無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥恥放談「世界不況とパナマ文書」

 アベノミクスなんて言葉がまだチヤホヤされていた2013年初頭、ワタクシはその失敗を予告し、更に問題点も指摘、更に更に真の解決策も、このブログで書いた事が有る。

 当時書いていた場所はもう無くなってしまったので(と言うか、ワタクシがそういう事を書き出したら逃げた(笑))、今一度、ここに再掲してみたいと思う。(改行等は手直しした)

 

 アベノミクスとやらが少しずつ具体的に語られる様になってきた。金融緩和政策だけではほとんど意味が無い事は既に書いたけれども、では、具体化してきた政策はどうであろうか。
 これについては、少なくとも姿勢は良いと思う。
 個々の策を見ると、効果が弱そうなものや、疑問を感じるものも有るが、とにかく複合的に、これだけ緊急に挙げたという事が意味ある。少なくとも政権としてかなり本気で取り組むという姿勢を感じるし、それは経済にも良い影響を与える可能性が出てきたと思う。
 効果的にそれらの策を全て実行できれば、一時的に多少の期待は出来る。ただワタクシは、消費税を廃止しない限りは、抜本策とはならないと思うが。

 前に世界的不況の真相を誰も書かないと書いたけれども、書かないんじゃなくて、単に気付いていないとか、知らないという次元なのかもしれない。
 経済評論家みたいな顔してメディアでしたり顔で話しているから、そんな事は当然、誰もが踏まえているのだろうと思い込んでいたが、
こういうバカや http://togetter.com/li/433168
こんな意見(笑)(記事削除済み)が、社会的にそれなりの立場の人間から、堂々と為されているくらいであるから、これはもう、この人たちは無政府主義者工作員としか思えない。

 だって、工作意見でないとすると、本当に馬鹿としか思えない事を言っているから。

 夏野剛が「消費税増税反対だけど年金減額反対な老人、選挙に行く資格なし」って(笑)。
 バカが発言する事は社会の無駄だって事は自分で思っているけれども、バカというのは自分がバカだという認識が出来ないからバカなのであって、だから自分で社会の無駄と思っている事をしてしまう。
 べつに防衛費をゼロにして年金にあてろという意見だって有るだろう。
 そりゃワタクシだってそんな意見を正論とは思わないけれども、意見というのは様々な視点を集積させて、自分に無い視点を得るのも大事という事は、まともに社会人としてそれなりに揉まれてきた人なら至る結論ですよね。
 何かの能力が有る事と人としてまともという事は別に複合する事が前提ではなく、むしろそうならない事も多いのかもしれないという好例ですかね、この人。

 Y氏(武士の情けで名は伏せる(笑))は或る意味、もっと罪深い。その立場と内容で。
 レーガノミクスに続けって、世界の失敗を日本が先導しろって事で?

 今に至るまでの世界的な経済の歪みは、レーガノミクスに始まってる訳だろう。
 ブードゥー経済と揶揄された無根拠のままに社会実験と称して、その実、金融ゲリラどもの思うがままの政策を執ってしまった。
 レーガンはアメリカ・ハリウッドで政治活動を駆使してのし上がったが、ハリウッドは金融ゲリラの総元締め、ユダヤ勢力が作り上げた砦である。
 すなわちレーガンは、そうした連中が作り上げた傀儡だったのだ。

 ユダヤというと、それこそ「陰謀論」という言葉とセットされてしまい、こういう事を書くとそれだけで「トンデモ」とかする者もでてきそうだし、それを怖れてか金融方面の制裁を怖れてかは知らぬが、こうした視点で物を書いている文を、ワタクシはあまり知らない(皆無ではない)。

 火消し工作というか、情報工作にも長けた連中なのだろうし、いろいろ表舞台の連中が書きづらいのもわかるけれども。
 それにしたって、レーガノミクスを持ち上げる人間がいるなんて、正気なのか? この人、本当は「レーガノミクス」という言葉以外は何も知らないのではないだろうか。

 

「小さな政府」などと謀って累進税率を緩和し、アメリカの富を上位数パーセントに集中させた。

 理の当然として、それは可処分所得の偏在へと繋がり、アメリカ国内の購買力は毀損されていく。
 するとアメリカ国内の不安定要因となりかねないので、彼らはどうしたかと言えば、借金をしやすいようにしたのだ。
 これぞ二重の罠。
 自らの富を偏重させ、薄くなった者たちに自分達で貸し付け、金利も得ようとした。
 当面、金の工面に苦労はしなかったので、底辺層も騙されていた。
 そして、そのツケはどうしたかと言えば、「金融工学」だの格付けなどという偽物の折り紙を付けて世界中にばらまき、全世界にその借財を背負わせた。
 それが行き着くとこまで行ってどうにもならなくなったのが、サブプライムローン問題だのリーマンショックだのだ。

 こうなってようやく、一部のアメリカ人が腰を上げ始め、デモなども始まった。
 けれども、武力を伴わない、整列したデモなどになんの効力も無い。
 いま拳銃乱射が頻発して少し騒然としているけれども、ああいう事態が要人に向けられて、初めて事が変わり始めるだろう。
 そしてそれは、永続革命思想の実現でもある。
 なんの事は無い、新自由主義とはトロツキズムだったのではないか。
 新自由主義が保守だなんて大嘘である。
 保守とは保守を意識するから保守なのであって、その様態は国家の成り立ちによって異なるから、アメリカの保守と日本の保守は細かい部分でいろいろ差異が有って当然なのであるし、まして新自由主義の様に改革を是とするものは、保守とは真反対のものである。

 

 と、現在の世界不況の根元を書いたその前の2012年12月23日には、安倍晋三が本当に日本の景気を良くする気が有るのなら打つべき策を書いていた。それも長いが続けて再掲してみる。

 

 さて、安倍政権誕生がほぼ間違い無くなったわけだが、
どうも政権発足前から、支持派も反対派も先走りが酷すぎる。

 そんな事よりも先に、消費税を抜き打ちで上げた野田こそ叩かれるべきなのに、官僚側のマスゴミ対策が万全であるためか、誰も彼も消費税上げは当然と考え、あまつさえ野田首相は正直者だのいい人だのよくやっただの、一見すると頭おかしいんじゃないかと言いたくなる評価に溢れている。ほとんど、工作書き込みと、それに毒された人々のものだろう。
 安倍晋三が復活を画策して以後、チーム世耕臭がまた臭くなってきた。と思っていたら、やっぱり世耕さん出てきたけどね(笑)。

 デフレ脱却だの言っているけど、誰も世界的な不景気の真相を書かない。誰かは書いているのかもしれないけれど、決して採り上げられる事はない。万一採り上げられれば、その数十倍の反対側意見が採り上げられる。
 このようにして世論は操作され、いわゆる大衆は不満を抱きながら眠らされる。
 大体、消費税なんてものをやっていたら、消費が冷え込むのは当たり前だろう。消費したら税金を取りますよという税なんだから。

 加えて、直接税の累進性が緩和された事により、可処分所得が偏在し始めた。簡単に言えば、購買意欲を持つ事が出来る層が減ったという事である。
 これを不景気と言うのであるし、であれば、最も簡単な処方箋は、可処分所得を以前の様に均し、購買層を広げる事である。
 不動の資産を崩し、資産に流動性を持たせる事である。
 それをやらぬままに消費に対してまた税率を上げ、あまつさえインフレを起こすという(笑)。
 よくまあ、この国で暴動が起きないものだ。気違い沙汰である。

 物の価格が上がれば、当たり前だけれども消費意欲は落ちる。加えて、消費に税が更にかかる。

 どんな間抜けが想像しても結果は見えていると思うのだが、マスゴミがこうした視点を採り上げない限りは、不可視のままのようだ。

 

 順番が逆。


 たしかに行きすぎたデフレは是正しないとならないけれども、それには結果として物の値段が上がる仕組みを作らないといけない。
 それは購買層を増やす事であり、そのための方策は逆なのである。
 具体的に簡単に言えば、消費税を廃止または軽減し、直接税を上げる事である。
 ただ金をばらまいても効果は一時的だし(子供手当で判るはずなのだが)、まして金融緩和政策だけでは、一般人への良好な影響はかなり薄くなる。
 平たく言えば、これだってお上のための政策なのである。

 

 こんな、少し考えれば誰でも至る結論がなぜ議論にも上がらないかと言うと、実はマスゴミの連中も、お上の一員に過ぎないからなのだ。
 彼らも富める者の一員である以上、所得税や資産税、法人税は低くしたいのである。
 今ではインターネットがあるから、こうした意見も出せるけれども、万万が一そうした意見が主流になっても、実現してくれる政党は無い。
 彼らも勿論お上の一員だからね。
 いつだってこのように、本当は簡単な解決策が有るのに、それをやらずに表面的な愚痴と御為ごかしで覆い尽くされるのが、人類なのだろう。
 しかも日本は、昭和時代にそれで繁栄していた実績が有るのに。

 

 更に、たしか本家ブログの方だったと思うが、適正な税率を保つために、世界的に連携した仕組みが必要だと書いた事も有る。

 当たり前だがタックスヘイブンの事も知っていたが、それがこういう形で騒がれるというのは、かなり意外だった。

 要するに、世界中のほとんどの人は、タックスヘイブンという地域が有る事を知らなかった、もしくは薄々としか知らなかったという事なのだろう。

 夏野剛はあれから三年経ってもやはり馬鹿のままで(笑)、「国際投資やMA取引でタックスヘイブン使うのはグローバルビジネスの常識」とツイッターに書いたという。そういう「常識」は熟知していても、そういう事を偉そうに言うのは愚か者だという世間的な常識は身についていないんだね。

 目立つ経営者とか発明家って、アレな人が多いのだろう。たしかそんな統計も出ていた気がする。

 

 かなり長くなったので、もう殆ど誰も読んでいないと思うが(笑)、要するにアベノミクス失敗の最大原因は、消費税を撤廃しなかった事にあるとワタクシは事前に書いていた訳だ。

 先に「何%のインフレにします」というインタゲ政策をするのであれば、当然、インフレを呼び込む政策で補強しなければならない。

 それなのに消費に冷水を浴びせる消費増税を「同時に」実行したのだから、馬鹿でなければ、おそらく本気で日本の景気を良くする気など無かったのだろう。そもそも、仮に景気を良く出来たとしても、そんなものは一時的なものにしかならない事も理の当然なのだから。

 

 それにしても、どうしてこれだけ世界的に金融緩和しまくっているのに一向に景気が回復しないのか、その理由がごく局所的にではあるが、可視化されたというのがパナマ文書の肝である。

 尤もあんな文書、肝心な事は何も明らかにされていないのだから、大局的にはそれほどの問題にならずに終わるだろう。

 但し、景気がどんどん悪化している事由が局所的とは言え可視化された事により、馬鹿ではない人々が少しずつではあるが増えている。

 人類にわずかな希望が有るとすればそこだが、それにしてもまだまだ悠久の時を要するだろう。少なくともワタクシの目が黒いうちには、劇的な改善は目に出来ないと思う。

 

 景気を良くするために、金が流通しやすくする。これが、日本を含む所謂先進国が近年採っている経済政策である。

 ところが幾ら上で水門を大きく開けたところで、下流で待っている人々の所に水流が来る前に、上流の人間どもが次々とパイプラインを引いて、余所の土地に水たまりを作っている訳だ。

 だから下流は慢性的な水不足だし、上流ではそこかしこに水を湛えた貯水池が溢れかえり、折角の水が誰の喉も潤していない状態だ。

 この状態を解消するためには、その貯水池に別所からパイプラインを引いて、そこの水を下流に流すようにしてあげれば良い。

 これまでは、貯水池から水が溢れたら下流に流れるよなどと誤魔化していたのだが、上流の人間は一ヶ所の貯水池が満杯になっても、また別の貯水池を作るだけで、わざわざ手間暇かけて自分の所に引いた水を再び元の川の流れに戻すはずがない。

 上流の人間は割合としては数パーセントで、その他圧倒的多数の人間は、彼らがパイプラインで水をかっ攫ってしまった後の川の水に群がるしかない。残り少ない水の奪い合いである。

 数パーセントの人間が、自分達が潤うのに充分な水量に満足せず、無尽蔵にパイプラインでかっ攫っているために、大多数の人間に水が行き渡らない。

 この貯水池が、現実ではタックスヘイブンという事になる。自分達以外は人を人とも思っていない、人外魔が作り出した悪魔の仕組みだ。

 

 景気を良くする方法は、貯水池に下流へのパイプラインを建設する事。これ即ち、何年も前にワタクシが書いていたように、世界的な連携が絶対に必要になる。

 宮台真司あたりは、「だから実現しません。だからそういう話は無駄です」と言っているのだが、そんな事を言っていたら政治なんて必要無いだろう。

 なんでも強者の敷いた現実を肯定すればそれで済むのであれば、そこに政治の存在意義は無く、人は別の「力」に頼る世界に戻っていくしかなくなる。

 現在の世界不況、及び金融緩和によるイビツさの真の恐ろしさは、実はそこに有るし、世界的に著名な経済関係者の数人は、暗にそういう警告もしているのだが、夏野や宮台のような馬鹿が多いから、果たしてどうなっていくのか予断を許さない。

※(ワタクシがこういう場所でワザワザ馬鹿呼ばわりする相手は、その者が我々を馬鹿呼ばわりしている人物に限られています)
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