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無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

挿しす世相史「ザトペック夫妻ヘルシンキオリンピックで同日金メダル」

社会 挿しす世相史

 昭和27年、現地時間での7月24日(木)、フィンランドヘルシンキで行われていたオリンピック大会第6日目に、チェコスロバキアのザトペック夫妻が同日金メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。

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 夫のエミール・ザトペックは男子5000mで、妻のダナ・ザトペコヴァは女子やり投げで優勝したものです。

 

 ちなみに夫の方は、前ロンドン大会の男子10000mで既に優勝していましたが、この大会ではこの日の5000mの他に、10000m二連覇、更にマラソンでの優勝と、合わせて三冠を達成しています。

 その苦渋に満ちたような表情での走りは有名で、後に阪神タイガース村山実投手が、全霊を打ち込んで顔をしかめるように投げるのを、「ザトペック投法」と称されたものでした。

 当のエミールの方は、ソ連の侵攻に反対論陣を掲げたため、以後は共産党を追放され、地質調査研究所員という名目の鉱山労働者とされて、サーカス車での寝起きで街から街への移動という冷遇ぶりだったようです。

*1:昭和27年7月25日付読売新聞

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