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無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

漫画投句「厳格に訊け!」(小林よしのり)

ノンセクション 漫画投句

今回の喧嘩稼業

喧嘩稼業 1-6巻セット
価格:3661円(税込、送料無料)


 

 普通なら、週刊誌に連載中の作品を扱う場合、「今週の」と題するところなのだが、この漫画の場合は掲載が甚だ不規則なため、「今回の」という形で括るしかないのである。

 今回はかなり久々の巻頭で扉カラー、しかも31ページという仕事ぶり。反動で、今後の掲載率がまた一段と落ちるのではないかという事が懸念されるくらいに頑張っている木多康昭なのである。が。

 内容は、こりゃ喧嘩稼業スレ荒れるだろうなと容易に予想の出来た急展開。なんと十兵衛が、唐突に佐川徳夫に屍を打ち込んだのだ。

 ワタクシの予想では、屍はブラフに利用するのだろうと思っていたのだが、まさかこんな唐突に屍を打ち込む展開になるとは意外だったし、これで大丈夫なのかなというのが正直な所。

 しかし、入念に練り上げる木多なので、ここからまだ一山二山あるのだろう。あるのだろうが、色々心配にはなる。そりゃ久々にとんち荒らしもはしゃぎたくなるというものだ。

 

今後の展開予想

 こうなると、今後は屍をどう利用するかという、アンダーグラウンドばりの戦いとなっていく。

 少なくともアンダーグランドの不敗闘士である桜井は、既にコーナーポストになんらかの毒が仕込まれている事は見抜いたであろう。

 そういう「設定」を利用した闘いぶりでは一歩も二歩も利が有ると思われる桜井を相手に、さすがの入江文学も後れを取ってしまうだろう。やはり文学は死ぬ。

 問題はその後の対戦だが、第四試合が川口対金隆山なので、両者共に仕込まれた屍を外し、主催者側に渡すに違いない。或いは文学の毒死により、主催者側でリングを点検するかもしれない。

 

 板垣組の吉田が梶原から受け取ったのが屍か血清かというのがまだわからないが、あれだけの量の屍を渡したら板垣組が地上の王者となってしまうので(笑)、九分九厘血清のはず。

 梶原は、吉田がその使い方を間違えてタン・チュンチェンの怒りを買うと踏んでいるのだから、徳夫にも血清を打ちたいタンに対し、自分達が梶原に払った約二億円を要求するのだろう。

 梶原が電話でタンに何を吹き込んでいるかも響いてくる。板垣組は血清で儲けるためにどこかに毒を仕込んでいるぞとでも吹き込んだか。

 怒りのタンは板垣組潰滅指令を闇社会に出し、梶原・澤に情報を求め共闘。梶原が板垣組長に収まり、工藤を自由にする。

 

 大会の方は、最悪の予想では、文学の死で終わってしまうかもしれない。隕石級の結末。

 でも、それでも喧嘩稼業という漫画の本筋から外れるわけではないのだけれどね、実は。

 そして十兵衛は、文学の仇を討つために精進を誓って第二部が終わる。

 第三部「喧嘩生業」は数年後、今回のトーナメントで試合が出来なかった連中をも含めた世界大会。当然、山本陸も参加。

 

漫画回顧「厳格に訊け!」


 

 久々にふと読んだら、これが面白かったのでご紹介。

 てっきり月刊ジャンプで連載していたと記憶していたら、ヤングサンデーだったようだ。人の記憶はアテにならない。

 これは世にも稀なる人生相談漫画で、嘘か本当かは知らないが、読者からの悩み相談に村田厳格が回答するという漫画だった。

 人生相談でありながら楽しんで読めるというのは、竹原慎二のボッコボコ相談室に通じるものが有る。と思って調べてみたら、そちらは続編がまた違う場所で始まっていたのね。また読もう。

 

 で、こちらはギャグ漫画だから、より笑える内容となっていた。一例を出してみよう。

 私は20才の女子大生です。

 実は私、二人の男の子と付き合ってるんです。

 それがバレちゃって「どちらか一人に決めてくれ」と、つめよられてるんです。

 一人は慶応の三年で、車はシティ。もう一人は亜細亜大の四年で、車はポルシェ911なんです。

 私はどちらをえらべばいいんでしょーか?

  こうした相談を聞いた厳格は、「悩んどるな悩んどるなー、人として」と決まり文句を言いながら木魚をポクポクと叩き、回答を考える。そしておもむろに、ズバッと斬り込んだ回答をするのだ。

 ちなみに上記の回答、あなたならどうします。斬り込みつつ、笑いも考えなければいけないのだ。なかなかに難問。

 

 厳格和尚の回答は実に明快。

 「亜細亜大を選べ!」

 

 その心は、「お前ごときと付き合ってるならどっちも馬鹿じゃ! どっちも馬鹿なら車がいい方がお得に決まっとる!」(笑)

 いやいや。将来性まで考えての相談だと思うのだが、きっと、この女がそんなに末永く付き合うとは思えないという事まで見越してなのだろう。とにかく痛快で爆笑(笑)。

 

 これ、竹原慎二の相談室がウケるくらいなので、今こそインターネットで上手くやればウケると思うんだよね。

 

厳格に訊け! (幻冬舎文庫)

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