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無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

昭和テレビ特別寄稿

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(19)

レコードという大量生産・長期保存可能な記録媒体の登場により、大衆の口ずさむ、所謂ヒット曲というものが、数多く生み出される事となりました。 そして大正末期にラジオという電波媒体が登場すると、この革命的な二つの媒体は、非常な親和性を発揮する事と…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(18)

引き続き昭和40年のテレビまんが音盤を見ていきます。 『ハッスルパンチ』は東映動画作品ですので、朝日ソノラマで独占済み。 そして最後、12月に始まったNTV系初の国産テレビまんが『戦え!オスパー』も、『ジャングル大帝』とはまた違った形で、テレビ…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(17)

50年も昔の回想ですから、橋本一郎の著書には、事実検証を行うと些か整合性の取れない部分が散見されます。これは仕方の無い事であり、確実な証拠が有る場合は、あくまでもそちらを基に、橋本の証言を解釈していく必要が有ります。 前回のオバQ副主題歌の話…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(16)

引き続き昭和40年のテレビまんが音盤を見ていきます。 『怪盗プライド』は、オープニングの形態が不明ながら、おそらく主題歌は無かったと思われます。ワタクシの記憶でも、いきなり本編から始まっていた事しか覚えていません。 『遊星少年パピイ』は、朝日…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(15)

引き続き昭和40年のテレビまんが音盤事情を見ていきます。 『宇宙パトロール ホッパ』は東映動画制作ですから、朝日ソノプレスが独占契約済み。 『ドルフィン王子』は主題歌が有ったのかも不明ですが、いずれにせよ全3回という短期放送でしたので、当時とし…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(14)

昭和40年のテレビまんが新作は、1月7日放映開始の『スーパージェッター』に始まりました。そして、この『スーパージェッター』の音盤から、朝日ソノプレスの独占体制が崩れる事になります。 正に昭和40年代の始まりが、テレビまんが音盤の新たな時代の幕開…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(13)

昭和40年までに制作された国産テレビまんがを放送開始順に挙げてみます。 昭和38年 鉄腕アトム 鉄人28号 エイトマン 狼少年ケン 昭和39年 〇戦はやと 少年忍者 風のフジ丸 ビッグX 昭和40年 スーパージェッター 宇宙パトロール ホッパ ドルフィン王子 宇宙…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(12)

鉄腕アトムがテレビまんがとして登場する事になった昭和38年。 そのテレビまんが元年に誕生した作品は、大人向けの『仙人部落』を除くと、アトム、鉄人28号、エイトマン、そして『狼少年ケン』の、わずか4作でした。 アトム音盤化で手塚との関係が構築され…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(11)

渡辺プロと東芝レコード 渡辺プロダクションは、日本の芸能界で数々の新しい商慣行を定着させた所でした。 そもそも芸能プロダクションとして老舗のような存在でありますが、「月給制」と呼ばれた、歌手の収入を一定額保障する制度によって、その地位を築い…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(10)

ともあれ、朝日ソノプレス(後の朝日ソノラマ)の橋本一郎は鉄腕アトムの音盤に関し、独占という形で虫プロと契約を交わす事に成功しました。 それから多少の難産は経験したものの無事に発売まで漕ぎ着け、発売日は11月15日でした(奥付は12月15日表記)。 …

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(9)

この連載の第一回でワタクシが提示した二つの謎のうち、第一の謎に関してなかなか有効な同時代資料を見つける事が出来たため、取り敢えずの結論を提示する事が出来ました。 第一の謎は、放送開始当初には曲のみで流されていたアトム主題曲に、詞が付いて歌わ…

朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(8)

高井達雄は、昭和52年の『虫プロダクション資料集』(虫プロ発行の書店非売本)で、歌詞が出来た経緯を次のように紹介しました。 アメリカへサンプルを送ったら、英語の歌詞がついてきたので、あわてて谷川俊太郎さんにお願いして、2ヶ月位あとに歌詞ができ…