無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

挿しす世相史「反安保ゼネストが行われる」

 昭和35年6月4日(土)、総評と中立労連加盟労組によるストライキが早朝より決行されました。

 特に国鉄(現JR)を始めとする交通機関が始発より朝の6時半や7時まで運行されなかったため、当初は混乱も予想されましたが、特に何事も無く平静に終わっています。

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  昨今ではストという形態すら殆ど見かけなくなり、ましてや全国的に同業者が団結して行われる”ゼネラル・ストライキ”などという言葉は、覚えている人間もどんどん減っている事でしょう。

 

 昭和も40年代までは、時々このように公共交通機関もストを決行したため、学校や会社への登校・出社も難儀した人がいました。

 この時は、時間が7時くらいまでと本格的なラッシュアワーよりやや早めに終わった事や、予め予定が周知されていた事が大きかったのか、”平静”という言葉が使われるくらい、何も混乱が起きなかったようです。

 

 このスト決行の理由は、”岸内閣打倒・国会解散・新安保条約批准阻止”という極めて政治的なもので、当時の安保騒動の喧騒の余波が伺えると共に、今日では到底考えられない情勢であったと言えましょう。

 何故ゼネラルストライキが姿を消したかの考察は、また日を改めて木曜の『昭和唱和ショー』の時にでも行いたいと思います。

 

 

*1:昭和35年6月4日付読売新聞夕刊

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