出版界もがネット異文化バトル! 東洋経済 対 週刊文春
Gさん(仮名)「漢さん対シバターさんを扱った時に、異文化バトル、つまり異種格闘技戦は、見た目つまらない戦いになるものだと締めましたが(笑)、今度は出版界で有りましたねえ」
ごいんきょ「何? これも部数を上げるためのプロレスなの?(笑)」
G「いや、どうなんでしょう(苦笑)。たしかに出版不況も半端ではないらしいですから、有り得なくも無いですけどね(笑)」
ご「事の発端は、これか」
G「え? 東洋経済オンラインって、ネットメディアの先頭を独走してるんですか?」
ご「なあ。ちょっと意外で、とてもそんな眼で見てなかったんだが、大手新聞社よりも多いPVを誇ってるって凄いな」
G「大手新聞は、Yahoo!ニュースとかにも流してしまってますからね」
ご「なるほどねえ。東洋経済オンラインをそこまで大きくしたのが、今のニューズピックス編集長なのかい。風雲児だな」
G「で、文春記事に対する反論を、東洋経済オンライン側が発表したんですね」
ご「なんだか微妙な反論やねえ(苦笑)。これ、発表する必要あったのかな?(苦笑)」
G「あ、ほっとけば良かったと」
ご「でも、こうやって反論した方が、多少は注目されるのかな。現にここでも扱ってるし(笑)」
G「プロレスですかね(笑)」
ご「ま、でも、東洋経済オンライン側で愚痴ってる人間の言いたい事もわかるな。
だって、きちんとした良質の経済記事を書くのって、大変だろうよ。苦労してそうした記事を書いても、なんだかPV稼ぎとしか思えないオチャラけた記事ばかりが注目されるのは、そりゃ面白くはないだろう」
G「僻み、嫉妬の類ですかね」
ご「ズバッと描写してしまえばそうなるけど、わしは、そういう人々をそんな言葉で飾りたくはないよ。
やはり圧倒的な多数を稼ごうとすると、馬鹿相手の記事を書くしか無いんだよね。わしの感覚では、世の中の9割以上は馬鹿なんだから」
G「出ましたね~、天上天下唯我独尊思想~(苦笑)」
ご「あ、ここで言う馬鹿っていうのはあくまでも”馬鹿”の事で、東大を出てようがハーバード行ってようが、そんな人間でも馬鹿は多いからね。学歴とか収入とか関係無しに、人間的な馬鹿の話」
G「そんな定義あなたにしかわからないから、どうでもいいんですけどね(苦笑)」
ご「とまあ、かように思えばいいんじゃないのかね。馬鹿と思うかどうかは別として(笑)、自分たちの仕事に本当に誇りが有るなら、PV少なかろうが注目されなかろうが、ドンと構えてれば良いだろう。
わしなんか、ここを10人も見てなかった時だって、ちょっと動揺したくらいで気を取り戻したんだぞ」
G「少し動揺したんですか(苦笑)」
ご「いや、基本的に閲覧者数は気にしないんだけど、流石に3人くらいだった時には一寸だけ気落ちしたな(笑)。
でも、どうせ読む人間の事なんか考えてないのは同じだから、3人でも1000人でも同じだとすぐに気付いたけど」
G「商売でなければそれでもいいでしょうけど(苦笑)、向こうはプロの自負、矜持も有るでしょうしねえ」
ご「そこを補うのが、本来は編集長とかの上層部なんだよな。
そこは人間なんだから、きちんとした、それも本来は本道である記事を書いてて埋もれている人間の気持ちを補わなければならないんだよ。
例えば一言だっていい。『お前の記事が有るから”東洋経済”の看板でやっていけるんだ』とでも言われたらさ、余所の記者にこんな愚痴を垂れ流す気持ちにはならないんじゃないか?」
G「”本日の名言”、頂きました(笑)」
ご「わしは東洋経済の記事はあまり読まない方だけど、経済記事は嫌いじゃないし、ちょくちょく読むからねえ。
ま、下世話な記事の方が読む頻度は多いけど(笑)、だからと言って、下世話の記事を書く記者の方を尊敬するかと言えば、勿論、そんな事は無い。
誇りと自信を持ってやっていれば良いと思うし、そのためにも、あまりくだらん愚痴を余所に流したりせず、内部で言うように、言えるようにすべきだと思うがなあ。
とにかく、わしが一番いいたい事はだ。こんなもん“下ネタ”でもなんでもねーだろ、中途半端に期待させるな馬鹿!って事だな」
G(あんたが一番の”馬鹿”なんじゃねーの?)