無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

はてなブログの良いところ悪いところ

 ここに来て一ヶ月以上になりましたが、つくづく、ワタクシが初めて見た頃に比べて格段に進歩してますね、はてな

 その頃、ここは訳の解らない はてな独自の言語で記述しないといけなかった。

 なんで普通にHTML使えないんだ?と思ったが、なんとか独自性を出したかったのだろう。しかし、かなり方向性が違うように感じたし、年齢的にも用途から考えても、一から覚えるのも面倒で、すぐ捨てたのだった。

 しかし現在、当然HTMLは使えるが、他にも感心する部分が多い。そして反面、なんじゃこりゃと思う所も有る。

 数多くのフリーブログを使ってきているワタクシの目から見て、それらを記してみよう。

 

 
はてなブログの良い点
 
見出しが付けられる

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  この様に、記事中に三段階の見出しを付けられる。

 ま、HTMLを使える人なら直接タグ使って書けば大抵のブログで実現可能なのだが、左のように簡単にできるのと、CSSを替えれば見出し部分の意匠も自動で変わるので、色々と楽ではある。

 

 

  ちなみに、この段落の「はてなブログの良い点」という部分は中見だし、「見出しが付けられる」という部分は小見出しで書いている。

 

 
脚注を簡単に書ける

 個人的には最も気に入っている部分で、この機能は他のブログでは絶対に無いし、HTMLを使っても不可能。

 この機能が有るから、基本的にズボラなワタクシが、脚注付きの文章を次々と書く気になっているのである。*1

 

 
リンクが見易くクリックしやすく出来る

 リンクの貼り付け方も3通りほどから選べるのだが、特にお勧めで独特なのが、埋め込み型。これも、他のブログでは見かけない方式だ。

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 で、実際のリンクは埋め込み型の場合、下のように表示される。

www.sankei.com

 

 ワタクシが実際に使う場合は、最下部枠外の下線付きリンクはみっともないのでいつも削っているが、はてな本来の形は上記のような感じ。

 

 
過去記事を簡単に貼れる

f:id:sammadaisensei:20160512232458j:plain 同じブログでの過去記事を張る事が簡単である。

  左のように簡単に選択できる。

  

 で、実際の画面は上のように、他へのリンクと同じ感じになる。

  

 
記事個別のURLを指定できる

 hatenablog.com/entry/ 以下のURLを、記事毎に任意の文字列に変更できる。

 いつでも可能だが、検索サイトでの紹介と違ってしまうと問題なので、最初の実投稿時に設定すべき。

 

 
アフィリエイトも条件付きで認めている

 条件とは、記事できちんとその商品について記述されている事という感じだったかと思う。実に納得できる条件で、本来、アフィリエイトなんてそういうものであるべきだろうという感じである。

 その条件で全てのアフィリエイトを認めているとの事だが、特にAmazonに関しては独自の部品を用意してあり、貼りやすく、またクリックされやすくなっている。 

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  こんな感じだが、これはあくまで例示であるので、特にワタクシがこの本を薦めているわけではない。不用意に買わないように(笑)。

 

 

 

はてなブログの悪い点

 なんでも満点というのはなかなか無いもので、はてなブログにも至らない点は沢山ある。

 

 
画像投稿が不自由

 同じファイル名の画像を上げる事が出来ない。

 一度上げた画像の削除が面倒。

 

 
水平線を打てない

 ほとんどのブログには有るのだが、水平線が打てない。

 勿論、HTMLの hr タグを直接記述すれば書けるが。

 

 
<br clear="all">ができない

 この記事を書いていて気付き唖然としたのだが、HTML直接記入でも、<br clear="all">は消されてしまう。

 どうも、画像は画像で一行独立させたいのが、はてな側の意向のようだ。

 

 
カテゴリ機能が貧弱

 カテゴリの表示順を決められない。

 親カテゴリ子カテゴリを指定できないが、これは出来る方が珍しいので仕方無い。

 一つの記事に複数のカテゴリ選択は出来る。

 

 
記事にタグ指定できない

 カテゴリを幾つも選べるようなので、タグとカテゴリを混合させた感じ。ワタクシには不便。

 

 
トラックバック機能が無い

 ブログの発祥・歴史を完全無視。

 たしかに利用頻度少ないだろうけど、ワタクシは自分の他のブログ宛によく用いるので不便。

 

 
マイナス評価を投稿できない

 これは別に はてなだけではなく、全てのブログがそうだと思うのだけれど、「いいね」とか、ここの場合だと「はてなスター」というのが有って、投稿者を労う事が出来る。

 それはそれで良いのだが、悪い評価が表示されないから、ワタクシはこういうものを一度も使った事が無い。

 だって、1000人が見て良い評価1000って有り得ないから。

 ワタクシは、良いと思った人と悪いと思った人の割合を知りたいし、そうでなくては書いた記事を他人が概ねどう受け取ったのか判断しづらい。

 悪い評価が怖い人は、表示しないを選べるようにすれば問題無いと思うのだが。

 この機能、どこが最初に実装してくれるだろうか。

 

 

 

まとめ

 と、些か駆け足で書いたので至らない点も多いかと思うが、ワタクシが一月ほど使ってみての個人的な感想というかんじでの はてな報告。

 まだまだ良い点も悪い点も、書き切れていない所は沢山ある。

 例えば、複数の書き手が書けるメンバー制とか、一つのアカウントで3つのブログを同時に持てるとか。

 しかし、それらは余所でも実装している所が有ったりするので、特にはてな独自のものを中心に報告した次第。

 中でも良い点で挙げた機能は、主に学術的な用途とか、レポートとかいった類の文章を書くには持って来いのものだと思う。

 ワタクシの今までのブログ活動を見てきている人がどれだけいるかは知らないが、もしそういう人がいたら、ここでの記事はこれまでのワタクシのブログ記事とは一線を画している感じをお持ちではないかと思う。

 全ては、はてなブログの機能に触発されての故。

 道具は職能で選ばれるが、時に道具が職能を左右する場合も有る。

 

*1:書き手は普通の感覚で書くだけで、はてなブログの方で脚注の書式に整えてくれる