無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「緑のたぬきの術が解けた」

Gさん(仮名)「選挙の総括ですけど」

ごいんきょ「今回の選挙で総括されるべきは、偏に前原誠司の愚かさだな。そもそも、永田メール事件で適性の無さがハッキリと露呈していたあんなのを選んだ連中も大概だが」

 

G「前原さんは何がしたかったんですかね?」

ご「そりゃ、野党を一本化して自民党と対峙すべきだと思ったんだろう。善意で解釈すればな(笑)。

  それにしてはお粗末な帰結で、結果的には民進党を瓦解させる事が目的だったのかとしか思えない。流石はアメリカ様の狗やねと、わしなんかは思うが(笑)」

 

G「小池さんと話を煮詰めてなかったんでしょうか?」

ご「そんな事ある? 大人の政党党首同士の話し合いで。

  どれだけ頭からっぽだとそんな失態を犯せるんだよ(笑)」

 

G「結果的にですけど、小池さんの”排除”、”更々”発言を引き出して、希望の党も瓦解させる事に成功しましたね(苦笑)」

ご「クラッシャー前原の名を進呈するよ(笑)。これまで政治史上、党の結合をまとめ上げて名を残した政治家はいたよ。三木武吉とか、或いは小沢一郎なんかもそうだろう。

  だけど、二つの政党を一度にぶち壊したなんてクラッシャー、彼が史上初で、おそらく最後だろうな(笑)」

 

G「小池さんに関してはどうですか?」

ご「いま名前を挙げたような、仲介役、政界寝業師と言われる人間が居なくなってしまったのが大きかったな。小選挙区制になって、政治家の器も小さくなってしまった。

  小池百合子は、国政政党の党首の器ではないんだよ。なんで自分で気付かないかな。周りに全盛期の小沢一郎並の豪腕や、三木武吉金丸信のような寝業師がいないと、とても務まらないよ」

 

G「今回も、立候補するかどうかで結構な逡巡が有りましたね」

ご「だから政界寝業師のような男が居て、きちんとした絵が描けていたら、小池を立候補へ押し出せたろう。或いは、今回は見送らせて、次の選挙までしっかりと準備させていたろう」

 

G「どちらにすべきだったんでしょうか」

ご「それは難しいな。安倍晋三はかなり疑念を抱かれているから、小池が決断して”初の女性総理を!”と立候補していたら、結構いい線いっていた可能性も有る。

  ただ、ハードルはかなり高いよ。野党を”小池首相”でまとめないといけないし、都知事の方も上手く処理しないといけないし。何よりも、女性が自ら”私を総理にして下さい”というやり方では上手く行かない。レディーファーストを気取っていたアメリカですら、そこまで行ってないんだ。

  やはり”小池首相”へと周りを、いや本人をもだな、盛り上げられる寝業師の存在が不可欠だったな」

 

G「では、ここは待って次の選挙から活動すべきだったんでしょうか」

ご「その方が確実ではあったろうな。

  とにかく一番いけなかったのは、中途半端にやってしまった事だ。ゴー!と決断したなら都知事なんかスッパリ辞めて、総理大臣へと照準を絞るべきだった。それには野党を大同団結させるしか無かった。それが決断できないのなら、待つしか無かった。待って体制を十分に整えるしか無かった。

  わしは、こここそが小池百合子の器だと、つくづくと思うのよ。同じじゃない、五輪に関しても豊洲に関しても。何も決断できずにズルズルと時間だけ引き延ばして、最悪の結論に辿り着くというのが。

  わしはそれらで見切っていたから、何も期待していなかった。でも、他の一般国民もそれらで思い知ったろうと思っていたが、意外とそうでもなかったのね。まあ今度こそわかったろうけど。緑のたぬきも、もう惑わせられないだろう(笑)」

 

G「なるほど~。小池さんは党首の器ではないというのがわかった気がします」

ご「ま、前原と小池という二大クラッシャーや、他にも嘘つき増税男の野田とか、ひた隠し二重国籍蓮舫とかが要職を歴任してるんだもの。そら自民党安倍晋三も安泰だわな(笑)」