無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

昭和唱和ショー「雨漏り」

Gさん(仮名)「ここのとこ、結構な量の雨が降ってますよねえ。という事で思いついたお題なんですよ」

ごいんきょ「なるほどな。そう言えば、雨漏りのする家というのも、昭和時代の遺物かな」

 

G「昭和時代の貧乏な家と言えば、雨漏りですよねえ(笑)」

ご「そうそう。テレビでも漫画でも、色んな描写で散見してたなあ。雨が降ると天井から雨漏りして、そこに空き缶や洗面器を置く。するとピッチャンピッチャン音がして、そのうち音楽を奏でだすみたいな(笑)」

 

G「実際に、その頃の家は雨漏りしてたんでしょうか」

ご「いやあ、わしの子供の頃の家も結構な安普請だったけれど、雨漏りは無かった気がするなあ。洗面器というと思い出すのは、酔っ払った親父だよ」

 

G「うえっ。詳しい説明は要りませんよ(苦笑)」

ご「ただ、昭和も40年代に入るとそういう家は普通には見かけなくなったと思うけど、それ以前は実際に有ったようなのね」

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G「それも都営住宅ですか(苦笑)。それにしても、”バラック”という言葉も昭和語でしょうねえ」

 ご「お、いいね。次回は”バラック”で行くか(笑)。

  結局、昭和2、30年代は木造の家がまだ多かったし、しかも戦後の焼け野原から急拵えで造ったようなのも多かったろうからな。それで雨漏りする家が散見されたんだと思う」

 

 

*1:昭和28年4月4日付読売新聞