無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「ストーカー規制法とインターネット」ほか

 

成人の日

Gさん(仮名)「正月休みが明けたと思ったら、また連休なんですよね~」

ごいんきょ「なんだか、だらけてしまうなあ。ここまで休みだらけにしなくてもと思うが、問題は成人の日の日付を変えてしまった事だわな」

 

G「成人の日だけではないですけど、連休にするために祝日の日付を変えてしまうというのはどうなんでしょう」

ご「成人の日というのは、小正月なんだよな、要するに。その日には元服を祝ったという。だから本来は旧暦正月の15日にすべきものなんだ。だが、それを言ったら正月も旧暦にすべきとなってしまうので、まあ、せめて新暦としても1月15日にやれよという話だな」

 

G「固定日付でない祝日を設けたのは”ハッピーマンデー制度”というらしいですね」

ご「なんと馬鹿丸出しの名前なんだ(苦笑)。なに人なんだよ。『カップヌードルでも啜ってろ、馬鹿』って話だな」

 

G(ふっる~~~)

 「あとは海の日、敬老の日、体育の日ですね」

ご「そもそも”海の日”ってなんなんだよ(苦笑)。で、それに対抗して”山の日”作ったりして。”みどりの日”と被ってるだろ(苦笑)。そんな無理矢理で説得力無い祝日作ってまで休む必要あるか?」

 

G「どうも、日本人は休まなさ過ぎだと思い過ぎなのかもしれません(笑)」

ご「それって、バラバラに祝日を増やして改善する問題ではないだろう。どうも小選挙区制施行以後、政治家っていうのは本当に阿呆の集まりになったな。

  ま、海の日や敬老の日はともかく、体育の日とか成人の日は、日付に意味が有るんだからなあ。特に成人の日は、小正月に由来するのだから、ハッピーマンデーなんて訳の解らないものに迎合させるべきものではないだろう。それで、なんで”山の日”ごときが日付固定なんだよ(苦笑)」

 

G「ま、そちらも将来的にはハッピーマンデーになるらしいですけどね」

ご「しかし、つくづく言葉にするのが恥ずかしい名称だなあ、"ハッピーマンデー"って。”Yahoo!かんたん決済”とか”はこBOON”に匹敵するぞ」

 

G「あ、理由も無しに特定企業をdisるような事をしてはいけません」

ご「だって、オークション仲間の間では凄く共感されるよ、この話(笑)」

 

 

皇室問題

G「ご譲位に関する政府側の方針が決まったようですが」

ご「なんじゃ、こら……」

 

G「なんじゃって、何がです?」

ご「何がですって、隅から隅までだよ。そもそも特例法というのがおかしい。そこが大前提として有るが、中身も非礼無礼で塗り固めたようなものだな」

 

G「えっと、秋篠宮殿下を皇太子待遇というのは、あなたも賛成なのではないですか?」

ご「そんな小馬鹿にしたような案に賛成するわけが無いだろうが! なんだ、”待遇”って? ”課長待遇”ってポスト貰って喜ぶような小物おるんかい」

 

G「ああ。皇太弟にせよって事ですね」

ご「そう。”皇太弟”なり、名称はなんでも良いと思うが、きちんと”皇嗣”としてのお立場を整えて差し上げなければ」

 

G「皇嗣とはなんですか?」

ご「”皇嗣”というのはお世継ぎ、言ってみれば皇位継承順位が最上位の方だな」

 

G「御譲位が実現したら”皇太子(弟)”という歴とした存在がいなくなるわけですよね。それって、いいんでしょうか」

ご「小林よしのりなんかは、実は知っているくせに”皇太子不在だと安定的でない”なんて書いているが、これだけ長い皇室の歴史だから、皇太子不在の時だって珍しくないわけよ。だから、そのこと自体は、実は大した問題じゃないんだ。

  問題なのは、”待遇”という扱い。このような場当たりの扱いで皇嗣を扱うというのは、時の政権としてあまりに不遜だろう。なんだよ、”待遇”って。それより、森喜朗を早く”五輪組織委員会会長待遇”にしろよ」

 

G「やはり典範を改定せよという事になりますね。悠仁殿下を皇太孫とはできないのですか?」

ご「それだよ。過去の週刊誌報道などから畏れながら推察すれば、今上陛下、皇太子殿下、秋篠宮殿下がお考えなのは、そういう事なのだと思う。

  ただ、皇太子殿下のお孫様ではないのだから、それでも”皇太孫”という名称はおかしくなるのだがな。その場合が”皇太甥(こうたいせい)”という事になる。小林よしのり一派の高森明勅が提示した典範案には、何故か皇太甥は書いてないがな。悠仁殿下が皇嗣におなりになったら、敬宮殿下が皇嗣におなりになる可能性が無くなるのが嫌なのだろうが。

 いずれにしても現典範に規定が無いので、典範を改定しなければならない時が今なのだ」

 

G「安倍総理って、改憲からも逃げてますよね」

ご「そう。いまだに改憲勢力を糾合しようとしていないだろ。実数がどれだけいるのか見当もつかない。わしはとっくの昔に看破しているが、奴は解釈改憲した時点で、改憲なんか眼中に無いよ。アイツが改憲改憲言っていたのは、アメリカがうるさくて困ってるんですよって事だったんだよ。解釈改憲してアメリカが何も言わなくなったから、アイツにとっては『改憲? 何それ、食べられるの?』って話だよ。とにかく怯懦な坊ちゃん体質だから、面倒な事にはなるべく関わりたくないんだ。改憲だって、アメリカがやいのやいの言ってきて面倒だったから俎上に載せていただけだよ。

  この特措法に関しては、まだまだ糾弾したい事は有るが、それもおいおい指摘していこう」

 

G「日刊ゲンダイなんか生温いくらいの反安倍ブログになると宣言してましたが、徐々にエンジンがかかってきてますね(苦笑)」

 

 

ストーカー規制法とインターネット

G「ネット民にとって、もしかしたら影響が有りそうな報道が有りました」

ご「改正ストーカー法でネット上も規制対象になるという話な。

  これ、物凄く時機を得たと言うか、丁度いま、わしのブログがストーカーじみた人間のお陰で面倒な事になっているんだよ」

【重要】本サイト閉鎖の可能性の報告 - 私的 昭和テレビ大全集

 

 G「なんなんでしょうね、FC2の対応は。どんな出鱈目なクレームでもいちいち”閉鎖”を脅し文句に使うなんて」

ご「しかも今回は、12月28日に問い合わせが来て、1月4日までに返信が無いと閉鎖の可能性があるなんて一方的に言ってきてさ。そんな忙しい時期にネットをやっていない人間だったらどうするのよ」

 

G「しかも、自分たちはいまだに返信してこないという。人として、企業として、最低ですね」

ご「こんな事をやっていたら、ちょっと気に食わないブログが有れば、なんでもかんでもデタラメのクレームを付ければいい事になる。

  最低でも今回のわしのように、膨大な時間と手間暇を浪費させられてしまうし、上手くすれば一方的に閉鎖に出来るんだぞ」

 

G「ブログ運営主も表現に関わっているわけですから、もう少し腰を据えてもらわないと困りますよね」

ご「放送もそうでね。初期には”表現”という事をもっと真摯に考えていたのだが、花形産業になって、底の浅い連中ばかりになってしまい、どんどん表現が狭められてしまった。インターネットもそんな危険性がそろそろ出て来たな」

 

G「今度の改正で、あなたの事例も当て嵌まってくる可能性も出て来ましたね」

ご「このくらいだと流石に有り得ないだろうが、もう少し事態が進めば有り得なくもないな。なにしろ、勝手にブログ閉鎖までさせられそうになったのだし、そのためにこちとら、貴重な休日をブログ保全に費やしたりしてるんだ」

 

G「訴えるんですか?(笑)」

ご「いや、わしが怒っているのは、その程度の判断もできず、事情も聞く前から”ブログ削除”を脅し文句に使ったFC2の方なんだよ」

 

G「確かに、”昭和の人になりすましているおそれ”って、それがなんなの?って話ですよね、普通。仮に高校生が昭和の人になりすましてブログやっていたとして、それが閉鎖に追い込まれるような事なのか。

  それに、ブログってほとんど匿名なんですから、年齢での成り済ましも何も無いですよね。それによって詐欺行為をしているとか、そういう事でもない限り」

ご「まともなブログ運営会社だったら、あんな理由で問い合わせないと思うよ。FC2の運営が桁外れの丸々だったんだよ」

 

G「なんです、丸々って?」

ご「伏せ字だ(笑)」

 

G「ああ…(笑)」

ご「だから、件の彼も、まさかこんな事を公開されるとは思っていなかったんじゃないかな。わしも馬鹿馬鹿しいし、彼が可哀想だし、できるだけ表沙汰にしたくなかったんだよ。FC2が丸々だから、どうしようも無かったんだ(笑)」

 

G「でも、今度の改正法では非親告罪とか書いてありますよ」

ご「そこなんだよ、問題は。わしが、ああいう風に、ネット上とかメールとかでやられていたと書いたろ。それを警察が読んで、勝手に立件とかし始めた場合、被害者側であるわしが面倒な目に遭う訳よ。これって、なんなのよ」

 

G「あなたの場合は、ハッキリと拒絶してからも執拗に来たわけではないですから、まだ大丈夫でしょうけどね。でも、そういう場合はどうなるんでしょうね」

ご「非親告罪とは言っても、少なくとも現状の警察はそんなに強権的ではないから、事前に被害者側の意向を聞くとは思うがな。それで、被害者側が能動的に訴えると恨みを買ってしまうが、表向き警察が勝手に立件したとなれば、それは防げるだろうという事なのだろうが」

 

G「でも、それも警察側の姿勢次第になりませんか?」

ご「と言うよりもな、非親告罪がもっと恐ろしいのは、相手を嵌め易くなるんだぞ」

 

G「と言いますと?」

ご「それこそ成り済ましでストーキング投稿をしまくれば、相手も警察の取り調べを受ける事になるわけだから」

 

G「あれ。例えば権力側が気に食わないブログが有ったら、仲間を使って嫌がらせ書き込みをしまくって、それを警察に見せれば、そのブログ主は警察に取り調べを受ける事になるって事ですかね?」

ご「建前としては、被害者として、だがな。だが、非常に面倒な目に遭う事は間違い無いだろう」

 

G「大丈夫なんですか、ゲンダイより反安倍のブログだなんて言ってて」

ご「いや。ボカァ安倍総理、尊敬しているなァ(笑)」

 

G(やっぱ覚悟ねーじゃねーか)

 「でも、それなら権力者だけがそうするとは限りませんね。市井のくだらない人間も、自爆覚悟で嫌がらせしてくる奴が出てくるかも」

ご「完全に自爆テロになるがな。まー、非親告罪化というのは、常にそうした危険性が有る。著作権だってそうだよ。きちんと多くの意見を集約して考えないといけないと思うよ」