無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

入江文学の死亡は確定事項となる

今回の喧嘩稼業

 入江文学の死が確定してしまった。

 残る問題は、桜井に一矢を報いて死ねるかという点にのみ絞られた。

 その一矢は、十兵衛のために射すのか、或いは自身の武芸者としての最後の矜持なのかは、文学自身も判別できないであろう。

 桜井が文学の反撃により、どの程度の傷を負うのかはわからないが、ワタクシの予想では二回戦は桜井対川口となるだろう。

 その仕合予想は、またの機会にたっぷりやろうと思う。

 次の掲載までまだ間があるから、時間は腐るほど有る…

 

 文学が再び虎の構えをしたのに対し、桜井は龍で応える。

 腕を折れば相手はタオルを投げると思い、観客に勝利を誇示していた桜井だったが、構える文学を見て、敬意から構えで応えた。

 そして、この素晴らしき闘士に対して敬意で応えるという事は、躊躇いなく葬るということ以外に無い。

 文学はそれを覚悟して構え、桜井はその文学の覚悟を悟って構えた。

 

 一撃で牛を殺す桜井の打撃が上部から来る事は決まっている。

 問題は、次に文学がそれをどう受けるか。

 片手で受けたら死ぬ事は確定しているし、文学も一撃目を受けてそれは悟っているだろう。

 従って、躱す。

 躱された桜井は、次に下から一撃必殺の打撃を放つ事も確定している。

 文学が何か出来るとしたら、ここしか無いだろう。

 

 文学は、恐らく、相打ち狙いで下からの打撃に構わず金剛を放つ。

 だが、それも桜井の後の先の動きにより、下からの腕を文学の金剛に合わせ、文学決死の一撃も逸らされてしまうだろう。

 桜井は、今度こそ文学の脳天に手刀を決める。

 入江文学を愛する者たちの慟哭が、新年早々から響き渡る事となる。

 

 さらば入江文学。

 漫画史上、最も愛すべき中年格闘家登場人物よ。

 出来うるなら、講談社力石徹に次ぐ社葬を。

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