名言よせあつめ 漫画編 その1
俺ぁ”持田さんリョウ”っつーんだ
「リョウ、よろしく頼むぜ」
「俺ぁテメーのダチでも何でもねーんだから気安く呼ぶなよ」
「あ…そーか? 悪いな、苗字知らねーもんだから」
「俺か? 俺ぁ”持田さんリョウ”っつーんだ」
「”持田さん”?」
「おう。苗字が”持田さん”で名前が”リョウ”だ。
呼んでみろよ。呼び捨てでいーぜ」
BE?BOP?HIGHSCHOOL(10) (ヤングマガジンコミックス)
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中学生離れした強さでヒロシをも苦しめたリョウ。
フラフラした腰で、自分でおっ始めた喧嘩からいち早く抜けて、相手側に寝返ったカブとの挨拶の場面。
そんなイモ引きと組んでも何にもならないと、徹底的にカブをナメての台詞。
俺にゃ友達なんていねーよ いるのは手下と敵だけさ
「けど友達放っといていーの?」
「俺にゃ友達なんていねーよ。いるのは手下と敵だけさ」
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女日照りでイラつくヒロシを扱いあぐねるトオルとノブオ。
僻んで二人に絡み出したヒロシが、後輩のノブオに、通りがかった女二人組を先輩のために連れてこいと命じる。
ノブオは腹立ち紛れに適当に声を掛けていると、後ろにヒロシの姿が。
ヒロシはそのままクドきに入り、女二人を上手く連れて行ってしまう。
その時、残されたトオルとノブオを案じての女の言葉に対して、ヒロシがダチと後輩を称して放った言葉。
お前らがやってるのはボクシングじゃなくてボクササイズ
「俺はお前と違って世界を獲っている」
「世界って、聞いているこっちが恥ずかしくなるぜ。
ボクシングの世界王者ってのはヘビー級チャンピオンの事。
お前らコロボックルがやってるのはボクササイズ。
格闘家は強くなるために体を大きくしようとするものだが、コロボックルどもは弱くなるのに体重を減らして、弱いヤツ相手に勝って王者とか言ってるわけだろ。
日本にいたとき思ってたのよ。『今回は減量がきつかっただけに頑張りたいです』 。これって訳すと『自分は弱いんで より弱いヤツ相手じゃないと勝てないんで頑張って痩せました』って事だろ」
『喧嘩商売』『喧嘩稼業』ファンにはよく知られた名言。
元ボクシング世界チャンピオンから総合格闘技に転向し、十兵衛の戦友である高野と闘い敗れたデビル塚山の控え室に、空手家の高野から蹴りを吸収するため襲おうとした最強ヘビー級ボクサーの石橋強が間違えて闖入。
当初は襲うつもりなど全く無かったデビルとの舌戦が始まる場面。
ボクサーが減量に苦しむのって、自分も確かに昔から違和感を持っていて、体重が増えたら上の階級に行けばいいわけじゃないの?なんて単純に考えていた。
ま、そんな単純な事ではないのだろうけれど、石橋の考え方にも一理は有るだろう。