恥痴呆談「ホンモノ同士のツバの掛け合い」
Gさん(仮名)「なんだか北朝鮮とアメリカ…と言うかトランプ大統領が、また言葉の応酬をしてますねえ」
ご「ホンモノ同士だからさ。片方が”バーカ カーバ チンドン屋”と言ったもんだから、片方が”お前の母さんデーベーソー”と言い返したって話だろ」
G「いや(苦笑)、かなり違うでしょう(苦笑)」
ご「似たようなもんだよ。ま、そういう連中よりは力が有るから、これか。”オウ コラ 何ガンたれとんじゃ”と言われたから、”あ? 吐いたツバ飲まんとけよ”と言い返したって話だろ」
G「三昔前のヤンキー高校生じゃないですよ(苦笑)。国際社会は緊張してるんですから」
ご「ん? 隣の韓国は全然緊張してないらしいけど(笑)」
G「え~。でも、一触即発でしょ?」
ご「まあなあ。どちらもホンモノだから、ついボタンに手を掛けるって可能性は有るよな。ただ、その瞬間に北の体制は終わるからね」
G「でも、その場合は中国が出張ってくるようですよ。第二次朝鮮戦争不可避って話ですが」
ご「アメリカが先に手を出したらな。北が先に手を出したら、中立になるって言ってるじゃない」
G「”中立”という事は、北に理が有ると判断したら参戦するって事ですよね。北の体制転換は、中国にとっては絶対に避けなければならない事ですから」
ご「中国がこんな表明をしたのは、マティス国防長官がズバリ、北の体制に触れる発言をしたからだな、確かに」
G「ですよね。それまで中国は、少なくとも表向きはアメリカの意を汲む姿勢だったのが、急に反発的な記事が出ましたもんね」
ご「中国の新聞っていうのは要するに、共産党機関紙だからな。党の方針と正反対の事が大々的に載る事は無いから、マティス発言に対する反発姿勢というのは間違い無いわな。
そりゃそうだ。あのアメリカと戦火を交えてまでして確保した政治的緩衝地帯を、アメリカが奪うって取れる発言をしたわけだから、これは中国共産党は絶対に見逃さないね。絶対に否定する発言をしないといけない部分、これは」
G「中国はアメリカと一戦交える気が有りますかね?」
ご「基本的には無いだろうけど、そういう機になったら奴らはやるよ。ただ、その場合はインドも黙ってないだろうけどな」
G「そうなんですよね。インドと中国の国境紛争も長年のお約束ですけど、またキナ臭くなってるんですよね」
ご「そりゃそうだろ。日本海側がこんだけ緊張してるんだから、わしがインドの指導者でも隙を突きたくなるわ(笑)」
G「中国としては両端で始まっちゃったら、かなり不利になるんじゃないですか」
ご「だから日米はインドと提携しながらやっているわけだけど、その場合はパキスタンも黙っていないだろうな」
G「ああ、そうそう。インドとパキスタンの紛争も長年のお約束ですもんね。中国とパキスタンが組んでくるのは避けられないでしょうね。
って、世界大戦じゃないですか!(苦笑)」
ご「最悪の方向に駒が倒れ続けていけばな。大戦への将棋倒しだけど、間に連鎖回避の止め駒を挟んであるはずだからね、各国同士で。
ま、トランプとか金正恩とかはホンモノだから、止め駒をどけてしまうように動くかもしれないけど(笑)」
G「そういう怖さを感じますよねぇ。特に北朝鮮には」
ご「まあ大丈夫だよ、まだ」
G「まだ?(苦笑)」
ご「前にも書いたけど、早くても来年だから。
つか、来年になっても変わらず唾を吐き合い続けている可能性が高いね。トランプが大統領でいられたらの話だけど(笑)」
G「そこも有るんですよね(笑)。
でも、そうこうするうちに北朝鮮がアメリカを完全に核攻撃の対象にできてしまうんじゃ…」
ご「いや、早晩そうなるって。どこも北の核保有を責める資格なんか無いんだから。
我々日本人が考えるべき事は、日本の独立自尊を維持するために、如何にすべきかって事だからな。北の核保有を責めるよりは、では、こちらも持たせてもらいますと中国やアメリカを説得した方がいい。
当然、一筋縄ではいかないし、最低限、その覚悟を国民一体で持たなければ、絶対に説得なんか出来ないが。
安倍はあんな戦後レジームの完成を目指す改憲案なんかすぐに引っ込めて、そちらの方向で動いた方が良いよ」
G「今の時点じゃ、そんなの絶対に女性票が減りますよ。
世の中、みんなが貴方みたいなネトキョクウじゃないんだから(苦笑)」