牛乳石鹸CMは異常に擁護の渦が巻き起こったが宮城県CMはどうなのよ
Gさん(仮名)「ヒカルさん達のVALU問題、まだ扱えませんか(苦笑)」
ごいんきょ「土日で一生懸命書いたんだけど、全部を説明しようとすると、物凄く長く手間がかかるんだよね。今回も間に合わないかもしれないんで、取り敢えずこれを扱おうって事なんだけど」
G「壇蜜さんの宮城県PR動画が叩かれて配信中止となった件ですね。ここでも扱おうか迷いましたけど、なんか気乗りしなかったんですよね、あの時は」
ご「なんか牛乳石鹸のCMが叩かれたのは、血相を変えて擁護に回った連中が多かったろ。でも、そういう連中が宮城県CMの時に何を言っていたかというと、何も言ってない。
単に”電通”を庇いたかっただけなんじゃないのか、アイツら」
G「宮城県CMの方は第一広告だって話ですからね」
ご「弱小代理店が作ったものは、叩かれようが配信停止に追い込まれようが、気にもならないってか。なんか気に食わんね」
G「では、あなたはあのCMは有りだと思うわけですか」
ご「やり方が下手だったと思うね。
壇蜜が仙台藩士の子孫という事で、観光PRに使おうと思ったと。これはいい。
壇蜜を使う以上、お色気路線でなければ嘘だ。これもいい。
だがなあ。観光PRである以上、女子供も絶対に意識しないと駄目じゃないか」
G「具体的にどうすれば良かったと?」
ご「通常版と、アダルト版を作るべきだったね。そしてアダルト版の方は、子供がアクセスできないようにして、なおかつ扉ページにお色気ネタが盛り込まれてますと断り書きをすべきだった」
G「なるほどね~。壇蜜さんは、あれだけのお色気路線で売っているのに、知性も感じさせる稀有なタレントさんですからね~。通常版で普通に観光案内しても、まったく違和感ないですもんね」
ご「そうだよ。そちらでは正面から、仙台藩士の子孫として上品に案内すれば良かったんだ。
同時にお遊びとして、アダルト版であの内容を流せば、仮に文句を言う人間が出ても、言い訳がもっとし易かったろうし、押し通す事も可能だったと思う」
G「冒頭の頭を撫でてる所から、もうドギマギしながら見ちゃいます(笑)」
ご「この写真な。
ちょっと形がえげつないね(苦笑)。観光PR動画を見るつもりの人が、いきなりこんな流れで次々と来られたら、そりゃ不快になる人もいるよ。わしは面白いけど(笑)。
牛乳石鹸動画もだけど、なんでわからないかな? CMっていうのはストレステストはしないのか? 老若男女に事前に見せてみるとかしないのかね?
ま、まともな想像力があれば、2つともテストなんかしなくても結果は想像できたはずだけど(笑)」
G「県知事は、ひたすらアクセス数を強調してましたけど…」
ご「アクセス数が伸びたって、宮城県の節度が誤解されたら逆PRだろ(苦笑)。なんなんだよ、その考え方。
『内容がエロチックとは思わず』って、すっとぼけかい、こっちも(苦笑)。個人ページの宣伝でもやってるなら、そんなすっとぼけも味が有るけど、地方自治体のCMとして、よくこんなの出したなって次元だよ。どうかしてきてる、日本人」
G「面白ければなんでもいいって考えは、本来はヤクザなお笑い至上主義者が、数々の軋轢と鬩ぎ合いながらやっていくものですよね」
ご「そう。堅気も堅気、堅気の大黒柱たる自治体がそんな姿勢ではいけませんな。自治体たるもの非常に広範な人間に配慮しないといけないんだから、せめてアダルト版の発想は欲しかった」
又々すっぽかした木多康昭に罰を与えるのだ
ごいんきょ「 Gさぁん… 僕の愛読している『喧嘩稼業』が見つからないの。
『喧嘩稼業』載りますよね。載ってますよね」
Gさん(仮名)「載ってないよ。すでに(漫画家として木多康昭は)死んでいるんDEATH」
ご「ガタガタガタ……
たしか前回の最後で、39号に掲載予定だと書いてあったはず…」
G「予定は未定なんDEATH」
ご「ふざけんなよ~、キタヤスアキ!
つーか、お前ちっとも来ねぇじゃねーか!
コナイヤスアキだよ、おめーは!」
G「コナイ康昭w 草不可避wwwwwwww」
ご「それっ! 今~日も載らないコナイさんっ!
それっ! 今~日も載らないコナイさんっ!」
G「流石に罰を与えないといけませんね、これは。
罰として、これからコナイ康昭とここでは呼びましょう(笑)」
ご「たりめーだ、ベーロウ。こちとら、どんだけの思いで待ち焦がれていると思ってるんだよキショーメ。
いい加減にしねーと喧稼載っててもヤンマガ買わねーぞコラ。
単行本で全てを済ませるぞオウコラ」
G「コ… コナイさん… アンタまさか…
ヤンマガが廃刊になっても 描かねばならぬ原稿が減ればラッキーと思ってるんじゃ…」
酒とバカラの日々「十年陳」
競馬
第12回キーンランドカップ
なんと、エポワス12番人気とな。
なんでみんな買わなかったのかな。ワタクシは、一位になると思っていたのだが。
おかげで結構配当が良かったので、3着さえまともな奴が来てくれたら、万馬券も夢ではなかったのに。
おいしいレースかもと思って、GIIIなのに千円も買ってしまった。
酒
紹興酒 十年陳
お客さんから頂いた物で、自分の金では、まあ絶対に買わない酒と言って良いだろう。
紹興酒だの老酒だのは、たま~に中華料理屋で飲むけど、不味い!というほど不味くもないけど、絶対に「美味い!」と言いたい酒ではないから。
なんと言うか微妙に酸味みたいなものが有り、酒にしては独特な、クセの有る味わいだから。
会社に中国で生まれ育った酒好きの人間が居るが、彼も好きではないと言っていた。
ワタクシ、麻婆豆腐が大好きで、今回もインスタントのを作る事となり、こいつを思い出した。
中華料理は辛いから、こういう酸っぱい感じの酒が出来たのかもと思い至り、ぜひ合わせて飲んでみようと。
これまでは食前酒のように飲んでいたが、食中酒なら合うのではと思ったのだ。
たしかに濃く辛い中華には、日本酒とかウヰスキーは相性が悪そうだ。
ま、ビール飲めばいいって話だけど、せっかく頂いた紹興酒を、なんとか美味しく飲めればという事なのだ。
で、飲んでみたのだが。
う~ん。たしかに、中華料理の辛さを多少中和してくれるかも。
ただ、酒の独特な風味は有るから、やはり「美味い!」と飲む酒ではないなあ、ワタクシには。
挿しす世相史「日本初の原子力臨界実験成功」
昭和32年8月27日(火)午前5時頃、茨城県の東海村原子力研究所が臨界実験に成功し、実験用ウォーターボイラー型原子炉JRR-1が臨界に達しました。
この頃は原子力発電や放射能に関する負の情報は、一般にはまったく流されておらず、手塚治虫の『鉄腕アトム』などの影響も有って、原子力は未来の夢のエネルギーとしか、多くの人には思われていませんでした。
一部に懸念する声が有っても、それは核開発への道程としての懸念に過ぎず、原子力発電そのものの危険性に関しては、アメリカのスリーマイル原発事故やソ連のチェルノブイリ原発事故が起きるまでは、殆ど顧みられていなかったと考えて良いでしょう。
原子力発電に関しては、日本をソ連や中国らの共産陣営に対する防共拠点としたいアメリカの対日政策転換が有り、日本にも核技術を持たせる事となって、前年1月に原子力委員会が設置されています。
初代委員長にはアメリカとの繋がりを持つ、読売新聞社主で日本テレビ会長の正力松太郎衆議院議員が就任していました。
この東海村第一号原子炉は、9月18日に完成式典が行われ、公式運転を開始しています。
鍬入れから、わずか一年ほど後という急作業でした。
恥痴呆談「グーグルによる大規模通信障害 ほか」
グーグルによる大規模通信障害
Gさん(仮名)「昨日、大規模通信障害が発生したという報道が流れたんですけどね」
ごいんきょ「えきねっと、りそな、OCN、ライン、メルカリなあ。
わしは、この中で使うのメルカリとりそなくらいだし、りそなは月に一度くらいだからなあ。まったく影響なかったな」
G「やはりグーグルが原因だったようですよ」
ご「グーグルと言えば、ITの大元みたいな所じゃないか。それが、こんな大規模な不祥事をしでかすなんてなあ」
G「だけどグーグル側での間違いは8分くらいだったとか。それでも影響を受けた企業側の復旧には数時間かかるんですね」
ご「正に”とんでもはっぷん”だな」
G「そんな昭和の合いの手いりませんから(苦笑)」
ご「これって、例えば日本企業のどこかが同じ様な事をして、アメリカとか他国に障害を及ばせるとか可能なのかね?」
G「いやー、どうなんでしょう。アメリカの、それもグーグルだからじゃないんですか? どこもかしこもが、ここまでの影響力を持っていたら恐ろしいですよね」
ご「それこそIT自爆テロも可能って事だろ。
そう言えばスノーデンが、日本にマルウェアを仕込んだって話が有ったな」
G「あれ、本当なんですかね? 事実とすれば戦争を仕掛けられたようなものですけど」
ご「さあな。彼もどこまで信用できるのかはわからん。アメリカが追っているわけだから嘘は言ってないかもしれんが、彼がつかんでいる情報そのものが囮情報って可能性もあるのがああいう世界だからな」
G「でも、事実とすれば非常に恐ろしい話です。電力やダムといったインフラが、アメリカの一存で使用不可能になるなんて」
ご「今回の件も、それがちょっと小出しになったものだったりして。何か試験してたのか?」
トモダチ作戦の157人が東電を提訴
G「アメリカは日本を友好国と思ってないんですかね」
ご「”トモダチ”とは思ってないんじゃないの?(笑)」
G「ああ… 福島原発事故の時のトモダチ作戦で被爆した人々が損害賠償を東電に請求したんですね」
ご「額がべらぼうなんだよな。157人に対して、5450億円って…(苦笑)」
G「これ、立場が逆で、自衛隊員がアメリカ人を救うために被爆しても、絶対にアメリカ側を訴えないですよね」
ご「せいぜい命令した日本側だろうね」
G「なんで、こうなるんですかね?」
ご「向こうは訴訟社会だし、あらかじめキッチリと契約を交わしてるみたいよ、軍人も。だから職務上の命令で受けた被害は賠償請求できないんじゃないの? それで、矛先が日本に来てるんだと思う」
G「それにしても、”トモダチ作戦”は行動も、その名前も嬉しかったですよね、あの時。こんな事になるなんて」
ご「やるせないねえ。原発事故に向かう時点で、被爆は織り込み済みだろうとも思うんだがな。拒否すれば良かったと思うんだが。
いろんな意味で残念な事態だね。勿論、被爆してしまった事は大変お気の毒な事で、上手く何かで賠償されればいいとは思うけど。
157人くらいだから、各人の様子を精査させてもらって、本当に酷い人には政府なりが考えるべきなのかもなあ」
テレビ主題歌音盤史 ~子供向けドラマ編~(14)
ウルトラセブン
TBS日曜19時タケダ提供枠のウルトラシリーズと呼ばれる系統での第四弾で、円谷プロとしてはウルトラシリーズ第三弾となります。
風来坊としてウルトラ警備隊の前に現れたモロボシ・ダンという青年が、実はM78星雲からやって来たウルトラセブンで、地球を侵略しようと企てる宇宙人の撃退を手伝うというものでした。
ウルトラマンが基本的に“怪獣”退治だったのに対し、このセブンでは、毎週のように違った宇宙人が来襲。怪獣が出て来ても、それはそうした宇宙人が差し向けたものとして現れています。
10月放送開始ですが、8月上旬には制作開始が新聞紙上で報じられました。
その際、ダンは”諸星弾”と漢字表記で案内され、演者は上西弘次とされていました。
ご承知の通り、放映時には”ダン”は国際放映所属だった森次晃嗣が演じており、上西弘次はセブンの着ぐるみの中で演じる役者でした。
これは、この新聞の勘違い記事だったのか、急遽配役が変わったのかはわかりません。同じ”こうじ”という役者なので、詳しくない記者が混同してしまったのかもしれません。
上西は後に、ピープロ制作の”スペクトルマン”でも宇宙巨大ヒーローの着ぐるみを演じました。
音盤は、TBS・日音主導のために希望全社が出せたため、非常に数多くの物が出されています。
レコードは、テイチク、キング、コロムビアの物が特によく売れたようで、他にクラウンも出しており、東芝は2枚出しました。
その”第2集”の方は”ウルトラ警備隊の歌”と、例の欠番扱いとなった第12話のドラマが収録されています。
シートは、朝日ソノラマの他に、勁文社、ビクター、ミュージックグラフが、それぞれ2種ずつ出しました。
また、昭和45年から『ウルトラファイト』という、ウルトラマンとウルトラセブンの名場面を流すミニ番組が始まったためでしょうが、ビクターがウルトラマンとウルトラセブンのレコードを昭和46年にそれぞれ発売。
同時期にキャニオンと勁文社もセブンのレコードを発売しています。
怪獣王子
『マグマ大使』の後番組として東急エージェンシーとピープロが制作したもので、少年がターザンのように密林を原始人のような姿で闊歩し、猛獣ならぬ怪獣(ネッシー)を使って怪獣退治をするという異色の怪獣物でした。『W3』以来のロッテ提供枠です。
当初は52本制作と報道されましたが、放送開始が7月から10月に延びたりと当初からゴタゴタしていたようで、人気の伸び悩みも有り、26本で終了しました。
主題歌は、前作『マグマ大使』の時に局から歌手を『ちびっこのどじまん』チャンピオンにと指定されてしまった朝日ソノラマの橋本一郎が、その要望を蹴るために影武者として使った天地総子が、その借りを返す形で起用されました。*1
従って音盤は朝日ソノラマがシートを出しましたが、レコードもポリドールがキンダーレーベルで出した他、テイチクも発売しました。
おれの太陽
つのだじろうの漫画が原作で、馬好きのタケル少年が、競走馬として致命的な、足に欠陥を持つ子馬を育て上げて、レースで優勝するまでを描いたものです。
NET月曜19時半枠で放送され、19時からの『魔法使いサリー』に続く、わりと恵まれた枠だったのですが、何しろ真裏がNHK『新日本紀行』、NTV『アベック歌合戦』、TBS『コメットさん』、フジ『怪獣王子』という物凄い顔触れ。
『怪獣王子』すら生き残れなかった激戦区ですので、この番組に関しては、その存在すら知る人は少ないでしょう。
フォーコインズ歌唱の主題歌音盤は、テイチクから出されました。
昭和唱和ショー「ポマード」
ヒカルVALU問題はまた来週
Gさん(仮名)「ん? 今日はネット熱闘録号外として、ヒカルVALU問題を扱うんじゃなかったでしたっけ?」
ごいんきょ「扱いたくて扱いたくて仕方無いんだけど(笑)、なにしろ本格的に扱いたいので、かなり時間がかかりそうでねえ。
今度の土日で書いて、来週のネット熱闘録で扱う事にしたよ」
G「でも、その間にまた扱いたいネット事件が起きたらどうします?(笑)」
ご「ここんとこ扱いたいネット事情が多いもんなあ。
ま、その時はその時として、来週水曜の熱闘録の方で、今度は絶対にやりたい」
G「へ~。いいんじゃないですか。
(誰も気にしてないからどうでもいいんじゃないですか)
ポマード
で、ポマードなんですけど。これは先週の”チック”と対になるような記事ですね」
ご「そうだね。”チック”と言えば”丹頂”だったけど、”ポマード”と言えば”柳屋”だ」
G「創業、なんと1615年とか」
ご「柳屋の創業がな。ポマードが出来たのがじゃないぞ(笑)」
G「大正9年にアメリカから技師を呼んで作成したようですね」
ご「だから柳屋が日本では老舗みたいなものだけど、”チック”を丹頂だけが販売していたわけではないのと同様、ポマードも様々な会社で作っていたんだよな。丹頂も作っていた時期が有るし」
G「今、ウテナから女性用整髪料としてマトメージュというのが出ているようですが、これ、チックとポマードの合いの子みたいなものですねえ」
ご「”アホ毛”対策らしいぞ(笑)」
G「女性用の髪まとめと言ったら、我々の世代だとVO5ですよねえ」
ご「♪ ニューVO5~ ヘアスプレ~
整髪料って、スプレー型もあるんだな、そう言えば」
G「ケープなんてのも有りました」
ご「どんどん話が広がっていくな(苦笑)」
G「じゃ戻しましょう(笑)。
先週も言いましたけど、我々世代までチックとかポマードになんで馴染みが有るかと言ったら、不良の髪型にリーゼントが欠かせなかったからですね」
ご「ま、あれも大変だろうから、そんなに身の回りでは見なかったけどな。ただ、漫画とか商業映像の中では、よく出て来てた」
G「横浜銀蝿とビーバップ・ハイスクールが最後って感じですかねえ」
ご「そうだなあ。
ここまで来たら、第三弾として、”リーゼント”やるか、来週」
G「なるほど。リーゼントも昭和の遺物になりましたね」
ご「先週も書いたけど、日本に於いてリーゼントは、戦後昭和時代ほぼ全期間を通じて愛用されていたろ。何故だかわかるかい?」
G「え? いや~、難しいでしょ」
ご「その辺まで含めて解説しよう、次回。多分、今まで誰も指摘していない新再発見だぞ」
G「気を持たせますね(苦笑)」
*1:昭和21年4月9日付読売新聞