無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

昭和唱和ショー「ズック通学鞄」

 小学生の通学鞄はランドセル。これはワタクシの子供の頃からずっと不変の用具である。

 ところが中学生から、通学鞄に時代性が出てくる。更にその上の高校・大学となると、人によっても変わって来る。

 ワタクシの中学時代に多くの人間が使っていた通学鞄は、ズックの肩掛け鞄だった。

 ど根性ガエルの五郎がよく喧嘩に使っていた、あれだ。

 五郎の印象が強かったが、そう言えばひろしも使ってたんだな。ゴリライモもモグラもそうだった。

 

 女生徒は革製の手提げ鞄だった気が。尤も、男でも優等生型なんかはそうだった気も。

 高校になると、自分が何を使っていたか不思議と思い出せない。その手提げ鞄だったかな。スケ番がペッタンコにしていた、あれ。

 絶対に使いたくなかったのがブックバンドだ。なんか、あれを使う人間って、俺は自由人だ主張をしている感じがしていた。凄まじい偏見だ(笑)。

 ズックの肩掛け鞄も、革の手提げ鞄もブックバンドも見なくなった気がする。どれも昭和の香りが。

 

 ワタクシは中学時代、ズックの肩掛けだったが、それには少なからず、ど根性ガエルの影響が有った気がする。

 そして、我が両親の家の元の自分の部屋には、その頃のズック鞄がそのままの形で保存されているはずだ。

 「そのままの形」というのは、最後に鞄を使った日の、そのままということだ。

 鞄を最後に使った日、どんな授業が有ったのか、何を持って行っていたのかなどが、まるでタイムカプセルのように残っているはずなのだ。

 50年経ったら開けてみようか。その際は、自己ブログのいずれかで記事を書いてみよう。