40年で、テレビ化を前提に集英社の少年ブックで一年間連載され、昭和41年暮れには”近く放送開始”と、クランクインの新聞記事も載りました。

 内容は、イサムという南洋の孤島に住む少年が、ファイヤーストーンを巡って世界的陰謀団と戦うというもので、彼と、彼の意に従うゴリラのロボラが怪獣や魔神と戦うといったものだったようです。

 

 しかし、何故か放映は見送られ、テレビが白黒時代と見切りを付けた昭和45年になって行われた白黒作品在庫一掃セールのような動きの一つとして、朝の時間帯に帯で毎日放送されるというお披露目となりました。

 そのため、その存在を知っていた人間は非常に少なく、更には再放送も無かったために幻の作品となってしまいました。

 

 音盤は、ビクターが本来の放映予定当時の昭和41年暮れに、レコードとシートの両方で発売したようです。

 当然、その頃に買った人は殆どいないでしょうし、実際の放映時の昭和45年には既に廃盤だった可能性が高く、しかも前期のような事情で実際の視聴者も少なかったので、その当時に店で購入したという人は殆どいないのでは無いでしょうか。

 

 

昭和唱和ショー「雨漏り」

Gさん(仮名)「ここのとこ、結構な量の雨が降ってますよねえ。という事で思いついたお題なんですよ」

ごいんきょ「なるほどな。そう言えば、雨漏りのする家というのも、昭和時代の遺物かな」

 

G「昭和時代の貧乏な家と言えば、雨漏りですよねえ(笑)」

ご「そうそう。テレビでも漫画でも、色んな描写で散見してたなあ。雨が降ると天井から雨漏りして、そこに空き缶や洗面器を置く。するとピッチャンピッチャン音がして、そのうち音楽を奏でだすみたいな(笑)」

 

G「実際に、その頃の家は雨漏りしてたんでしょうか」

ご「いやあ、わしの子供の頃の家も結構な安普請だったけれど、雨漏りは無かった気がするなあ。洗面器というと思い出すのは、酔っ払った親父だよ」

 

G「うえっ。詳しい説明は要りませんよ(苦笑)」

ご「ただ、昭和も40年代に入るとそういう家は普通には見かけなくなったと思うけど、それ以前は実際に有ったようなのね」

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G「それも都営住宅ですか(苦笑)。それにしても、”バラック”という言葉も昭和語でしょうねえ」

 ご「お、いいね。次回は”バラック”で行くか(笑)。

  結局、昭和2、30年代は木造の家がまだ多かったし、しかも戦後の焼け野原から急拵えで造ったようなのも多かったろうからな。それで雨漏りする家が散見されたんだと思う」

 

 

*1:昭和28年4月4日付読売新聞

山尾志桜里の当選は陰謀によるものか?

Gさん(仮名)「スキャンダルにもめげず辛勝した山尾志桜里さんですが、それが陰謀によるものではないかと炎上中なんですよね」

ごいんきょ「炎上案件ってそもそも程度が低い内容なんだけど、今週は特に程度の低い内容ばかりで、どれも扱いたくないんだよね、本来は。

  その中で、村本は正常な人間ではないし、堀江はただの馬鹿だし、それらに比べれば、まあこれかなと」

 

G「どこの村本さんや堀江さんですか(苦笑)。って、答えなくて良いですよ(苦笑)。

  で、これに関してはどうなんですか」

ご「どうって、答えは出てるじゃない。珍しい事ではないんだろ、4%くらいの無効票は」

 

G「あれだけ世間から叩かれていた山尾さんが当選するのはおかしいって事でしょうか」

ご「確かに、よく当選したなとは思うけどな。やはり決定的な写真とか証言が無かった事が幸いしたのかもな。嘘もつき通せば真実になるってやつかな。政治家に要求される資質かもしれんね」

 

G「皮肉なんですか、それ(苦笑)」

ご「皮肉半分、本気半分だよ。あれだけ図太ければ、ちっとやそっとの事では動じないかもしれない。泣かなかったのもいいな。

  初の女性総理大臣の座を、小池百合子と競う人材になりつつあるかもしれない。わしは支持しないがね。でも、小池よりは政治家の素質は有りそうだ」

 

G「小池さんは、もう駄目なんじゃないですか?(苦笑)」

ご「ま、小池に関しては土曜の恥痴呆談で総括するけど。

  結局、不倫なんてさ、他人を攻撃する口実としては弱いのよ。だって、大概の大人は自分だって思い当たる節が有るから(笑)」

 

G「宮崎謙介さんも選挙出てれば受かりましたかね?」

ご「あれは奥さんの妊娠中とか、二股とか、議員でありながら育児休暇を真っ先に取ろうとしたとか、叩き所が一つでは無かったからな」

 

G「山尾さんも”日本死ね”が有りましたけど」

ご「あれって、女性にはそんなに嫌がられてないだろ。山尾本人が言ったわけでもないしさ。

  今の女性って、意外と不倫にも寛容なんだよ。何故かって、先にも言ったように、自分にも思い当たる節が有るから(笑)。時代は変わったよ」

 

 

【喧嘩稼業仕合予想】 金隆山康隆 対 入江文学 を予想する

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Gさん(仮名)「いや~、実に久々の対戦結果予想ですね」

ごいんきょ「実は当初は、全組合せの予想をしようと思っていたのよ」

 

G「全組合せって、決勝までという事ですね」

ご「いやいや。それは当然として、実現しなかった敗者同士の対戦まで。トーナメント表では実現しない組合せまで含めて」

 

G「ああ。リーグ戦みたいに予想しようとしてたんですか」

ご「そうそう。でも途中で飽きちゃった(笑)」

 

G「だけど、ここで一番根強い人気が有る記事が、対戦予想なんですよね」

ご「わしだけでなく、喧稼ファン誰もが、頭の中で想像して愉しんでいる部分は有るだろうからな。そういう自分の想像を刺激される愉しみが有るのかもしれんね」

 

G「あなたが勝つと予想した桜井も川口も負けたものですから、文さんと金隆山の対戦は予想してなかったんですね。ついでに言えば梶原さんも負けました」

ご「主人公の十兵衛を除けば、反対率十割か。凄いな」

 

G「なんすか、反対率って?(苦笑) 連対率っていうのは有りますが(笑)」

ご「金隆山対文学だが、先週も言った通り、魔神・金隆山には川口の蹴りですら通じない。文学の蹴りなんか効かないよ。しかも片腕が使えない。勝てる訳が無い。従って文学は死ぬ」

 

G「もう少し具体的に予想してみて下さいよ」

ご「そのままだよ。文学は父譲りの足金剛で金隆山を斃そうとするが、金隆山の鋼の体には効かない。

  そのまま足を取られ、足首を折られて片足も使えなくなる」

 

G「梶原さんと同じ状態ですね(苦笑)」

ご「正にそう。それを見て梶原がクククと笑う」

 

G「自分が折らないと嬉しくはないんじゃないですか?」

ご「いや、単純に、自分と同じ境遇になった事が因縁的で滑稽に感じたんだな。

  金隆山はギブアップを待つが、勿論、文学はタオルなど投げない。そして足首を折られた右足で蹴ろうとする」

 

G「一回戦に続いて、また痛々しいですね」

ご「金隆山は読んでいた、文学の思考を。

  折った右からの蹴りは封じたと自分が考えているだろうと、裏を掻いて折れた右足で蹴ってくる事を」

 

G「わかりづらいすね(苦笑)。要するに、折れた脚で文さんが蹴る事はできなくなったと金隆山は考えているだろうと文さんが裏を掻いて蹴ってくる事を金隆山は予想してたという事ですね」

ご「更にわかりづらいわ!(苦笑)

  だが、文学は更にその裏を掻いた。折れた方の脚で蹴ると見せかけたのはフェイントで、その脚を下ろすや、反動も使って反対の脚で思い切り蹴り金剛を狙った」

 

G「おぉ!」

ご「つまり、足首が折れていても脛や膝で蹴る事は可能なわけで、金隆山はそのくらいは警戒していて当然。

  だが、足首が折れた脚を軸足には使えないと考え、反対の脚で蹴ってくる事までは予想していないだろうという読みだな」

 

G「なかなか読み合いますね」

ご「折れた腕で打撃を行った文学だから、折れた足首を軸足に使う事も当然可能。そして見事に金隆山の裏を掻き、足金剛炸裂!」

 

G「文さん勝ちじゃないですか」

ご「んなわけねえだろ。金隆山には金剛は通じないと言ったじゃないか」

 

G「あれ?(苦笑)」

ご「もう片足も取られて、足首を折られる」

 

G「歩けないじゃないすか(苦笑)」

ご「今度こそ、カワタクはタオルを投げようとする。だが勿論、文学は拒む」

 

G「まだ何か手段が有るんですか」

ご「文学は、散々歩けないような素振りを演じ、金隆山を油断させた後で、いきなり両脚を使って飛び上がる」

 

G「今度は何をするんです?」

ご「頭突きだ! まさかの頭突き金剛が金隆山を襲ったのだ!」

 

G「頭突きなら効くんですか?」

ご「いや、勿論、金隆山には効かない。首を取られてしまう」

 

G「え……?」

ご「場内は悲鳴に包まれる。テレビを見ているルー厄充らも冷や汗を流す」

 

G「横綱ですもんね。首は折らないですよね…」

ご「誰もがそう考えたかった。そう考えて安心したかった。

  だが、心の奥底では誰もが怖れていた。金隆山に潜む魔性を。川口の脚を真っ二つにしようとした非情さを」

 

G「まさかね…」

ご「金隆山はギブアップを促す。入江にも、カワタクにも。

  カワタクは当然、タオルを投げようとする。だが入江文学はこう言うのだ。富田流を継ぐ男として、士として、死ぬ事より怖じけて生きる事の方が耐えがたいと。後は十兵衛が居る、十兵衛を頼むぞと。

  文学の決死の訴えに、カワタクはタオルを収め、金隆山は静かに首を極めたまま文学を倒した。

  ”極め倒し”」

 

G「おぉ、決まり手まで(笑)」

ご「かくして入江文学は死に、カワタクから文学と田島の因縁を聞かされた十兵衛は、涙の中で優勝を誓うのだ」

 

G(わざと外しにかかってるだろ、コイツ……)