無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「トランプはなぜ中国や日本を敵視するのか」 他

 

トランプ政権発足

Gさん(仮名)「いよいよトランプ政権が発足しましたが」

ごいんきょ「次から次とゴールドマンサックスの人間を起用しているな。ゴールドマンと言ったら、小泉と竹中が必死になっていた、日本の郵政民営化の影でも暗躍していた連中だ。今、世界を悪い方向に導いている代表格と言っていいんじゃないか」

 

G「そんな連中を、何故あれほど反ウォール街を標榜していたトランプが重用するのでしょう」

ご「そんなもん、大人の事情に決まってるだろうが(笑)。金だよ、金。アメリカ政権なんて、いつも民間の金の亡者が入り込んでるじゃないか。日本の官僚制なんてかわいいもんだぞ、本当に」

 

G「中国への敵意を剥き出しにしてますね」

ご「日本の名前も出してたがな(苦笑)。あんなもんは日米経済摩擦の頃に日本がやられたのと同じ事だよ。アメリカは自由経済の国ではないからな。自分たちが赤字になると、将棋盤を引っ繰り返して対局をやり直しにさせるんだ」

 

G「でも、南シナ海の問題とか台湾の扱いとか、中国はかなり怒ってますね」

ご「あれだって、要するにアメリカ国内の目を逸らさせてるんだよな。思い返してみな。トランプは、日本から米軍を撤退してもいいくらいにアメリカファーストを謳ってたんだぞ。みんな、そのこと忘れてるのかな(笑)。彼は中国と他の国の関係なんてどうでもいいんだよ。彼の関心は、自分たちの利権を如何に中国が用意するかなんだ(笑)。
  だって、アメリカ人の多くが疲弊しているのは、何よりも貧富の格差が異常に広がっているからだよ。これはレーガン政権の時からそうだったのだが、阿呆は行くとこまで行かないと気がつかないから。

  で、昨今ようやく気がつく人間が増えてきたから大統領選でも問題となっていたわけだけれど、トランプは、もうそんな事はどうでもいいわけ。そこをあまり煮詰めると、自分たち家族の首まで絞めるから。連中だって一応は富裕層の範疇なんだろ、怪しいって話も有るけど(笑)。だから、条件は知らないが、これまで攻撃していた方の富裕層と手を握って、攻撃相手を国外に限定しだしたんだろう」

 

G「しかし、トランプ個人が仮にそうだとしても、アメリカ政策とかの流れというものが有りますよね」

ご「だから。中国叩きはどちらにしても、アメリカの国益にも、トランプの私益にも叶うのよ(笑)」

 

G「なるほど(苦笑)。それにしても、アメリカ人が最も手っ取り早く生活を改善しようと思ったら、国内の貧富の差をなんとかした方が早いのに、その目を逸らされているという事ですね」

ご「そう。これは日本だってそうなんだぞ。今、日本国内もかつてのアメリカのように貧富の差が広がり始めているが、その目を逸らすために、若者に老人を攻撃させようとしている。老人が暮らしにくい世の中になったら、将来自分たちだって困るのだが、阿呆は目先しか見えないから乗っちゃうのがいるんだな。

  命題とすべきなのは老人対若者ではない。富裕層対貧困層なんだよ。その目を逸らされている」

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G「あなたはトランプの減税政策に、最初から警鐘を鳴らしていますね」

ご「だって、貧富の差を解消するのがアメリカ国内の問題を和らげる最も手っ取り早い解決策なのに、トランプ減税ってのは、富裕層の大型減税を含んでるんだぞ。ますます事態は悪化するから。時間はかかってもな」

 

G「日本もアメリカのように極端な階層社会になるのでしょうか」

ご「これは完全にわしの憶測だが、そのように企図している連中が昭和末期から暗躍しているな。日米構造協議、年次改革要望書、TPPなど、姿形は少しずつ変えてきているけれど、どれだけ日本が突っぱねても、絶え間なく日本の構造を搾取しやすいように変えようとしている連中がいる。その間に小泉純一郎のような盆暗や、竹中平蔵のような売国奴が舵を握ってしまうと、その時に一気に国勢が傾いてしまうんだ。安倍晋三も小泉以来の清和会政権だから、同じ穴の狢だよ」

 

G「という事は、安倍政権下でまた日本の国勢が落ちると」

ご「その時は大丈夫なんだ。馬鹿の目を眩まさないといけないから(笑)。その後の十年後、二十年後あたりから、じんわりと国民も実感するようになってくるんだな。

  尤も、TPPがご破算となったのは幸いだったよ。もっと酷いのを押しつけられる可能性も高いし、安倍政権なら唯々諾々と呑む可能性も高いけど(苦笑)」

 

 

慰安婦問題

G「韓国が慰安婦問題での合意を覆しそうですね」

ご「あんなもん、最初から不可能ってわかってるじゃないか。なにが”不可逆的解決”だよ(苦笑)」

 

G「おそらく、国際社会にああした合意を表明させて、それを引っ繰り返したら韓国の非道が表になると考えたのではないですか」

ご「あのなあ。極東の、日本とたかが韓国との諍いなんて、国際社会はまったく関知しないよ(苦笑)。

  あれは解決済みなんだから、政府が関与しない形で当たるしか無かったんだ。それをやっているのが韓国だよ。だから日韓政府にはどうにもならない。そんな事は、あの”不可逆的解決”の当時からやられていたんだぞ。だから絶対に有り得ない事を、安倍晋三は声高に言ったんだよ」

 

G「あの人、”アンダーコントロール”とか、”私の世代で終止符を打つ”とか、有り得ない事を断定的に言うのが好きですよね」

ご「素で言っているなら底ぬけの馬鹿。或る程度は計算して言っているのなら、ただの馬鹿だな」

 

G「どちらにしても馬鹿なんじゃないですか(苦笑)」

ご「だって、まともな人間は有り得ない事を断言できないよ(笑)。多分、その方が民衆受けすると思っているのだろうし、結果的には、そうなっているからな。まともには有り得ない事をまともに聞いている日本人全体も、まともではないという事だよ(笑)」

 

G「いやー、だんだんと反安倍色を出してきてますね(苦笑)」

ご「いや。こんな事は、その時々に言ってきてたことだよ。安倍首相が言葉通りにしていれば、わしは過去ログで大恥を掻いているわけ。でも、こちらはいまだに言う事を変えないで済む。それだけの事。

  安倍晋三が何故、有り得ない事でも断定的に言うかという事では、わしは奴が怯懦な人間だからだと思っている。胆力が無いから、鬩ぎ合いが出来ないんだ。だから少しでも早く、多少は、或いは大幅に譲歩してでも、自分を煩わせることから逃れたいんだよ。それか、完全に逃避するかしか選択肢を持てないんだ」

 

G「それって、彼が尊敬しているであろう岸信介あたりの政治家から見たら、目を覆いたいくらいなんじゃないですか」

ご「昔の政治家は、胆力は凄かったからな。あれは時代的なものなんだろう。それにしても安倍晋三は、坊ちゃん体質で線が細すぎる。あれをコワモテみたいに評価している左翼連中は、眼科か心療内科に行った方がいいよ(笑)」

 

G「今回は毒舌すぎて、ワタクシも面倒みきれません(苦笑)。炎上しても知りませんからね(笑)」

ご「ASKAみたいに三千万アクセスとかなったら、それはそれで嬉しいよ(笑)」

 

G(いくらなんでもそこまではねーよ)