無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

昭和唱和ショー「大黒柱」

Gさん(仮名)「大黒柱って、読み方すらわからないかもしれませんよ、若い人は」

ごいんきょ「”だいこくばしら”だな。”おおぐろ・ちゅう”という人名ではないぞ(笑)」

 

G「これって、家の中心に有った一際太い柱ですよね。昔の家に有った」

ご「昔の田舎の家には有ったな。家の中央に有るだけでは無くて、家を建てる時に一番最初に立てる柱だったんだな。写真で見せられる者を探してみたよ」

 

G「なるほど。”欅の大黒柱”って写真ですね。”欅”という字も読みが難しいですが」

ご「”けやき”な。かなり高級な建材だ。

  この写真の柱は四角柱だが、円柱の柱も多かったよ」

 

G「家の中で一番大事な柱、その家の中心を支えている柱という事で、お父さんの事を”大黒柱”と言ってましたね、昭和時代」

ご「今は共働きも増えているし、”大黒柱”というのは建材でもだが、比喩表現の言葉としても死語となっているだろうな。

  ところで、わしは子供の頃、周りに大人がいっぱいいる場で、大人受けを狙って『俺は未来の大黒柱』って言った事が有るのよ(笑)」

 

G「うぅわ~。狙いすぎでしょ(苦笑)」

ご「まだ就学前の話だからね。だから大ウケよ。計算して笑いを取った最初だったかもしれないな(笑)」

 

G(才能を子供の頃に使い果たしたんだろうな~……)