恥痴呆談「”政治系ブログの書き手を有料募集”が掲載中止に」
Gさん(仮名)「クラウドワークスというネット上の仕事募集サイトで、”保守系の思想を持っている方限定”というのが問題になって削除されたようですが(笑)」
ごいんきょ「なんで笑いながら言うの?」
G「だって、募集されていた人員って、あなた打って付けみたいだから(笑)」
ご「どんな募集なんだよ」
G「こんなものだったようですよ」
ご「あ、本当だ。殆どわしの考えと一致してる(苦笑)」
G「でしょう(笑)。応募すれば良かったのに(笑)」
ご「おいおい。でも、わしは”民進党の政策を反対のことを行えば”なんて事は思ってないよ。それに共産党にも投票した事あるし」
G「でも、主張がおかしいとまでは思わないでしょ」
ご「まあな。物凄く大ざっぱに言えば共産党に投票する人は反日だし(笑)、民進党の政策とか党運営は嫌だけどな」
G「非常に、あなたと親和性が高い募集だと思うんですよ(笑)」
ご「しかし、その募集記事なのか、それを報道する側なのかわからんが、なんか”てにをは”が微妙におかしいよな。あまり日本語が上手ではないのかな?」
G「上手ではないから募集したんですかね」
ご「それで、いくらで書けって話よ」
G「一記事800円とからしいですよ(笑)」
ご「800円!? たった800円で記事を書けってか!?
それに応募した奴なんているのかね?」
G「いるんじゃないですかあ。暇だけはやたら有る所謂ネトウヨって、結構いるんじゃないですかね」
ご「しかし、誇りも何も無いのかね。たった800円で自分の主張を売るって(苦笑)。”売文屋”とはよく言われたものだが、それもここまで落ちたかという思いだな」
G「じゃあ、幾らなら受けるんですか」
ご「どんなに安くても最低一万円は出させないと。仮にも大人に文章を依頼するのであれば。それも一万なんて、本当にベタ記事の値段だけどな。
それは別として、それの何がいけなかったの?」
G「”利用規約違反”らしいですけどね。恐らく禁止事項のこのあたりかと」
(4) 他の利用者若しくは第三者を差別もしくは誹謗中傷し、又は他者の名誉若しくは信用を毀損する行為。
ご「なるほどな。これは、禁止措置も宜なるかなだな。
大体、いつも傍から見て感じているのは、こういう連中ってあまりにも言葉の選び方が下手すぎる。なるべく多くの人間に届かせたいのであれば、言葉はもう少し慎重に選ばないと、逆効果にしかならないだろ。
だから、わしなんかはむしろ、そういう連中は日本を逆に貶めたい連中、街宣右翼みたいな構造なのかなとすら思うんだよ」
G「上の募集例で言えば、特に共産党や民進党に対する言葉が引っ掛かりそうですね」
ご「うん。他の募集要項なら、それが禁止されたとなったら、わしはむしろその事を”おかしい”と攻撃したろうな。言論の自由を阻害すると。だが、共産党や民進党に対する書き方は、自由の履き違え。
ああいう連中ってそうした判断ができないから、いくら考えが近くても、わしはお近づきにはなりたくないんだよね。多少、思想が反対の人間より、常識を弁えられない人間の方が恐ろしいし、付き合いたくない」
G「だから、あなたみたいに微妙な判断力で書ける人間を募集すればいいのにねえ(笑)」
ご「そもそも、たった800円で募集するような事からして非常識な連中と思うし、そんなものに応募するのは当然、いろんな意味で質の低い書き手だろ。WELQ問題も同じだけど、考えの卑しい人間が跋扈しすぎなんだよ、ネット上っていうのは。
尤も、ネット上というのは、より赤裸々な人間像とも捉えられるからな。それだけ多くの人間にとっては、”文章”というものは”魂”のようには思われていないという事だ。
わしがこの手の話を物凄く苦々しく感じるのは、全てそこに有るんだな」