無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

花札の任天堂

アルゼンチン共和国杯

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 今回も、抑えながら中穴を散らしておいたのだが、またまた抑えの方が来て、トントンという風情。

 それにしても、今年は3頭とも順当というレースが非常に多かった。

 

任天堂花札

 ワタクシらの世代からしたら、任天堂といったら「花札」の会社だったのですよ。

 それがウルトラマシーンを出し、当時の男子に猛烈な物欲を刺激させたんだけれど。


[CM]任天堂 ウルトラマシン 1975年

身悶えするほど欲しかったね。

 

 それが光線銃SPとか出すようになり、玩具がエレクトロニクスってな感じにはなっていってたんだけれど。


任天堂 光線銃 エレクトロライオン 1970

これも欲しかったんだよねえ、猛烈に。

 

 それでも、ファミリーコンピューターのCMを最初に見た時は、あの任天堂が?と軽い驚きが有ったものだ。


ゲーム動画 CM ファミコン任天堂ファミリーコンピュータ発売

  ポパイやドンキーコングがゲームセンターのまんまという感じだったため、猛烈に欲しくなったものだが、実際に手にしたのはかなり後、ドラクエの頃だったかと思う。

 

 以後の任天堂は、言うまでも無い、世界を代表する電子エンターテイメント会社となってしまい、それから30年は経っているから、あの「花札」の任天堂がなあという思いだった。

 たしか「花札」のCMも有ったと思うし、トランプのCMも、眼鏡を掛けると裏から数字を当てられるやつが有ったが、調べたら「ミラクルトランプ」と言ったらしい。そうだった。

 その頃は任天堂は貧しかったらテレビCMできませんでしたと書いている知恵袋の回答が有ったが、CM有ったからね、花札すら。たしかに貧しかったからだろうけど、12チャンネルだけでしか見たこと無いけど(笑)。

 

 ただ、テレビ広告費がそれほど高くない頃は、夕方の時間帯で色々な局でCMをやっていたようだし、提供番組も有って、花札の会社と言っても、昭和40年代初期から規模は馬鹿に出来ないものではあったのだ。

 だからこそ、上記のような様々な商品を開発できたのだが、流石に花札の会社が家庭用コンピューターを開発したという飛躍ぶりは凄いものだった。

 だから勝手に、花札なんかもう見向きもしていないだろうと思い込んでいた。

 

 ところが、ふと検索で思いがけなくぶち当たって吃驚。

 まだまだやってるんだ、花札(笑)。

 しかも、昨年はマリオ花札なんて新商品まで開発していたとは。

 ここまで伝統と革新が共存している会社って、そうそうは無いのではあるまいか。