無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

金隆山 対 川口 いよいよ激突

 今回の喧嘩稼業

ヤングマガジン 2017年26号 [2017年5月29日発売] [雑誌]

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Gさん(仮名)「正に激突!の今回だったですね」

ごいんきょ「その前に文さんと十兵衛のコントが有ったがな(笑)」

 

G「金隆山の第一撃がぶちかましだというのは、力士なのだから当然と言えば当然ですが、当然すぎて意外でしたね」

ご「うん。しかし反町は、いちいち寸足らずな言葉しか漏らさないな(苦笑)。どう考えても三代川に勝てないだろ」

 

G「と思わせてからの~、木多マジック(笑)」

ご「いやいや。三代川には二段変身が有るから、器が違いすぎだよ」

 

G「合気親子は、共に川口の動きを見抜いてましたね」

ご「この程度の単純な動きが見えないようでは、この戦いは勝ち抜けないだろう」

 

G「川口拳治の回想で名護夕間が出て来ました」

ご「別巻の主役な。先日、ようやく別巻を読んだんだけど、まだ名護夕間の兄貴について触れられてないんだよ」

 

G「色々と膨らませの要素を残してますね(笑)」

ご「もしかしたら山本陸は、夕間の兄貴が継いだ本家御殿手の方を学んでるんじゃないか」

 

G「なるほどねえ。田島が実質的に継ぐ形になる名護夕間の空手と、山本陸が継ぐ事になる本家御殿手がどのように絡むんでしょうね、その場合。富田流の影が薄くなりそうな(苦笑)」

ご「勿論、富田流が両者を順繰りに斃すという漫画だろ、これ」

 

G「文さんが、ですか?」

ご「いやいや、まさか。入江文学は次の川口戦で死ぬから」

 

G「え!? もう川口が勝って決めきっていて、しかも文さんが死ぬ事まで決めつけてるんですか(苦笑)」

ご「だって今週、文学が自分で言ってるじゃない。蹴りが主体では川口には勝てないって」

 

G「そりゃそうは言ってますが、いざ戦う事になれば何か策を考えるでしょう」

ご「無理だねえ。だって、相手は超人キックボクサーだよ。文学程度の蹴りなんか、その足をめがけて蹴られて足が折れて終わりだよ」

 

G「こ、こ、金剛が……」

ご「ニワトリか!

  よく言われている足金剛か。蹴りを見慣れていない金隆山なら有り得ても、怪物キックボクサーに決まるはず無いだろ。だから文学は、川口には勝てないと言ってるんだから」

 

G「じゃあ文さんは…」

ご「川口の防御不能の蹴りを頭に食らって死ぬ。これは間違い無いな」

 

G「金隆山が勝てばいいわけですよね」

ご「それも無理だろう。見ろ、今号の最後を」

 

G「昔の『ビッグパンチャー』ってボクシング漫画で蔵間が得意技にしていたカマイタチパンチを川口が放って、金隆山の額がパックリ割れましたが」

ご「誰が知ってるんだよ、そんな漫画!(苦笑)

  あんな紙一重でパンチを掠らせて切るより、こめかみに当てちゃってダウンさせる方が簡単なんじゃないのか(笑)」

 

G「多分、急所は警戒されているって事なんでしょう(苦笑)」

ご「それにしたって、金隆山だって張り手とかで手の攻撃を見慣れているのに、まったく防御姿勢が取れてないな。ま、相撲出身だからな。考えてみたら相撲って、防御技術は無いよな(笑)」

 

G「そうですね。先ず二人がぶつかるなり組むなりしないと試合そのものが始まりませんからね。せいぜい立ち会いでの変化技くらいですか?」

ご「みろ。やはり金隆山に勝ちの目なんか一分も無いよ。そして川口に文学が殺されて、入江文学を愛する者たちの嘆きの声が木霊するんだ」

 

G「それ、文さんの第二試合が終わるまで言い続けるんですか(苦笑)」