無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

麻雀回顧「五木寛之」

第22回 シルクロードステータス

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 今週もあきまへん。

 狙いに行ったのは行ったんだけど、そもそも全く抑えられていない。

 いつになったら焦点が合ってくるのか。

 

 

麻雀回顧「五木寛之

Gさん(仮名)「今回は五木寛之ですか。どうせ青春の門が再開したからでしょ(笑)」

ごいんきょ「そらそうだ(笑)。週刊現代で、なんと23年ぶりの再開だっていうな」

 

G「読んでたんですか?」

ご「筑豊編とか自立編とかは、エッチぃとこを中心に読んだな(笑)。だから筋なんて殆ど知らない(笑)。ただ、映画は見たから」

 

G「どうせエッチぃとこを中心にでしょ(苦笑)」

ご「そらそうだ(笑)。大竹しのぶ杉田かおると、わしがその時々に気になった女優が次々と体当たりで演じてくれたのが良かったね」

 

G「五木さんの雀士としての経歴なんて、知っている人は殆どいないでしょうね」

ご「まあ経歴っつー程のものでもないしね。麻雀はど素人だった。ど素人だったが、破壊力が物凄かった。ビギナーズラックと添い寝した男だな」

 

G「誌上対局は、それほど多くなかったですよね」

ご「矢崎泰久あたりだったかな、とにかくウラドラの乗り方が凄いって書いてて。それで注目されてて、近代麻雀で何回か打ったような」

 

G「タイトル戦は出なかったんですか」

ご「それが、プロ麻雀誌の雀聖戦に出たんだな。第二期だったか」

 

G「それが唯一のタイトル戦出場でしょうかね」

ご「わしの記憶する限りではそうなんだが」

 

G「結果はどうだったんです?」

ご「いやー、凄かったね(笑)。なにしろ相手も凄い。佐藤孝平、大竹真吉、高木賢治だぜ、たしか」

 

G「うわっ!(笑) その当時の強打者勢ぞろいって感じですねえ。中に五木さん一人じゃ、コテンパンにやられたんじゃないですか」

ご「それがさあ、わしの記憶では、その試合は勝ち抜いたはずなんだよな」

 

G「うーん、凄い。相当な打撃戦になったんでしょうね」

ご「最後の半荘だったかな、満貫以上が8発出たんだから、たしか。今の公式戦と違って一発ウラドラ無しだぞ(笑)」

 

G「一発ウラドラ無しの半荘で満貫8発って…(笑)。”恐怖のウラドラがやって来る”と言われた五木さんには、或る意味不利な試合ですよね」

ご「それがウラドラ無しなんだけど、テンパると絶対にリーチかけるのよ(笑)。相手はプロだから、ジタバタしても始まらないと思ってたのかね」

 

G「そう言えば、よくそんな対戦相手で出ましたね」

ご「うーん。もしかしたら一回戦を勝ち抜いて、二回戦だったのかもしれない。あれはトーナメントで二人勝ち抜きだったから。

  かなり昔の話だから、細かい部分は記憶違いも有るだろう。いずれにしても、次の試合では勝ち抜けなかったがな」

 

G「しかし、”恐怖のウラドラ”どころか、ウラドラ無しでもそんな打撃戦を勝ち抜いていたなんて、半端ではない運の強さだったんですね、当時」

ご「今だってわからんぞ。畑正憲小島武夫、田村光昭なんかとやってみて欲しいもんだ」

 

G「おぉ~。前回の田村光昭の時も思ったんですが、麻雀シニアリーグなんて作っても面白そうですね」

ご「と言うか、なんで無いんだ?って感じだよ。老若男女が楽しめるというのが押しの一つだろ。女性戦が有るんだから、シニア戦も作らないと。事が麻雀だから、70歳以上くらいでいいんじゃないかな。矢崎泰久だっているぞ」

 

G「実現したら、我々のような昔からのマニアも楽しくなりますね」