無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「ホンモノは誰だ?!」

天皇退位制度問題

Gさん(仮名)「色々と噴飯させてくれている有識者懐疑ですけど、また変わった事を言い出しましたね」

 ごいんきょ「”皇嗣殿下”ねえ…」

 

G「あなたが以前、『名称はなんでもいいが”皇嗣”たるお立場をハッキリさせないと』なんて言ったからではないんですか?(笑)」

ご「”名称はなんでもいい”というのは、典範を改めればという大前提が有るし、わしはその上で”皇太子”でも”皇太弟”でもいいかなと思ったのであって、本当に造語でもなんでもいいって意味ではなかったんだがな(苦笑)。

  多分、明治に決められた言葉も多いから、我々の時代に新たな言葉を決めてもいいんだよって、軽いノリなんだろうけど」

 

G「しかも、上皇崩御の際は大喪の儀を行うという事ですね」

ご「コイツら、八月八日の勅語を愚弄してるんだろう。陛下が絞り出すように、本当に最低限のご希望を生涯ただ一度だけ、畏れ多くも我々を”信頼”して預けて下さった事を、土足で踏みにじっているな」

 

G「なんで、独自の事をやりたがるんですかね?」

ご「舞い上がってるんだよ、まるで明治維新の時のように、自分たちで維新後初の上皇誕生の場を仕切れるって事で。もう少し解り易い言葉で書くと、のぼせ上がってるんだ」

 

G「かなり解り易いですね(苦笑)。でも、なんで”皇太弟”という名称を定めないんでしょうか」

ご「きっと、理由は幾つか有ると思うけどね。最大の理由は、とにかく典範を不磨の大典としておきたいのだろう」

 

G「憲法を変えようとしている安倍総理がですか」

ご「は? 誰が憲法を変えようとしているって?」

 

G「あれ?(苦笑) 安倍総理って改憲派の首相ではなかったでしたっけ?(苦笑)」

ご「前回総選挙で”改憲派”だの”3分の2”だのマスコミが馬鹿騒ぎしていたけど、本当に馬鹿な連中だなコイツらと、わしは思っていたよ」

 

G「あなたは結構前から、安倍総理は絶対に改憲する気が無いって言ってましたもんね(苦笑)」

ご「特に”解釈改憲”してからは、わしは”断言”したからな。手続きまではやる気満々だろうけど、本旨たる改憲そのものには絶対に手を付けないって。だって、それなら解釈改憲するわけが無いから」

 

G「はあはあ。で、典範も同じように変える気が無いと」

ご「彼の中での動機付けは違うだろうけど、結果として憲法・典範という二つの大典には手を付けられない。ま、それも良い面、悪い面あるがな。

  それにしても”上皇后”だの”皇嗣殿下”だのの言葉の問題は勅許を仰げば問題無いけど、大喪の礼は断じていかんな。こればかりは勅許を仰ぐ事が二重の意味で無礼になるし」

 

G「陛下はあの勅語で、”もがり”をご指摘なさっていましたね」

ご「大喪の礼だって、かなり大変な儀式だぞ。上皇の場合は、それこそ新たな簡素化された儀式を考えれば良いのではないかな。好きなんだろうから、新たな事を考えるのが(笑)」

 

 

北朝鮮問題 

G「北朝鮮が外交委員会を設置したとかで、対話の兆しも出て来たのではないかという報道が有りましたが」

 ご「習近平中国が、何かしらの働きかけをしたんだろうな」

 

G「金正恩がトランプにビビったんですかね」

ご「今更アメリカにビビるかな。中国の顔は立てないと、何も、それこそ核開発も回らなくなるからじゃないの?」

 

G「習近平の顔って、トランプに散々潰されてませんでしたっけ?(苦笑)」

ご「でも、中国っていうのは強者を取り敢えず立てる事には抵抗無さそうだな。

  中国は新たな二大大国って関係をアメリカに迫ろうとしているけれど、その度にアメリカは中国の顔を潰すような事をワザワザしてるのよ(笑)。わしなりに解釈すると、”アジアの黄色い猿ごときが肩を並べようとするな図々しい”って事だと思うよ(笑)」

 

G「(苦笑)。

  でも、中国の軍事力などはアメリカも侮れなくなってきてるでしょう?」

ご「それはそうだけど、アメリカの本当の相方って、イギリスであり、カナダであり、オーストラリアでありだろ。そこに分け入ろうとしたら、かなりの靴底外交をしなければならないぞ」

 

G「靴底外交?」

ご「靴底を舐めるような屈辱的な外交って事ね。赤塚不二夫が昔、天才バカボンだかで使った”クツゾコ的”って言葉が脳裏にこびり付いてるのよ(笑)。

  ま、白人国家であるソ連、ロシアに成り代わろうなんて図々しいぞっていう潜在意識が、奴らには有りそうだな。顕在意識かもしれんが(笑)」

 

G「日本も昔、そんな感じでやられたんですね」

ご「ま、人種差別の他に、異文化に対する恐怖心も有るんだろうな。そういうのは我々にも有るし」

 

G「中国人は面子を重んじるって今回も公言してましたけどねえ」

ご「習近平も、トランプは本当のホンモノかも!?って感じたんじゃないの?(笑) まさか、鳴り物入りのつもりだった米中会談の最中に、シリア攻撃の報告を受けるとは想像もしてないだろうよ(笑)。

  今や世界も日本も ≠ の時代だな(笑)」

 

G「等号否定印ですか(苦笑)。でも、そんな習近平の働きかけに応じてかどうかは知りませんが、話し合う姿勢だけでも見せ始めたなら、金正恩は ≠ ではないですかね?」

ご「おいおい。あそこは三代続けての ≠ じゃないか。立派に”江戸っ子”を名乗れる、生粋の ≠ だよ(笑)。これ見てみろ」

 

G「ハア? 正男さんが亡くなったのはマレーシアのせいだっていうんですか?(苦笑)」

ご「凄いだろ。数少ない友好国に対してこの物言い。ホンモノの風格が漂ってるだろ(笑)」

 

G「いやあ… ホンモノとホンモノのやり合いはどうなるのか心配ですよ…」

ご「正に”ホンモノは誰だ”って感じの世界になってるよなあ(笑)」

 

G「また平成っ子にわからない事を言う…(苦笑)」