無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

テレビを陵駕しつつあるネット視聴

Gさん(仮名)「10代、20代のネット利用時間がテレビ視聴を上回っているという記事なんですけど」

ごいんきょ「これさあ、捉え方の本質を誤っていると思うよ。”年代が低いほど”ネット時間が長いのではなくて、ネットを利用できる環境にある人間なら、世代は関係無くネット時間の方が長いんじゃないの?

  わしなんか、テレビの視聴時間はほぼ皆無。ネット時間は8時間くらい有るぞ(笑)」

 

G「その辺は感じますね。単に若い世代は誰でもネット環境を持っているという話に過ぎないのだろうと」

ご「ネットが出来たら、今のテレビなんか見てられないもんなあ。せいぜいドラマくらいだろ、ネットが勝てないのって」

 

G「スポーツや報道などの中継ものにしても、ノーカットで流しますしね、ネットなら。一方、ドラマとかは制作費をつぎ込めないから、やはりまだテレビに分が有りますね」

ご「今のテレビで一番酷いのが”バラエティ”と呼ばれている番種だけど、それはテレビも制作費をつぎ込めなくなっているので、やはりつまらないのが圧倒的に多いしな。

  何よりも、面白くもない事をテメエらでゲラゲラ笑い合う”お笑い芸人”がゴキブリ並に画面を占拠していて、ウンザリするもの。お前らが笑ってどうすんだよって」

 

G「でもネットでも、アマゾンで松本人志がやっていたアレもかなり酷かったですよ(苦笑)」

ご「あれは企画が駄目だったという話だし、所詮は仲間内でゲラゲラ笑い合う世界の延長に過ぎないしな。ああいう世界に毒された奴は、ネットで独特のことは出来ないんじゃないの?

  ああいうの見るくらいだったら、ユーチューバーの動画の方がまだ見られるんだよ、わしは。お仕着せの笑いが無いだけね。

  やっている事はどうでもいい事ばかりなんだけど、それは今のテレビも同じなわけ(笑)。すると、くだらない連中がゾロゾロとウザったい画面を見るよりは、一人でやっているものの方がすんなりと見られる。

  で、見始めると意外にハマっちゃって、関連動画を次々と漁っているうちにアッと言う間に数時間が過ぎてしまうという(苦笑)」

 

G「なんで今のテレビは必要無い人間がゾロゾロといっぱい出てるんでしょうね。経費も苦しいらしいし、減らせばいいと思うのですが」

ご「今のテレビはな、”視聴者”のためのものではないんだよ。あくまでも向こう側の人々のものなわけ。向こう側というのは、出演者であり、制作者であり、代理店であり、提供者でありだけど。

  だから画面がうるさくなるワイプだって、視聴者に見やすい画面を提供しようと思ったらあんな馬鹿みたいに多用できないわけだけど、絶対に無くならないの。頭数だけ集めた出演者たちを少しは映さないと、本人も事務所も納得しないからな」

 

G「なるほどねぇ。そういう点では、余計なワイプやゾロゾロと不必要な出演者がいないだけ、そういうどうでもいい見世物はユーチューバーの方がまだましって事ですか」

ご「少なくとも、わしはそうだけどね。

  それに、テレビは放送できないことも多いし。松居一代の動画をネットを出来ない主婦が見たいと思っても、もうホリプロの働きかけで無理になっているわけだろ(笑)」

 

G「あれ、世間に訴えてるというより、段々と動画制作が楽しみになってるんじゃないですか?(苦笑)」

ご「おちんちんシールとか、地上波では絶対に流せないだろ(笑)」

 

G「いやですねえ(真顔)」