昭和唱和ショー「買い物カゴ」
Gさん(仮名)「今日のはなかなか懐かしいですが、もう少し前だったら、もっと懐かしかったかもしれませんね」
ごいんきょ「少し前からエコバッグなんてのがはやりだしたからな。あれも買い物カゴの一種だし」
G「昭和の買い物カゴって、本当のカゴでしたよね」
ご「こんなようなやつだな」
G「絵だとエコバッグと見分けが付けづらいですが、本当に竹ひごで出来た”カゴ”でしたよね」
ご「この記事に拠れば、昭和も41年頃に、もうビニール製の買い物カゴが有ったんだなあ。わしの記憶では、昭和50年代頃からボチボチって感じかと思っていたが」
G「でも、やはりよく見かけたのは竹ひごの物だったと思いますよ、昭和40年代前半は。当時のドラマなんかでも、たまに映ると懐かしいですね。なんで無くなったんでしょうね」
ご「最初に無くなったのは、やはりスーパーマーケットが台頭してきたのが大きいと思う。昔の買い物って、商店街で、色んな店で色んな物を買っていたろ」
G「ええ。卵なら乾物屋、味噌は味噌屋って。乾物屋っていうのも平成っ子にはわからないでしょうね(笑)」
ご「そうして色んな店を渡り歩いて買っていくんだから、自分で運ぶ物を提げていくのは当たり前だったんだけど、スーパーになると、一つの店でゴソッと買い込むだろ。運ぶ物を持ち込むと、店としては監視が難しくなるからな」
G「ああ。一つの店で卵しか買わないとかだと、精算したかどうか覚えやすいですよね。昔は自動計算のレジなんて有りませんし。それがスーパーのように一度に色々買い込む形だと、精算場所を通らせる形にしないと管理できませんね」
ご「店先で卵一つ取って、店員にこれ頂戴って5円渡すなんて形では出来ないわけよ。その形なら、そのままカゴに卵を入れられるけど、スーパーに自分のカゴを持ち込むと、先に入っていた物かその店で買った物かゴッチャになっちゃう」
G「それでスーパーは買い物カゴを店で用意するようになって、客側はカゴを持ち込みづらくなって、レジ袋というのが登場してくるんですね」
ご「今回の話は、また森友絡みで思いついたのかい」
G「は? ……ああ……籠(カゴ)池さんだからですか(苦笑)。そんなわけないでしょう(苦笑)」
ご「わしの周りにもアッキーみたいな便利な人がいたらな(笑)。お会計みんな任せちゃうんだけど(笑)」
G「そういう要望はいくらなんでも聞いてくれないでしょう(苦笑)」
ご「買い物帰りに荷物ごと車で送ってもらうとか。それじゃアッキーというよりアッシーだな(笑)」
G(ふっる~~~)
*1:昭和41年4月6日付読売新聞