無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「都議選自民惨敗を考える」

 

Gさん(仮名)「今回は、やはり都議選を扱わないわけにはいきませんね」

ごいんきょ「しかし、選挙前は安倍一派が大はしゃぎ、選挙後は反安倍一派が大はしゃぎで、どちらも見苦しいな」

 

G「先ず安倍さん一派ですが、それがどう見苦しかったですか」

ご「完全にのぼせ上がってたよな。何か言われると支持率が有るからいいんだって開き直って。あんな姿を見たら、そりゃみんな馬鹿でもなけりゃゲンナリしてくるって(笑)」

 

G「前回、あなたも強烈な皮肉で、支持率が有るから問題無いって事だろうと指摘してましたもんね」

ご「いまだに稲田を罷免しないし、支持率どうこうより、政治家としての素質の問題だわな。やっていい事と悪い事の区別がつかないんだから」

 

G「そういう目でどんどん見られていくって事ですね。やはり都議選の惨敗は、その辺に原因が有るんでしょうか」

ご「そりゃ原因の一つとして、安倍一派ののぼせ上がりは間違い無く有るよ。その分水嶺は、読売新聞による、あの異常な報道だった。

  この恥痴呆談の過去ログを順番に読めば、わしがどこで”こらアカン”となっていったかが如実に分かるよ。わしは反安倍でも親安倍でもない。政治宗教思想になんの傾きも無いから、その心理移動が実にわかりやすい。政治を真面目に研究している人間であれば、格好の素材だと思うがね。

  わしがここで書いていることは、勿論、一介の底辺労働者であるわし個人の考えなんだが、周辺の、通常は政治活動なんかとは何も関係の無い同僚連中や、女性らの様子などを勘案しながら書いているんだし。

  等身大の庶民像から、そうはかけ離れたものではないと思うよ」

 

G「仮にそういう人の目に止まったとしても、単にコメンテーター気取りとしか見られないんじゃないですか(笑)」

ご「前時代の愚か者にはインターネットとかブログというものの役割は、いまだに理解できないだろうからな。

  わしは、若い、貪欲で本当にやる気に溢れている研究者や実践者に向かって先の言葉を言ったんだよ」

 

G「読売の報道は確かに異常でしたけど、それで傾きが変わったんですかね」

ご「いやあ、それに加えて、あの前川氏が実は性交渉をしてなかったと。べつに、してても、わしはまったく問題無いと思うけどな。

  しかも、そういう前川氏に対して、親安倍一派が次々と醜い言動を見せていたろ。あの辺から、一般的な心象と乖離が生じていったと思うよ。

 面白いことに、そういう連中ほど前川氏よりも卑しいだろって人間が揃ってるんだ(笑)。そりゃ、まともな人間なら前川氏の方になびいちゃうよ(笑)。

  それに、官邸御用達記者によるレイプ疑惑もみ消し疑惑も有ったし」

 

G「あのレイプ疑惑もみ消し疑惑でも、親安倍さん一派の物言いがおかしかったですね」

ご「その”おかしい”は”面白い”の意味ではなくて、”頭がおかしい”のおかしいだよな」

 

G「いや、”頭”って言ってませんし(苦笑)」

ご「言ってるのと同じだよ(笑)。そこは遠慮すること無いよ(笑)。

  あんな目に遭った女性に流言飛語や罵声を浴びせられるなんて、正常な人間じゃないから」

 

G「”頭”とは言ってませんからね(苦笑)。

  罵倒罵声と言えば、あの豊田議員の件も加わりましたしね」

ご「でも、ありゃ都議選にはそんなに影響してないと思うよ。面白いから話題にはなったろうけど(笑)。

  それよりは稲田の異常な発言と、それにほっかむりで通した事の方が多少は影響したんじゃないのかな。

  でも、そんな事よりも、一番大きかったのは当の自民都議が腐ってたって話じゃないか。そもそも小池百合子にカメラの前で握手拒否とか、猛烈な反自民選挙運動じゃないか(笑)」

 

G「あれも小池さんはおいしかったですよねぇ~」

ご「あんな奴に絶対投票する気にならないだろ(笑)。で、周りの人間も同じ様な連中と思われてしまうんだよ。

  今回の惨敗の最大の戦犯は、ドン内田とその一派であって、そこを見誤ったらいけない。

  それを反安倍一派の連中は、ここぞとばかりにアベガーアベガーと騒いでいるのも気に食わない」

 

G「それで冒頭の言葉になるわけですか(苦笑)。

  あの秋葉原での反安倍コールは、案の定、アノ手の人々だったようですね」

ご「当たり前だ。あそこまでの統率された反安倍コールなんかが起きるほどの社会情勢ではないじゃないか。

  あの映像を見て、なんかおかしいと感じない奴の感覚はどうかしているよ。読売新聞があんな記事を載せるのはなんかおかしいと感じない連中と、矢印の向きが違うだけだな。馬鹿の程度は同じ」

 

G「そんなにワタクシを責めないで下さいよ(苦笑)。そりゃワタクシは馬鹿ですが(苦笑)」

ご「わしは親安倍の情報だけを流している連中も、反安倍の情報だけを流している連中も、どちらも軽蔑しながら両方の情報を見ているよ。前にも書いたが、情報というものは多方面から精査しないと必ず精度が落ちる。きちんと両目で見ないと立体像は見えないんだよ」

 

G「でも、支持率を見ても安倍さんの政権運営が危険水域に行きかねないのは確かですよね」

ご「そりゃそうだ。さっきも言ったが、明らかにおかしいって事を親安倍一派が堂々と公言すればするほど、それは反安倍効果となって現れるよ。それを最大限に具象化したのが、あの読売報道。

  彼らが都議選から学ぶべきなのは、本当はそこなんだけどな。そこを気をつけられるような頭の切れそうな奴は、目立った親安倍一派の中には見当たらないな(笑)。

  そう言えば、あの山本一太が昨日金曜の昼番組で、少しまともな事を言い出してたな。彼は昔から朝生で見ているけれど、かなり勉強しているし、長年頑張っているわりには報われてないな。

  ああいう姿勢が親安倍一派全体に浸透すれば、また国民を騙せるかもよ(笑)。まあ無理だがね」