無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

地痴呆談「第三次安倍第三次改造内閣」

内閣改造

Gさん(仮名)「なんなんです、第三次第三次って」

ごいんきょ「ほら。今の安倍政権って、第三次政権って事なんで。その第三次政権の三回目の改造内閣って事ね」

 

G「なんだか、わかりづらいですねえ。これじゃ、また何か有ったら間違い無く”大惨事内閣”って書かれますね(笑)」

ご「間違い無いな(笑)」

 

G「何か目玉は有りますかね」

ご「無い!(笑)」

 

G「やっぱり(苦笑)。みんな想定の範囲内ですもんね」

ご「でも、中では野田聖子河野太郎の扱いは目を惹くよな」

 

G「河野さんの外務大臣って、大丈夫なんですかね。どうも稲田さんの二の舞になりそうな」

ご「なんで?」

 

G「いや、なんとなくですが(苦笑)」

ご「河野太郎も放言が多いからな。でも、稲田と防衛大臣よりは、親和性は有るだろ。尤も、わしのような保守派から見たら、心配になる親和性だけど(笑)」

 

G「野田さんの総務大臣って、好待遇ですよね。非主流というか、反主流の人間に対して」

ご「でもなあ、中選挙区制の頃の多様性ある自民党時代は、非主流とか反主流のボスが要職に就くっていうのは当たり前だったけどな」

 

G「そうしないと五月蠅いですからね(笑)」

ご「ところが今は、徹底的に冷や飯を食わせても、抵抗する力が無い。派閥というものの力と役割が、以前とは違うからな」

 

G「だから安倍さんとしては、野田さんに徹底的に冷や飯を食わせる事も出来たんですよね? なんで厚遇したんでしょう」

ご「先ず第一に有るのは、自民党の…と言うか日本の、って事だろうけど、女性代議士の人材難だな。なんとか女性大臣で華やかにしたいと思っても、あまり適任者がいないというな」

 

G「それで仕方無いので、反主流の野田さんに手を伸ばすしか無いなんて」

ご「あとな、長谷川豊のネット放送を見て、流石の見方だなと唸ったんだが、小池百合子と干渉させ合おうという狙いも有るのかもしれん」

 

G「女性同志って事で?」

ご「いや。ただの女性同志っていうか、下手をすると野田聖子は、小池と行動を共にするという事だって考えられたわけ」

 

G「わりと近い関係みたいですね」

ご「だから、あまり冷遇して向こうに行かれると厄介だろ。なんだかんだ、野田聖子もそれなりの経験者だからな。

  加えて、ここで少し野田聖子に力をやれば、いずれ小池新党が国政に触手を伸ばした時に、潰し合わせる事が出来る」

 

G「なるほど~。なかなか深いですね」

ご「ここで長谷川豊は、『間違い無く”電通”が考えたはず』とぶっちゃけるんだよな(笑)」

 

G「あら~。勇者ですねえ(笑)」

ご「いや~。大丈夫かな、コイツ?って思うもの(笑)。ま、とっくにフジテレビ側から叩かれまくっていたから今更なのかもしれないけど(笑)」

 

G「今の政治の無視できない部分に広告代理店が噛んでいるというのは、わかる人間には分かっても、絶対に表では語られませんもんね」

ご「ああ。語られないどころか、打ち消されるから(笑)。

  いくら電通は力が有るとかネット上で書かれても、関係者とか元関係者が群れを成して、代理店にそんな力は無い!陰謀論だ!とか書きまくって、有耶無耶にされちゃうからね。

  その点、先日の長谷川は、小気味良いくらいに自民・公明と電通の繋がりを明言してくれたわ(笑)」

 

G「そんなに山本一郎とか中川淳一郞を責めないで下さいよ(笑)」

ご「誰だ、それ? 知らないなあ(笑)。

  いやあ、昨日の長谷川は飛ばしてた。電波オークションに関してもキレッキレ(笑)。惚れたわ(笑)」

 

G「ま、電波オークションに関しては話題が異なるので、また機会が有ったらという事にしましょう。

  それにしても長谷川さんは、あまり飛ばしすぎるとまた罠を仕掛けられませんか」

ご「カスゴミ…と言うかテレビ利権に斬り込む者は、徹底的な冷や飯を食わされるってか。長谷川は百田尚樹を例に出してたけど、そう言えば橋下府政もスキャンダルを仕掛けられて潰れたな。

  わしもテレビがデジタル化された時に、チャンネル数を増やさないのは既得権勢力の澱みだと指摘したが、当時ここの前身の閲覧者は、二桁いなかったからな(笑)」

 

 

田原総一朗が安倍首相に”冒険”を提言 

G「あと、長谷川さんは田原総一朗さんが安倍さんに提言した”冒険”について、原発廃止ではないかと予想してましたけど」

ご「これも冴えてたよなあ。ネット上では消費減税ではないかとか言われてたみたいだけど、それは安倍が明確に否定したので、すると長谷川の指摘通りかもしれない。頷ける予想ではあったな」

 

G「でも、自民党全体でまとまるはずがないでしょう(苦笑)」

ご「だから、それをまとめられたら、間違い無く支持率は爆アゲだよ。

  小泉純一郎だって使えるし、清和会(安倍の派閥)はまとめられるかもしれない。最大派閥がまとまれば、同調する派閥も出てくるかもしれない。何より、国民の多数派から賛同されるからな」

 

G「でも、安倍さんを支持する中心層たる人々は、原発支持派なんじゃないですか?」

ご「そんなもの、一派だけじゃないよ。安倍支持層って言っても物事によって判断は当然食い違うから。例えば竹田恒泰なんかも脱原発を訴えてるからな」

 

G「事がエネルギー政策なのでただでさえ難しいですけど、あなたは以前、原発はアメリカ案件だから日本の意思だけでは変えられないって言ってましたよね」

ご「あれから多少、温度が変わってきているから。

  先ず、アメリカが日本にプルトニウムの提出を求めたろ」

 

 G「ありましたねえ。意味がよくわかりませんでしたが」

ご「オバマのレガシー造りだったんじゃないの?(笑)

  で、肝心のもんじゅ廃炉が決定したろ」

 

G「ああ…。少なくともオバマ時代のアメリカとしては、日本から核兵器の可能性を奪うという意図が有ったんでしょうかね」

ご「ノーベル平和賞を先に貰っちゃったからな(笑)。

  だから原発を廃止したって、アメリカとしてはもう関係無いのよ、多分。核技術そのものは、とっくに日本にも培われたし」

 

G「すると、安倍さんが原発完全廃止に動く可能性も無きにしも非ずですか、やはり」

ご「無きにしも非ずも無きかもしれないな」

 

G「なんじゃ、そら(苦笑)」

ご「ま、田原が安倍に提言した事が”原発廃止”ではないかという長谷川の読みには、わしも賛同できる。冴えてたな。

  ただ、安倍晋三って、そんな重大な決断はできないよ(笑)。やはり代替エネルギーという最大の懸案はどうしようもないだろう」

 

G「それは決めつけていいんですかね?(笑)」

ご「いや、これは決めつけないで!(笑)

  田原の提案が”原発”かどうかも、安倍がそれを受けても決断できないかどうかも、これは決めつけられません、正直(笑)」

 

G「いつもと違ってかなり弱気ですから、本当にわからないんですね」

ご「わからないと言うか、田原の提案を首相が受けて事が大きく変わるとか有り得ないんで、そもそも深く考えてないって事ね(笑)」

 

G(じゃあ、こんなに長く話すなよ!)