無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

挿しす世相史「電力再編成」

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 昭和26年5月1日、GHQの意向による過度経済力集中排除法の煽りを受け、日本発送電という戦時体制の電力特殊法人が消え、新たに北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州という、9つの電力会社が発足しました。

 この体制は朝鮮戦争からの日本経済発展という順風を受けた事も有り、昭和時代は正に盤石のものと思えました。

 しかし、そうした日本の経済発展が一定以上になると、グローバル経済勢力の魔手から逃れられなくなっていきます。

 そうして平成の世になってから徐々に自由化への門戸が開かれていたのですが、決定的だったのが、先の原発事故でした。

 それにより東京電力への世間の風当たりが尋常でなく増し、更に一時的とは言え電力供給に支障が生じた事も有って、電力自由化は、いよいよ大きく踏み出される事となりました。

 これはまだ、社会的実験の段階のように思いますし、自由化 即 一般大衆の恩恵と繋がるかは、まだ見えてこない部分です。下手をすると、自由化前の方が優れていたという話にもなる可能性は有ります。

 そんな大きな節目にいる東京電力が誕生したのが、昭和26年の5月1日でした。

*1:昭和26年5月3日付読売新聞

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