無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

酒とバカラの日々「氷結」

競馬

第55回 アルゼンチン共和国杯

f:id:sammadaisensei:20171106233147j:plain

 今回はバッチリとハマった。実に久しぶり。

 7番、ソールインパクトが連に絡んでくるというのはバッチリと読んでいて、最も中心的に買っている。

 それに1,4,11という人気馬を絡めてみたという買い方で、無事に二番手に買ったのが当たり、非常に久々の実入りとなった。

 

 しかし、意外と安いな~。

 1、4が割と人気あったとはいえ、11のアルバートが結構な対抗馬として人気高かったのに4着へ消えたというのに、3000円か~。

 焼け石に水って感じだな。外れるよりははるかにいいけれど。

 

 

氷結 

 親父が来る度に、美味そうに飲んでいるので、少しだけ気になっていたのだが。

 でも、どうせ飲み易い、ジュースみたいな味だろうとタカを括っていて、自分で買う気にはならず。

 今回、お客さんから一本だけ貰ったので、いよいよ試しに飲んでみる事が出来る。

 シチリア産レモン味。

 

 いや~、確かに美味いわ。異常に飲み易いし。

 とてもではないが、アルコールを飲んでいるという感覚ではないね。

 逆に言うと、アルコールを愉しみたいワタクシのような人間には、物足りないものが有る。

 飲み応えが無い。

 

 こりゃ女子供の飲み物だな。って、子供は駄目か。

 こんなのを好んで飲むようになるなんて、親父も年を取ったという事なんだよな。

 ワタクシもいずれは、ウヰスキーが厳しく感じるようになるのだろうか。そうなったとしても、その時はウヰスキーをロックで飲むだろう。

 これはこれで確かに美味いけれど、”酒”としてはとても飲めないな、ワタクシは。

 

挿しす世相史「美空ひばりと小林旭が結婚式を挙げる」

 昭和37年11月5日(月)15時、歌手の美空ひばりと俳優の小林旭という、超大型の芸能人同志が結婚式を挙げました。

f:id:sammadaisensei:20171105200453j:plain*1

 

 仲人は、なんと小林旭が所属していた日活の社長 御自ら。出席者五百人、費用二千五百万(現在の三億円程度の価値は有るか?)という、破格の挙式となりました。

 しかし、それも当然の話で、美空ひばりと言えば現在までの日本芸能史上でも、不動の一位を占めるのではないかという、時代を、日本を代表した大歌手であり、相手の小林旭も、石原裕次郎と共に日活アクション映画を盛り上げた、大人気俳優でした。

 

 そうした二人の式は、現在であれば通常のニュース報道、新聞紙上でも非常に大きく扱われるはずですが、当時は”報道”と”芸能”は明確に区別されており、一般紙が芸能人の私的な事を報じるという事は、通常では有り得ない事でした。

 これはベタ記事と呼ばれるものに過ぎませんが、それですら、読売という一般紙で芸能人の結婚が報じられるという事は、かなり特別な話だったのです。

 

 

*1:昭和37年11月6日付読売新聞

恥痴呆談「トランプによる Remember Pearl Harbor ツイート」

Gさん(仮名)「いよいよトランプ大統領が来日する訳ですが、それに先だって『リメンバー・パールハーバー』とツイートしたと話題なんですが」

ご「ああ、これ、他ならぬ安倍晋三がアメリカで合い言葉にしてたじゃない」

私たち日本人の子供たち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子供たちが、またその子供たち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います。

 

It is my wish that our Japanese children, and President Obama, your American children, and indeed their children and grandchildren, and people all around the world, will continue to remember Pearl Harbor as the symbol of reconciliation.

(太字=ブログ作者)

 

 

 G「あ、本当だ。官邸での日本語発表では”リメンバー”の文字が削られてますけど、英語表記ではハッキリと『”リメンバー・パールハーバー”を和解の象徴とする事を願います』って書いてますね」

ご「そこが如何にもの官僚表記でな。”remember”を”記憶する”という意味で使って、”パールハーバーを和解の象徴として記憶し続ける”と日本語訳を載せているけど。

  でも、アメリカでは”Remember Pearl Harbor”という、”日本軍の卑怯さを忘れるな”といった意味の合い言葉が使われていたわけだろ。だから、”Remember Pearl Harbor”という言葉の意味をも、和解の象徴としてしまおうという意図が有ったのだろう」

 

G「なるほど。すると、トランプ大統領が行ったツイートはどういう意味なんでしょう?」

ご「アメリカの、自身の支持層には、”俺は真珠湾を忘れてないぜ”という姿勢を堅持しつつ、安倍にも、”アンタの路線で行くぜ”という言い訳が出来るような感じを狙ったんだろうな(笑)」

 

G「一部新聞は、ここぞとばかりに取り扱ってますね(苦笑)」

「リメンバー・パールハーバー」は、第2次大戦中、日本が真珠湾を奇襲したことを受け、米政府が国民を戦争遂行に動員する標語として使われた。トランプ氏はツイッターで日本には言及しておらず、真意は不明。

ご「”真意は不明”としか書いていなくて、去年、安倍とオバマが交わした上のやり取りなんか、どこも報じていない。

  なんとか安倍政権に波風を立てたくて必死だな(笑)」

 

テレビ主題歌音盤史 ~子供向けドラマ編~(24)

金メダルへのターン!

 漫画でも実写でも、世はスポ根ブーム真っ直中。そんな中、水泳を描いたスポ根物として登場したのがこの番組です。

 原作は少女フレンド連載の漫画で、主人公の鮎子が想いを寄せるのは、日本記録を出す競泳選手。更に女子競泳界の女王・速水理恵を含めた三人が、恋と泳ぎとで競い合うという青春スポーツ根性物です。

 

 テレビでは特撮を駆使して、飛び魚ターンなど数々の漫画ならではの特殊泳法を映像化していました。

 当時の水泳界のスターだった木原光知子も、コーチ役として出演しています。

 

 主題歌は、当初は佐々木早苗が歌っていましたが、後期は同じ歌で、歌手だけ堀江美都子に変更となりました。

 佐々木早苗版はテイチクから発売され、朝日ソノラマソノシートを発売しています。

 堀江美都子版は、コロムビアのみの発売です。

 

 

アテンションプリーズ

 前番組『サインはV』始め、数々の大ヒット作を生み出してきた、TBS日曜19時半の不二家提供枠です。

 この番組も結構なヒット作となり、スチュワーデスという仕事が大いに注目されるようになりました。

 人気番組でしたので、実際にヨーロッパロケなども敢行しています。

 

 この番組も少女フレンド連載作で、職業物とは言え、やはり根性路線。

 日本航空客室乗務員となった若い女の子が、仲間たちと訓練を受けながら成長していく物語でした。

 少年漫画の原作に、そろそろ枯渇感が有って、少女物原作が開拓されていった時期と言えそうです。

 

 時は公害問題で沸騰していた時期で、東京の空はスモッグ三昧。

 抜けるような青空の絵が欲しかった金谷監督は、鹿児島ロケした際に撮っておいた九州の青空を流用したのでした。

 

 音盤は、レコードが東芝レコードの独占で、朝日ソノラマからはドラマを替えてシートが二種類出されました。

 最初のシート音源を使った”ソノラマレコード”も発売されています。

 また、東芝からはLPも出されました。

 

 

おくさまは18歳

 女子生徒に人気のモテモテ教師と、男子生徒に人気のモテモテ女子高生が、実は夫婦だったというお話。

 それがバレたら二人はこの学校にはいられませんと校長から釘を刺されたため、二人はそれを隠し通すために物凄く苦労するというのを面白おかしく見せた、学園ラブコメディーの傑作です。

 この枠の提供は複数社ですが、中でもコカコーラは一貫して主たる提供会社でした。

 

 夫である教師役の石立鉄男と共に主演を務めた岡崎友紀は、この頃、マルベル堂でのブロマイド売り上げが常に女性No.1。実際にモテモテ女子高生だったわけです。

 歌手としては東芝レコード専属だったようで、従って、この作品を含めた岡崎友紀主演コメディーシリーズの主題歌も、東芝レコードから発売されていく事となります。

 

 

ハレンチ学園

 創刊したての週刊少年ジャンプを瞬く間に人気雑誌へと押し上げた、永井豪によるギャグ漫画を原作とした実写ドラマです。

 スカートめくりを始めとしたエロ描写がふんだんに盛り込まれていた漫画を実写化するという事で話題を呼び、東京12チャンネルという関東ローカル局(現在のテレビ東京)の放送にも係わらず、25%を超える視聴率をあげて12チャンネル新記録を作りました。

 

 但し、内容が内容だけに非難囂々でしたが、視聴率は平均25%と言われる高水準だったため、まだ力の無かった12チャンネルは、以後もお手軽に視聴率を稼げるエロ番組を主軸とした路線で行く事となります。

 科学技術教育局として発足した同局は、その内容故に一時は番組制作が出来なくなるという存続の危機に立たされたため、取り敢えずは何よりも経営を安定化させる、そのために視聴率を上げるという事を至上命題にせざるを得なかったのでした。

 

 制作は日活で、こちらも後にロマンポルノ路線に走る事となりますが、この番組の露出度は、それほど高かったわけではありません。

 少しでも批判を和らげるためにでしょうが、番組最後の次週予告では、当時大人気の教育評論家だったカバゴンこと阿部進が毎週、次週の案内をしていました。

 

 主題歌の作曲には山本直純を起用しており、キャニオンレコードから発売されています。

 後発であるキャニオンがテレビ主題歌の音盤を出すというのは、当時は珍しい事なのですが、恐らく内容が内容のため、誇り高かった老舗レコード会社は二の足を踏んだのでしょう。

 

 

昭和唱和ショー「煙草屋」

Gさん(仮名)「煙草屋って言葉も、いつの間にか聞かなくなりましたね」

ごいんきょ「いつからかはハッキリしてるよ。コンビニがタバコを売り始めてからだな」

 

G「昔は結構、あちこちに有りましたよねえ」

ご「♪ 向こう横丁の煙草屋の 可愛い看板娘~なんて流行り歌も有ったが、丁目丁目に最低一つは有ったかな」

 

G「カウンターというか、狭い窓口が有って、そこに大概おばちゃんが座っててって感じでしたよね」

ご「そうだな。下の写真は、一時的に開いていた屋台の煙草屋さんだが、店の雰囲気は大体こんなものだったよな」

f:id:sammadaisensei:20171102224936j:plain*1

 

G「タバコって専売だし、値引きが絶対に無いから儲かりそうですね」

ご「専売事業だから、煙草屋の小売り手数料はきちんと定められていたんだ。昭和44年に手数料が改定される事になったんだが、その時の決まりでは、年間売上高が192万円を超えなけれれば、手数料は10%。しかし超えると、そこからの手数料は7.9%という具合に、更に600万を超えると5%という具合に、三段逆スライドで手数料が少なくなるという仕組みだったんだな」

 

G「10%とは意外に少ないですね」

ご「だけど、その頃は成人男性の結構な割合が、結構な本数を吸っていた訳だから。馬鹿にならないと思うよ。

  それに我が家のそばに有った”煙草屋”なんかは、雑貨も売ってたから。パンとかお菓子も売ってたし、洗剤とかも有ったもの」

 

G「それって雑貨屋さんじゃないんですか(苦笑)」

ご「いや。上の写真のような煙草コーナーを持っていれば、それは煙草屋。うちでもそう呼んでたし(笑)」

 

G「そういうお店がコンビニになったんですかね」

ご「そういうとこも多いだろうけど、煙草販売の免許だけ、コンビニ業者に売っちゃったお店も多いと思うよ。うちのそばに有った”煙草屋”は、もう何も無くなってるもの。どこかに免許売っちゃったんだろうね」

 

G「その辺の話は、”酒屋”の時にやりましたね」 

 

 

 

*1:昭和45年4月22日付読売新聞

NHKクローズアップ現代によるネット炎上追跡

Gさん(仮名)「NHKが、500日もネット炎上を観察していたっていうんですよね(苦笑)」

ごいんきょ「なんじゃそら(笑)。火事と喧嘩は江戸の花って感じで、高みの見物としゃれ込んでいたんかい(苦笑)」

 

G「でも、ただ高みの見物をしてただけではなくて、きちんと統計を取ってるんですね」

ご「それもどうなのよ(苦笑)」

 

G「まあまあ(笑)。実際、こうやってデータとして炎上を俯瞰的に眺めるのも、なかなか風情が有りますよ(笑)」

ご「一粒で二度美味しいって感じだな(苦笑)。炎上は二度美味しいってか」

 

G「実は炎上の拡散には、マスメディアも大きく関わっていると」

ご「ああ。週刊誌とかで採り上げると、知らなかった人まで知るって事は有ったろうね」

 

G「これって誰の事でしょうかね。ヒカルさん?」

長年動画投稿サイトで人気を集めていた投稿者が、個人情報を特定され、親族にまで被害及んだとして「引退宣言」をした。(平成28年7月)

ご「いや、ヒカル引退はしてないし(苦笑)、時期も違うだろ。なんかニコ生の鋼兵って奴らしいけど」

 

G「知りませんでしたね」

ご「ああ。確かに、こうやってマスコミが炎上の拡散に貢献しているな(笑)。土下座アイドルの事も知らなかったし(笑)」

 

【喧嘩稼業仕合予想】 芝原剛盛 対 里見賢治 を予想する

f:id:sammadaisensei:20160816101641j:plain

Gさん(仮名)「かなり間が空きましたが、三回戦予想ですよ」

ごいんきょ「かなり以前に飽きて途中でやめてたんで(笑)、ここからで良いのかも覚えてないんだがな。ちょっと検索した感じだと、芝原対関、三代川対里見の予想はしているので、ここからかなと」

 

G「なにしろ芝原の戦いぶりの予想が難しいんですよね」

ご「里見だって難しいよ(笑)。ただ、芝原には門はかけられない事は間違い無いけどな」

 

G「合気の達人に背負い投げは無理でしょうね(笑)」

ご「里見としては、とにかく掴ませないように空中戦を仕掛けてくるだろう」

 

G「得意そうですね、空中戦(笑)」

ご「勿論、そんなものはみんな見切られてしまうのだが。

  そして焦れた芝原が、自ら掴みに行く。倅のゆうちゃんが驚くね。親父が自ら掴みに行くなんてと」

 

G「細かい予想ですね(苦笑)」

ご「里見は、掴まれたら芝原の技から逃れられないと解るので、遠くからの蹴りを混ぜつつ、掴ませないようにする。一進一退だ」

 

G「どう進展するんですか」

ご「ここで里見が、意を決したように芝原を掴みに行く。芝原相手には、やはり危険を顧みず掴みに行かねばならないと覚悟を決める」

 

G「つかみ合いになったら瞬間的に芝原の技が決まるでしょ」

ご「実は里見は、煉獄を出す腹づもりだったのだ。実は既に習得していた煉獄、田島相手に出すつもりだった煉獄だが、これを使わずに芝原に勝つ事は不可能だと悟ったのだな」

 

G「あ~、里見は既に煉獄を習得済みという設定ですね」

ご「それで、煉獄の前段としての門を決めるために掴みに行った。芝原との掴み合いになるが、門はその瞬間、芝原の顎に炸裂する…予定だった」

 

G「おや(笑)」

ご「だが、里見の読みと違う事を芝原は行った。掴み合いになると読んだ里見だったが、その刹那、体に鈍い痛みが走る。

  当て身。

  芝原は当て身で里見の体勢を崩しに来た。掴んでくると思ったその手は、里見の体に当たっていた。

  しまったと里見が思ったと同時に、その体は宙を舞っていた…はずだった。

  ほんの一瞬、里見の技が遅れてしまい、芝原に先(せん)を取られてしまったのだ」

 

G「一瞬の差で決まるんでしょうね、達人同士」

ご「隅落とし。

  柔道の三船十段が得意とし、空気投げとまで言われた技。里見の体は、通常なら宙を舞っていたはずだった。

  だが、流石に天才・里見は、腕を犠牲にしてこらえる。本来なら自然に折られまいと体が反応してしまい、宙を舞う事になるのだが、里見は瞬間的に腕を犠牲にして体の位置を保った。

  もし投げられていたら次の瞬間、芝原の足刀が喉、または顎に炸裂していたところだった」

 

G「里見も腕を折ってしまうのですか」

ご「その代わり、倒れなかったために間髪を入れずに反撃する事が可能となった。もう片方の手による裏拳が芝原の顔面を直撃」

 

G「お。里見のターンですね(笑)」

ご「里見のターン即ち、里見の勝ちだ。

  里見は続けて、折れた腕で鍵突きを決行。そのまま煉獄へと移行する」

 

G「ん~…… 本家本元の上杉との戦いに勝ってここまで来た芝原が、二番煎じの里見の煉獄を喰らうのですか(苦笑)」

ご「里見が煉獄を使うという事は、全くの想定外だったからな。

  里見、決勝進出」

 

G「まあ、まだ実際には里見も芝原も勝ち上がってませんからね。反対率十割のあなたの予想が反対となって、両方とも一回戦敗退の可能性も有りますし(笑)」