酒とバカラの日々「シーバス・リーガル18年」
競馬
第53回 農林水産省賞典
うーん。どれが来てもマンシュウで、なかなか美味しい買い方だと思ったのだが。
もうちょっと真剣に検討したら拾えたかもなあ。
酒
シーバス・リーガル18年
12年でも卓越した美味さのシーバス・リーガルで、18年というのだもの。
美味いのは当然。
それでいて、安売り店では4000円台という破格値。しかも内容量は750。
上のAmazonプライムだと送料込み5200円って……
いっくらなんでも安すぎだろう。
18年物スコッチをこんな安値で売って、買って良いのだろうかという罪悪感。
それも、シーバスのような良質の酒蔵…。
そして、いきなり25年になると2万とかって、間が広すぎるだろう。黒部峡谷か。
要するに、この18年が安すぎるのだ。
本来なら間に15年とか有って、それが5000円切るかってとこだろう。
で、18年が8千円切るくらいで有って、次に21年が13000円切るくらいとかって並びじゃないかい。
どうもシーバスの販売に関する考え方はよくわからんが、酒造りは間違い無いので、どうでもいいっちゃいい。
ま、せいぜい安いうちに戴いておこう。
なんて言っても、これは頂き物なのだが。
以前に自分で買った値崩れ品は、コルク栓がボロボロでエラい目に遭ったが、流石にこれはきちんと百貨店で買ってくれた物だけあって、そんな無様な事は無かった。
その代わり、値段もそれなりだったらしい。百貨店でウヰスキー買うなんて……。
さて、初めてまともに飲むシーバス18年や如何に。
と思ったら、なるほど~…… 値崩れするには理由が有るのかな。
いや、以前に飲んだ物は言ってみれば古酒だし、比較できないだろうが。
それに、これだってそのうちに味わいが変わって来るだろう。あとは好みの差だ。
とにかくスッキリして飲み易い。そして、ウヰスキーとしては甘口となる。
18年物なので、ストレートでもなんら問題無し。
と言うか、体質や体調の問題以外でわざわざ混ぜ物して18年物を飲める人はお大尽様か。
わしゃ勿体のうて、とても水はおろか氷ですら薄められんよ。
木の香りの深さが、流石に18年物って事なのだろう。
18年物として考えれば、些か返しや膨らみが弱い気もするが、それも飲み易さに繋がってはいる。
とにかくジョニーウォーカーとシーバスに関しては、良い意味で万人受けのする流石の味造り。
手軽にスコッチの真髄を愉しむには、価格が低値安定している今が絶好の機会だろう。