漫画投句「川口の蹴りが炸裂」
今回のカイジ
ごいんきょ「時が‥ 止まった‥」
Gさん(仮名)「は?」
ご「進んでない! カイジが! 進んでない!」
G「ああ‥(笑)。
どうも今回は、喧嘩稼業と同じ3週ぶりの掲載のようですね」
ご「いいのか! それで!
載らない! 載らない! 載らない!
で 載ったと思ったら
進まない! 進まない! 進まない!
それでいいのか! 生きてるのか! それで!」
G「いいんでしょうね(笑)。なんと言うか、今や福本漫画って、載っててくれればいいって位置なんじゃないですか。少年漫画誌でもそういうの有るみたいですし」
ご「違うんだ! それじゃ! ただ載ってるってだけだろ!
載って! 読者をワクワクさせて! 感動させて!
次はどうなるんだ! 今度はどうなるんだって!
興味を次々に紡ぐのが漫画家ってものだろ!
生きてないんだ! 福本漫画を読んでる奴は!
奴隷なんだ!
G「実生活で福本調の力みをやられると、かなりウザイっすね(苦笑)。
今回は結局、カイジが目押しを実行したってだけでしたね。それで一週持たせてしまうんだから、これって凄技ですよね(笑)」
ご「次回は和也が泣きわめいてる中、カイジがくぅ~とか言いながら、また比喩表現を妄想しているうちに、ふと何かに気付いて目が光るまでだな」
G「なんすか、それ(苦笑)」
ご「つまり、和也救出の方法を閃いたのではないかという所で終わるね」
G「閃いたのではないかと思わせる目の輝きまでですね(笑)」
ご「そう。そしてその次の回は、チャンとマリオに指示を出す。
二人は何がなんだかわからないが、カイジの言う通りにしようと言い合って動き出す。ここまで」
G「ああ。実際に行動を執るのではなくて、動き出すところまでですね(苦笑)」
ご「そう。そしてその次は、そんな三人を見て、コイツら本当に助けてくれる気が有るのかと、少しだけ人間を信じる気になる」
G「信じる気になる所までですね(苦笑)。
いつになってもマザー・ソフィーは投擲しませんね(苦笑)」
ご「でも、実際にそういう漫画じゃない(笑)」
今回の喧嘩稼業
G「さて、本題の?喧嘩稼業の方ですが、やはり川口は立って、しかもとうとうローキックを放ちましたね」
ご「金隆山が止めを刺さなかったからな。
しかし、金隆山がそういう行動を取れなかった理由に、あの男を出したのは笑ったぞ(笑)」
G「一番下中央の男性、あの人としか思えませんね(笑)。
『偏った思考の持ち主』『後で必ず騒ぐ馬鹿』って…(苦笑)」
ご「いや~、言い得て妙!じゃない(笑)。わしもアイツは大嫌いなんだよ。そもそも漫画が糞ツマラナイのに、なんで門外の事でデカイ面してるんだ、アイツは」
G「アイツアイツってのも耳障りですね(苦笑)」
ご「じゃあ、仮の名をルー厄充(やくみつ)としよう」
G「その字だったら厄充で(やく・みつる)って名前でいいじゃないですか(苦笑)」
ご「いや、それじゃ、まるで特定の人間を模しているみたいじゃないか。音だけとは言っても同じ名前の人がいるもの」
G「ルーって言うと、更に軽薄さが増す感じもしますね(笑)」
ご「よしよし。ここでは、あの男の名は”ルー厄充”(笑)」
G「んな事はどうでもいいんですが(苦笑)、とにかく金隆山がとどめを刺せなかったために、飛び膝蹴りを出されてしまいますね。それは金隆山に防がれますが」
ご「そこで反町が珍しく、的確な解説を見せるんだよ。生野が『避けた!』と叫ぶのを冷静に制して、『馬鹿が…ここからだ』とな」
G「やはり反町も只者ではないって事ですね。で、その通りに、本命は肘だったと」
ご「いや。肘はあくまでも目を逸らすためのもので、本命はローキックだな」
G「ああ、そうですね。とうとう川口の防御不能の蹴りが炸裂したわけですが、さすが金隆山の脚は折れませんでしたね」
ご「川口もかなりの損傷を受けてからだからな。ピンピンしている時なら、金隆山の脚も折れたかもしれんよ。
そして金隆山も脚が使えなくなったし、どちらも満身創痍って感じになってきた。ボチボチ決着に向けた動きが出てくると思うけど」
酒とバカラの日々「Black&white」
競馬
第22回 プロキオンステークス
あぁ~。本当にGIIIは難しいぜよ。
とは言え枠連は一番人気だったんだよな。
14番は抑えられたのだが……
酒
Black&White
ベルを空かしつつあったので、また新たな安スコッチを開拓せねばと漁っていたら、前々から気になっていたBlack&Whiteのラベルが目に入る。
あんまり可愛いので、男としては逆に買いづらく、今まで気にはなっていても飲まなかったのだが。
一時は千円スコッチを大量に置いていた やまや も、今では何故かわりと限られた品種だけになってしまっており、そうそう選べない。
それも有って、ようやくコイツの出番と相成ったわけだが。
香りを嗅ぐと、懸念していた事がズバリと現れる。
ワタクシの苦手な、正体不明の甘ったるい匂い。
あれは何に由来するものなのか。シェリーか、グレーンか。
よくわからないが、この香りはワタクシには危険信号。
千円スコッチでは如実に表れる、正体不明のこの成分。
香りに違わず、味がまた甘ったるいのだ。
「甘い」は良いのだが、「甘ったるい」は許容できないワタクシ。
だから、この香りの有る酒は要注意なのだが。
ま、そういう味わいは否定できないものの、この香りがする物の中では、まだ飲める方だ。ワタクシにとって。
スコッチらしいピート香も根底に有り、そこそこ味わえるし、値段を考えれば有りの選択。
しかし、これだけ甘みが有ると、ロックの方が良い場合も有る。
次回はロックで試してみよう。
挿しす世相史「後楽園ゆうえんちが開園する」
昭和30年7月9日(土)、株式会社後楽園スタジアムの運営する後楽園ゆうえんちが開園となりました。
上の広告で「スポーツの殿堂」とあるのは、読売ジャイアンツが本拠地としていた後楽園球場を運営していた場所・会社だからに他なりません。
後楽園球場は昭和63年に、日本初のドーム型球場の東京ドームへと模様替えとなり、後楽園ゆうえんちも東京ドームシティアトラクションズへと展開されていく事となります。
当時としては非常に珍しかったジェットコースターが呼び物で、昭和50年代に入るとドン・チャックという、ビーバーを元に作られたマスコットキャラクターが賑わすようになり、テレビアニメ化もされました。
テレビのドン・チャックが終わると、東映戦隊ヒーローと提携するようになり、ジェットコースターを使ったアトラクションショーが定番の呼び物となります。
「後楽園ゆうえんちで僕と握手」というCMが、夕方の子供番組再放送の時間帯に、よく流されたものでした。
*1:昭和30年6月25日付読売新聞
恥痴呆談「都議選自民惨敗を考える」
Gさん(仮名)「今回は、やはり都議選を扱わないわけにはいきませんね」
ごいんきょ「しかし、選挙前は安倍一派が大はしゃぎ、選挙後は反安倍一派が大はしゃぎで、どちらも見苦しいな」
G「先ず安倍さん一派ですが、それがどう見苦しかったですか」
ご「完全にのぼせ上がってたよな。何か言われると支持率が有るからいいんだって開き直って。あんな姿を見たら、そりゃみんな馬鹿でもなけりゃゲンナリしてくるって(笑)」
G「前回、あなたも強烈な皮肉で、支持率が有るから問題無いって事だろうと指摘してましたもんね」
ご「いまだに稲田を罷免しないし、支持率どうこうより、政治家としての素質の問題だわな。やっていい事と悪い事の区別がつかないんだから」
G「そういう目でどんどん見られていくって事ですね。やはり都議選の惨敗は、その辺に原因が有るんでしょうか」
ご「そりゃ原因の一つとして、安倍一派ののぼせ上がりは間違い無く有るよ。その分水嶺は、読売新聞による、あの異常な報道だった。
この恥痴呆談の過去ログを順番に読めば、わしがどこで”こらアカン”となっていったかが如実に分かるよ。わしは反安倍でも親安倍でもない。政治宗教思想になんの傾きも無いから、その心理移動が実にわかりやすい。政治を真面目に研究している人間であれば、格好の素材だと思うがね。
わしがここで書いていることは、勿論、一介の底辺労働者であるわし個人の考えなんだが、周辺の、通常は政治活動なんかとは何も関係の無い同僚連中や、女性らの様子などを勘案しながら書いているんだし。
等身大の庶民像から、そうはかけ離れたものではないと思うよ」
G「仮にそういう人の目に止まったとしても、単にコメンテーター気取りとしか見られないんじゃないですか(笑)」
ご「前時代の愚か者にはインターネットとかブログというものの役割は、いまだに理解できないだろうからな。
わしは、若い、貪欲で本当にやる気に溢れている研究者や実践者に向かって先の言葉を言ったんだよ」
G「読売の報道は確かに異常でしたけど、それで傾きが変わったんですかね」
ご「いやあ、それに加えて、あの前川氏が実は性交渉をしてなかったと。べつに、してても、わしはまったく問題無いと思うけどな。
しかも、そういう前川氏に対して、親安倍一派が次々と醜い言動を見せていたろ。あの辺から、一般的な心象と乖離が生じていったと思うよ。
面白いことに、そういう連中ほど前川氏よりも卑しいだろって人間が揃ってるんだ(笑)。そりゃ、まともな人間なら前川氏の方になびいちゃうよ(笑)。
それに、官邸御用達記者によるレイプ疑惑もみ消し疑惑も有ったし」
G「あのレイプ疑惑もみ消し疑惑でも、親安倍さん一派の物言いがおかしかったですね」
ご「その”おかしい”は”面白い”の意味ではなくて、”頭がおかしい”のおかしいだよな」
G「いや、”頭”って言ってませんし(苦笑)」
ご「言ってるのと同じだよ(笑)。そこは遠慮すること無いよ(笑)。
あんな目に遭った女性に流言飛語や罵声を浴びせられるなんて、正常な人間じゃないから」
G「”頭”とは言ってませんからね(苦笑)。
罵倒罵声と言えば、あの豊田議員の件も加わりましたしね」
ご「でも、ありゃ都議選にはそんなに影響してないと思うよ。面白いから話題にはなったろうけど(笑)。
それよりは稲田の異常な発言と、それにほっかむりで通した事の方が多少は影響したんじゃないのかな。
でも、そんな事よりも、一番大きかったのは当の自民都議が腐ってたって話じゃないか。そもそも小池百合子にカメラの前で握手拒否とか、猛烈な反自民選挙運動じゃないか(笑)」
G「あれも小池さんはおいしかったですよねぇ~」
ご「あんな奴に絶対投票する気にならないだろ(笑)。で、周りの人間も同じ様な連中と思われてしまうんだよ。
今回の惨敗の最大の戦犯は、ドン内田とその一派であって、そこを見誤ったらいけない。
それを反安倍一派の連中は、ここぞとばかりにアベガーアベガーと騒いでいるのも気に食わない」
G「それで冒頭の言葉になるわけですか(苦笑)。
あの秋葉原での反安倍コールは、案の定、アノ手の人々だったようですね」
ご「当たり前だ。あそこまでの統率された反安倍コールなんかが起きるほどの社会情勢ではないじゃないか。
あの映像を見て、なんかおかしいと感じない奴の感覚はどうかしているよ。読売新聞があんな記事を載せるのはなんかおかしいと感じない連中と、矢印の向きが違うだけだな。馬鹿の程度は同じ」
G「そんなにワタクシを責めないで下さいよ(苦笑)。そりゃワタクシは馬鹿ですが(苦笑)」
ご「わしは親安倍の情報だけを流している連中も、反安倍の情報だけを流している連中も、どちらも軽蔑しながら両方の情報を見ているよ。前にも書いたが、情報というものは多方面から精査しないと必ず精度が落ちる。きちんと両目で見ないと立体像は見えないんだよ」
G「でも、支持率を見ても安倍さんの政権運営が危険水域に行きかねないのは確かですよね」
ご「そりゃそうだ。さっきも言ったが、明らかにおかしいって事を親安倍一派が堂々と公言すればするほど、それは反安倍効果となって現れるよ。それを最大限に具象化したのが、あの読売報道。
彼らが都議選から学ぶべきなのは、本当はそこなんだけどな。そこを気をつけられるような頭の切れそうな奴は、目立った親安倍一派の中には見当たらないな(笑)。
そう言えば、あの山本一太が昨日金曜の昼番組で、少しまともな事を言い出してたな。彼は昔から朝生で見ているけれど、かなり勉強しているし、長年頑張っているわりには報われてないな。
ああいう姿勢が親安倍一派全体に浸透すれば、また国民を騙せるかもよ(笑)。まあ無理だがね」
テレビ主題歌音盤史 ~子供向けドラマ編~(7)
丸出だめ夫
昭和40年代初頭に赤塚不二夫とギャグ漫画の双璧と目されていた、森田拳次による少年マガジンの連載漫画を実写ドラマ化したものでした。
主人公の丸出だめ夫くんは、丸眼鏡を掛けた勉強も駄目、スポーツも駄目のまるで駄目な少年。彼の父親は発明家で、ボロットという名のロボットを、母親の居ないだめ夫くんに作ってあげます。
だめ夫くんとボロット、それに発明家のお父さんらが織りなすドタバタ騒動でした。
だめ夫くんとボロット、それに発明家の父親の関係はドラえもんの世界の元祖だと、10年以上前に我が本拠ブログで書いたのですが、わりと受け入れられたようで、今ではそうした表現がネット上で普通に見られます。
白黒テレビ版では、だめ夫くんの役を、当時の子役スターだった保積ペペが演じたことも話題となりました。
音盤は、小学館の『おそ松くん』をテレビ化前にソノシート化していた朝日ソノラマが、講談社の『丸出だめ夫』の方もテレビ化の前にソノシート化し、独自の歌も作られています。
また、古谷製菓が何故か、この歌を小型ソノシートで非売配布したようです。
その後のテレビ化にあたり、音盤の方は朝日ソノラマが引き続き担当し、それまでの表紙に「テレビ主題歌入り」との文字が入れられて、主題歌とドラマ部分出演者の差し替えがされました。
これは、『おそ松くん』でもほぼ同様の措置が執られることになります。
途中、古谷製菓が”丸出だめ夫”の商標を獲得していたことが判明し、現場は困惑しました。*1
東映の関係者がはるばる北海道へ渡り、古谷製菓の社長を説得して、テレビの方の提供も古谷製菓でやってくれる事となったのでした。
怪人四十面相
題名は四十面相ですが、要するに江戸川乱歩の『怪人二十面相』ものです。
『怪奇四十面相』という原作題が8話目に存在するようですが、何故わざわざ「四十面相」の方をテレビ題にしたのかは謎です。
わずか13回しか放送されなかった事もあり、長い間、幻のような作品でしたが、CS放送の時代となって発掘され、更にDVD化もされています。
一応はキングレコードによって主題歌音盤化もされているのですが、アニメの『マリンキッドの歌』との組合せという形にとどまりました。
忍者ハットリくん
藤子不二雄が月刊少年に連載していた漫画の実写ドラマ化です。後に、実際の執筆者だった藤子不二雄Aの単独作品となりました。
しかし、このテレビ版は井上ひさしによる世界と言って良いもので、当時としてはキツめのギャグが刺激的でした。
また、能面のようなものを付けたハットリくんの姿の不気味さは、当時に見ていた人間の語り草となるところです。
京都作品とは言え東映という事で、音盤は朝日ソノラマによる独占でした。
『鉄腕アトム』以来、橋本一郎が切り拓いたアニメ音盤路線で大きく伸張した朝日ソノラマに、後に”宇宙船”というマニア雑誌の初代編集長となる村山実が加わり、東映の『スパイキャッチャーJ3』で実写作品路線を切り拓きました。
橋本が『狼少年ケン』で東映動画と独占の契約を結んでいたので、その流れで自然と実写の方も独占になっていったのでしょう。橋本が手掛けない作品は、殆ど村山が担当する働きぶりだったようです。
この頃はまだ、老舗レコード会社はジャリ物の音盤など歯牙にも掛けていませんでした。元々報道が出自である新興の朝日ソノプレス社だからこそ、果敢に子供番組を次々と音盤化したと言えるでしょう。
昭和唱和ショー「カストリ」
Gさん(仮名)「今回は我々の世代でも耳慣れない言葉ですね。終戦直後の言葉ですね」
ごいんきょ「”カストリ”だけだと粕取り焼酎…といいながら粗悪な品質の焼酎…というか、ただのアルコールなんだが、”カストリ雑誌”というものも有ったんだよな」
G「エロ・グロってやつでしょうか」
ご「正にその手の雑誌だったようだな」
G「以前に"長者番付"を扱った事が有りましたが、正にこの昭和23年、カストリ雑誌で荒稼ぎした人々が長者番付を席巻し、”アプレゲールの荒稼ぎ”と言われる世相を形成していたんですよね」
ご「”アプレゲール”も今では誰も知らないだろうから、次回にでも扱うか」
G「この手の雑誌が出て来たというのは、やはりGHQによって表現の自由が保障されたことが大きいですよね」
ご「それに、戦中があまりに禁欲的すぎたから、その反動も有ったろう。そもそも日本人は、性に大らかな民族だったと思われるからなあ。維新後の欧化政策によって、キリスト教文化圏の影響を受けすぎたってのは有るんじゃないかな。
ま、それも昭和末期のAVの登場により、世界標準をはるかに超えた性大国となってしまったが(苦笑)」
G「それでも”カストリ”は、酒も雑誌も、次々と摘発を受けたんですよね」
ご「ああ。そもそも”カストリ雑誌”の語源は、”3号(合)で潰れる”というところから来ているという説も有るからな。カストリ焼酎は粗悪品で、すぐに飲み潰れてしまうから、そこから来た語呂合わせだ」
G「この頃、ストリップも勃興し始めたんですよねえ」
ご「ああ、そうだな。エロ大国日本の礎は、この当時のカストリ雑誌やストリップに端を発すると言って良いわけだ。よし、次回は”ストリップ”にしよう」
G「ストリップ小屋も殆ど見かけなくなりましたもんね。
でも、次回は”アプレゲール”なんですか、”ストリップ”なんですか」
ご「わしにもわからん(笑)。気分次第だ。他の言葉かもしれん(笑)」
G「いいかげん魔だなあ(苦笑)。でも、10人と読んでないから苦情も無いので、それで無問題ですけどね(笑)」
*1:昭和23年4月19日付読売新聞
松居一代騒動
Gさん(仮名)「今週のネット界と言えば、もう、これしか無いって話ですかね」
ごいんきょ「早朝にメッセージが聞こえたとか尾行され続けているとか、詳しい話も無しにいきなり言いだしたもんで、みんな、この人大丈夫なのか?って感じになっちゃったんだよな」
G「精神を患ってるのではないかと見ていた人間が結構多かったですが。
その前には、こんな文も書いていて、前から読んでいた人は驚いたんですね」
ご「わしはなあ、とにかく詳しい話を聞かないと何も判断できないと思ってさ。ところが、なかなか何日経っても具体的な話をしないから、ASKAや泰葉みたいに本やブロマガの宣伝かと思ったんだよ(笑)」
G「今年は芸能人のこんなネット報道が多いですね」
ご「それはなあ、メディアというものの王朝交代を、我々が眼前にしているという事なのかもしれんよ」
G「これまで半世紀以上も王朝を築いてきたテレビが、ネットの前に跪き始めたと」
ご「ああ。”報道”に限れば、今年は完全に節目の年だろう。中でも”芸能”は、特に”忖度”が横行しているからね」
G「で、結局は昨日になってようやく、YouTubeで全てを語ったわけですが」
ご「その前に、週刊文春への恨み辛みだけで20分語った動画が有って、それには参ったがな(苦笑)。
それで散々焦らされての本筋だったわけだけど、結局、船越英一郎が女性セブンを使って松居一代の評判を落とす工作をしていたから、松井の方は文春誌上で訴えようとしていたんだろう。
それならそれで、先にそちらの動きを進めて、成否がハッキリしてからブログに書くのが、みんなに余計な心配をかけないで良かったろうにと思うけどな。でも、そんな精神的な余裕は無いのだろう。自殺まで考えたというのも頷ける内容だしな。あくまで松居一代の言い分では、だが」
G「要約しますと、船越が松井の女友達、しかも夫も子供もいる女性と不倫していると。で、松井の財産を奪いながら自分の夫としての評判も下げないで別れるために、女性誌を使って松井を貶める報道をさせていたという事ですよね」
ご「いや~、確かにサスペンスドラマだよな(笑)。こんな下衆野郎、本当に世の中にいるのかね? 松井だけの言い分だとなんだから、ぜひ船越の言い分を聞きたいものだが」
G「それにしても、ネットニュースでも船越が今回の件で愛想を尽かして離婚を決意ってな見出しを付けてる所が有りますね」
ご「松井の内容に全く触れず、船越が迷惑しているっていう印象操作だな。小朝的立場?(笑)」
G「実際、泰葉さんと同様な事なんでしょうか」
ご「何が泰葉と同様なのかは読んでいる人には忖度して戴いて(笑)、ちょっと違うだろう。泰葉の場合は、何より家族が辟易してるだろ(笑)。証拠も証人もいない。一緒にSMした弟子は誰だよ?(笑)
こちらは、なんか証拠も有るっぽいよな」
G「でも、そんなに何もかも策略を記したノートなんか書きますかね、普通。それも、妻の眼に着くようなとこに置きますかね」
ご「そこは確かに不自然なんだよな。穿って考えれば、それで松井に離婚を決意させようとしたのか? それにしても稚拙だな」
G「それに、松井の実子も義父である船越の方に付いているというのが……」
ご「う~~~ん… 子供は、まだ証拠を見ていないのかな? その辺もよくわからん。子供ももう充分な大人なんだし、見解が欲しいとこだがなあ」
G「文春が裏切ったと怒りまくってますけど、松井の言い分を全て呑み込むのは危険と判断したんじゃないですかね」
ご「その可能性も有る。ちょっと、まだ断定できる事が無いな。
ただ、松井の言い分が事実であれば、そりゃ自殺を考えるのも当然だし、船越の下衆さ加減は元祖下衆の極みも越える下衆の極みだよな。
下衆の極上か。いや、極下… そんな言葉は無いな(笑)」
G「女性セブンとか、上沼恵美子さんの番組とか、なんで松居さんを貶めるような話が続々と出てたんですかね」
ご「船越の所属はホリプロだから。松井はホリプロの力を怖れているのだろうし、実際、昨今の堀威夫は芸能界のドン面して晩節を穢してはいるよな」
G「ホリプロが自社の船越さんのイメージダウンを怖れて、松井さんを貶めにかかったという事でしょうか」
ご「少なくとも松井はそう考えているんだろう。そして、100%有り得ない話でもない。芸能界は腐りきっているからな。
ドン面した何人かの馬鹿が幅を利かせ、カスゴミはそれを忖度しまくって掠りを取ってる。反吐が出る世界だから、通常ここでは芸能話は扱わないんだ」
G「今後どうなっていくんですかね」
ご「船越側としては無視の一手だろう。松井の言っている内容が事実であっても、そうでないにしても。
ただ、不倫に関してはマスコミは追おうと思えば追えるよな。そこいらから綻びが出るかもしれない。船越の綻びか、松井の綻びかはともかく。我々は、そこを注視すればいいと思う。船越の不倫疑惑をマスコミが追うか、それともカスゴミのままであり続けるか。
そして、これまでだったら、もし松井の言っている内容が事実としても、実際に表に出なかった可能性は高いな。松井としては、相手の出方次第では更なる証拠を出すつもりかもしれないし、インターネットという新たな発信手段が鍵を握っている。
ただ、松井側に綻びが有った場合、ネット発信の脆弱さも露呈してしまうが」
G「昔の鉄人28号みたいですね。いいも悪いもリモコン次第じゃないですが、使用者次第で良くも悪くも使える発信手段なんですよね」
ご「ああ。そもそも道具というものは、そういうものなのかもしれん。良い面と悪い面とを併せ持つ人間の力を増加させるわけだからな。
わしが松居一代に言いたい事は、今のところは一つだけだ。死んだら悪を喜ばせるだけだ、とな」