無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

第1回麻雀プロ団体日本一決定戦 開幕

 既報の第1回麻雀プロ団体日本一決定戦が、8月11日の山の日に開幕したのでした。

 ワタクシも当然見たかったのですが、上京する用事も有り、視聴は叶いませんでした。

 

  肝心の結果は、次のようなものだったようです。

麻雀プロ団体日本一決定戦 総合成績 16/128
順位団体TOTAL第1戦第2戦第3戦第4戦
1 日本プロ麻雀連盟 226.0 108.6 22.9 ▲7.8 102.3
2 最高位戦日本プロ麻雀協会 62.0 39.5 27.5 9.6 ▲14.6
3 RMU ▲119.4 ▲25.6 ▲78.8 14.6 ▲29.6
4 日本プロ麻雀協会 ▲168.6 ▲122.5 28.4 ▲16.4 ▲58.1

 

  なんと言いますか、至当、という言葉が浮かびます。

 最も歴史の有るプロ雀蓮がダントツで、次に歴史の有る最高位戦までがプラス。

 

 ちなみに、最高位戦というのは元々は雑誌・月刊近代麻雀(現在の漫画雑誌とは別物)が主催していたタイトル戦であって、近代麻雀が手を引いてからが、有志団体による運営という事になります。

 「日本プロ麻雀協会」という名称が二つ有るのは、馬鹿だなとしか言い様が無いです。

 もう雀界ももう一段上を目指せるかもという時勢になったのだから、「最高位戦」を由来とした新しい簡潔な名前を考えるのが賢明でしょう。

 

 ここに μ(ミュー)が入っていたら、一桁プラスかマイナスの三位くらいが至当だったのではないかな。

 事は麻雀だからそう単純なものではないが、少なくともここまでは、気持ち悪いくらいに綺麗な結果となっていると思います。

 しかも、四人麻雀での誌上・放送対局としては史上初となる地和が出たというのです。

 

 

  当ブログで既述の通り、麻雀初の誌上タイトル戦である双葉社主催・第一期名人線では、麻雀の神様・阿佐田哲也による、あわや地和という一幕が有ったのです。 

 面白いですね。

 俗に「偶然」と言いますが、ここに「意思」を感じない人って、面白くないです。

 配牌で聴牌という事は、そうそう有るものでは有りません。

 それが、麻雀にとって非常に特別なタイトル戦である二戦で出てくるなんて、こんな面白い事象は無いですよ。

 ワタクシから言わせたら、明らかに「麻雀の神様」の悪戯、言葉が悪ければ「思し召し」です。

 

 しかも、当ブログで丁度、第一期名人戦を振り返り始めた時にこのタイトル戦が報じられたという奇遇についても触れました。 


 そして、阿佐田哲也のあわや地和という記事を書いたら、これです。

 ワタクシには、このような「連動」がけっこう多いのですよね。

 「ゴーマニスト」の宿業なのかもしれません。恐らく本家ゴーマニストは、「宿業」なんて言葉は夢想だにしていないでしょうが。

 まあ言いたい事は、人間の知恵なんぞ全体の億分の一も無かろうという事です。

 戦っている人々も、常にそういう「畏れ」を忘れないようにしないと、簡単に足下を掬われてしまいますのでお気を付けて。

 なんて助言は無用の精鋭揃いなのでしょうから、これからも目が離せません。