無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

昭和唱和ショー「ブリキ」

Gさん(仮名)「そう言えばブリキという言葉も日常では聞かなくなりましたね」

ごいんきょ「せいぜい、ブリキのおもちゃを懐古的に扱うくらいだろ」

 

G「そもそもブリキってなんですか?」

ご「薄鉄に錫(すず)をメッキしたものだよ。それによって、腐食耐久性能を高めた物だな。ちなみに亜鉛をメッキしたものがトタンだな」

 

G「ブリキというと、先程も話に出た玩具って事になりますけど」

ご「いやいや。昔は色んな物に使われてたんだよ。バケツとか、それから缶詰の缶なんかもブリキだったよ」

 

G「ああ、なるほど。なんで無くなったんですかね」

ご「バケツとかに関しては、今でも普通に有るね。

  ただ、プラ系の物が激増して、相対的に目にしなくなったよな」

 

G「ですねえ。百均なんかで手に入りますから」

ご「軽いしな。ただ、玩具とか缶詰の缶に関しては本当に無くなったよな」

 

G「”かん”が多いっすね(苦笑)。

  なんで無くなったんですか」

ご「玩具に関しては、やはり”超合金”ものの登場が大きいんじゃないかな。あれで金属製の玩具という物の趨勢が大きく変わった。ブリキ製なんて、すっごく安っぽくて幼稚に見えるようになっちゃった。

  缶詰に関しては、錫による中毒という食品公害が問題になったからなんだな。それで、アルミ缶が主流になる」

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G「たしかに、錫でメッキしてある面って、そもそもが食品関係向けじゃなかったですよね」

ご「いやホント。なかなか力業な時代だったな(苦笑)。

  ま、長期保存という利便性が何より勝っていたんだろうけど。メッキしてないただの鉄だと、食品と密着させたらすぐに腐食してしまうだろうからなあ」

 

G「金とか銀をメッキしたら腐食しないんでしょ。食器にも使われている安定素材だから無害だろうし」

ご「たかが缶詰に使えるか、そんなもん!(苦笑)」

 

*1:昭和45年8月12日付読売新聞

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