ウンザリの流行語押し付け大賞と電通の傍ら痛さ
毎年毎年、年末になると、この「流行語押し付け大賞」と「今年を一字で表せるはずが無いのに押しつける漢字」が大々的に発表されて、年の瀬の気持ちが苛つく。
よくもまあ、ここまで流行ってない言葉を「大賞」として世間様に堂々と発表できるものだ。
もう少し丁寧に言うと、所詮は営利企業が勝手にやっている事なのだから、何を表彰しようと自由である。
だが、何故そんなものを全国紙とかテレビがいちいち報道しなければならないのか。それも、有り得ないくらいに大々的に。
だから全く興味が無いこちらまで、神経を逆撫でされてしまう。
いつまで「流行を作り出せる」と思い上がっているんだか。
ご本尊の電通があのザマになっているのに、まだ気がつかないのだろうか。
きちんと世間の声を反映できない「流行語大賞」なんてものを有り難げに報道しているなんてのは、碌でもない連中だと判別できる。
電通と言えば、つくづく度し難い。
驕り高ぶった姿勢で何十年もやって来られたものだから、急に方向転換できる運転技術を持っていないのだ、上層部が。
本来なら上層部総入れ替えくらいの荒療治をしなければ生まれ変われないわけなのだが、それも難しいだろう。
放送事業に不可分なほど浸かっている企業なのに、放送局のようには規制が及ばないという部分に甘えていたツケが噴出している。
社内がネット世代の人間で埋め尽くされるまで、カスゴミ様とその周辺の思い上がりは、きっと消えないのだろう。