昭和23年5月14日(金)16時=現地、パレスチナのユダヤ臨時政府が、新国家イスラエルの建国を宣言しました。
昭和23年5月16日付読売新聞
これはイギリスのパレスチナ委任統治が正式に終了する直前8時間前に前倒しされたもので、本来は委任統治終了と同時に宣言される予定でした。
これに対してアメリカは即座に承認、現在にまで至るイスラエルとの同盟的関係が築かれる事となります。
一方、エジプトを始めとするアラブ側はこれに猛反発し、これも即座に交戦状態に突入。
現在にまで至るこの界隈の終わらない悲劇の大元となる、第一次中東戦争へと、そのまま突入していく事となります。