無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

恥痴呆談「少子化問題」ほか

 

天皇誕生日

Gさん(仮名)「昨日は陛下のお誕生日でしたが」

ごいんきょ「お風邪を召したとの報道が有ったが、お元気そうで何よりだったな。皇后陛下もご体調が優れないとの報道も有るのだが」

 

G「イギリス王室のお二人も、あまり芳しくない報道が有りましたね」

ご「こればかりは自然現象だから、いかに王族皇族と言えども逃れられぬ生物の宿命だからなあ。いつまでもお健やかにとは願うが」

 

G「自然現象は天意としても、人意でまた酷いのが有りましたね」

ご「ウンザリするんだよね、皇室の話で公人がくだらない物言いをすると。『弁える』という事が出来ないんだな」

 

G「リテラがやらかしましたよね」

ご「やらかした、じゃないよ。なんで、実際のものを見てから報道しないんだ、コイツらは。

  陛下はきちんと譲位の問題にも触れていらっしゃったし、きちんと謝意を述べていらっしゃる。質問にだって、普通に八八勅語の事が入ってるじゃないか」

天皇陛下お誕生日に際し(平成28年) - 宮内庁

 

G「なんで、選りに選って皇室の話でこんなやらかしをするんでしょう」

ご「リテラってのは旧『噂の真相』らしいぞ。『噂の真相』だぞ(笑)。推して知るべしじゃないか。

  だが、そういう阿呆が一定数いるのは仕方無い。問題なのは、それを真に受けてしまう愚か者だな」

 

G「また小林よしのり叩きですか(苦笑)」

ご「だって仕方無いだろう、思慮分別の無い事ばかりしているんだから。それも皇室の話で。世が世なら切腹ものだろ、あんなの」

 

G「またあ、向こうがよく使う言い方で皮肉って。でも、何か有ると『承詔必謹』だの『切腹』だの『逆賊』だのと、そんな言葉を並べていて皇室への尊敬が集まると思ってるんですかね、彼らは。普通人は却って萎縮してしまうでしょう」

ご「なんだか自由がきかなくなる社会になるような怖さを感じさせてしまわないかな。皇室がどう思われるかなんて関係無いんだよ、奴らは。自分たちのやりたい事をやっているだけだから。それでなきゃ、選りに選ってリテラの言い分をそのまま鵜呑みにして拡散するか?、翌日になれば誰でもわかる事なのに。分別が有ったら、それを見定めてから話すだろう」

 

G「やっていたのはアシスタントの時浦ですけどね」

ご「いや、小林も陛下がお風邪を召して安倍晋三との午餐会を欠席なさったのを、水面下の戦いとか書いていたよ」

 

G「あれ? それもリテラに有った話ですね(笑)」

ご「大体、いまだに『生前』なんて言葉を使える段階で、まともじゃないから。そんな連中の言う事はハナから相手にしないで間違い無い。『朱に交われば赤くなる』とはよく言ったもんだ。もう、近年の小林は真っ赤っか。お猿の尻も真っ青だよ」

 

G「よくわからない例えをしないでください(苦笑)」

ご「あのなあ。陛下が譲位を特措法にしようとしている事に、内心では快く思っていらっしゃらないという事はあるかもしれない。しかし、臣下を労う場を欠席するなどという姑息な方法で意思表示なさるか? あまりに愚弄した見方だろう。これが皇族の事に関わらず、思慮分別が有る人間は、腹でそう感じても言葉にはしない。すればご本人の尊厳も傷つくのだから」

 

G「陛下は、ご自分の意に沿わない形の場合は、きちんとそう仰るようですよね」

ご「女性天皇女性宮家の問題が取り沙汰された頃、政府として出した案に、『私の望むものとは違う』というようなご指摘をなされたらしい。これとて事実かはわからないが、少なくとも嫌みったらしく欠席するという報道よりは、大いにわかる」

 

G「下手をすると陛下の人間性まで疑われてしまいますもんねえ」

ご「だから、そこがリテラだから。噂の真相だぞ(笑)。皇室の尊厳を損なえば、それは彼らの望むところだから。

  だって、いくら翌日には治るような風邪とは言え、微熱が有る状態で国の要人と会うか、普通。ご自分だけの問題じゃないんだぞ。相手に移してしまう危険性だって有る。陛下が御臨席なさるわけがないだろう、そんな状態で」

 

G「『噂の真相』ってのは左翼ですよね、それもゴリゴリの」

ご「『噂の真相』時代の皇室記事なんか、まあ不敬の極みよ。小林も秘書の些末な事を書かれて、一時落ちこんだ事が有るんだけど。そんな連中の言う事を真に受けるんだから、耄碌としか言い様が無いな」

 

G「耄碌は流石に言い過ぎでしょう。陛下が譲位の特措法扱いを快く思われていないという報道は他にも有りましたし、実際にそうなのではないですか」

ご「だから。君もさっき言ったじゃないか。陛下がそんな嫌味をしたと触れ回るのは、思慮分別の無い事なんだよ。陛下の尊厳にまで関わるんだぞ。徒や疎かには出来ない事なんだよ、常識のある人間には。

  当の本人、安倍晋三なんかは、もしかしたら?と感じるというのは有るかもしれない。そこまででいいんだよ。

  でも、皇后陛下は結構なお風邪を召されていたというし、陛下も本当にご体調が優れなかったのだよ。そして、そうである以上、国の代表と席を同じくするのは、相手に対しても失礼だというお考えだよ」

 

G「それにしても、『噂の真相』死すと言えどもその品性下劣さは死せずって感じですね」

ご「それに乗っかる公人が阿呆さをさらけ出すのが憐れだな。自業自得だが。『日本死ね』と共通した卑しさだよ。

  それにしても、連中は何回トバシをやらかせば気が済むんだろう。恥知らずとしか言い様が無いな」

 

G「ちょっと言い過ぎでしょう」

ご「あのなあ。わしはこれまで何回も見逃してきてるんだぞ。まったく進歩が無いじゃないか、連中は。少しは窘める人間がいないと、反省が無いから駄目なんだよ。まして、事は皇室の尊厳に関わる事なんだから。皇室に関係無いトバシなら、わしはハナから相手にしないよ」

 

G「その『わし』って一人称は小林の受け売りじゃないんですか?」

ご「話が違う! 不愉快だ!」

 

 

退位制度に関する民進党

G「皇室と言えば、民進党が退位制度に関してまとめましたね」

ご「小林一派の主張そのままだが。やっぱりなという感じだよ。最初から小林一派と民進党が繋がっているとは思っていたから」

 

G「でも、内容としては問題無いんじゃないですか?」

(1)退位についての論点として天皇の退位を認めるべき(2)皇室典範か特例法かに関しては皇室典範の改正によるべき(3)皇室典範改正の基礎的論点については皇室典範第4条の改正が中心になる。「天皇は、皇嗣が成年に達しているときは、その意思に基づき、皇室会議の議により退位することができる。」との規定を新設すべきである

ご「問題無いどころか、この三点に限って言えば、安倍内閣なんかよりはるかにまともだな。怯懦な安倍は、この問題では民進に後れを取ってしまったよ」

 

G「特措法だと憲法違反の疑義が有るという指摘も有りますが」

ご「まさか、流石にその部分だけは典範を改定するんだろ。何もせず特措法では、疑義ではなくて明確な違憲だな」

 

G「『天皇は、皇嗣が成年に達しているときは、その意思に基づき、皇室会議の議により退位することができる』ってのは、高森明勅の文言そのままですね」

ご「その文そのものは良いとしても、まだまだ足りないよ。皇嗣が成年に達している時という事は、40代でも譲位できるって事だろ。ならば復位の問題も認めなければ。重祚(ちょうそ)と言うのだが。

  それから、継承順位も継承者の方々に決めて戴かなくては」

 

G「皇太子殿下の次には悠仁殿下をというお考えだという報道も有りましたね。秋篠宮殿下も、宮家の気楽さから皇太弟になるのは避けたいとか、なんかそれらしいなと思いましたが(笑)」

ご「あくまでも皇位継承権を持つ方々の総意に基づいてだ。皇室会議なんぞより、そちらの方がはるかに大事だよ。

  秋篠宮殿下は、自分や皇太子殿下に意見を聞いても構わないと仰った事が有るな。それに関しても小林よしのりが、敬宮殿下を皇太子にしたいという事だ!と断言してトバシてたけど。せめて希薄でも根拠が書いてあればまだしも、それすら無いんだからどこまで無分別なんだか。わしからは、まったく論拠がわからん。悠仁殿下への譲位なら、それを思わせる報道が幾つか有ったが。

  更に小林は思慮が無いから、天皇が言えば継承でもなんでも決まるんだと言ってたけど、そんな歴史は無いから(笑)。いつだって血族の中でご相談なされてきたわけだし、世によっては命のやり取りをした事だって珍しくはない。

  少なくとも現代はそういう心配も無いから、継承者の全員一致で問題無いと思う。皇室会議はその後のお飾りだな」

 

G「女性皇族についてはどうです?」

ご「それに関しては長くなるから、また別の機会にだな」

 

G「なんだか安倍内閣みたいですね(苦笑)」

 

 

韓国軍竹島上陸

G「韓国軍が竹島に上陸したと騒いでますが」

ご「『受け入れられない』ってのも可笑しな表現だな。既に上陸しているんだから、受け入れるも受け入れないも無いよ(笑)」

 

G「抗議の意という事でしょう」

ご「だって、日本領なんだろ? だったら自衛隊の出番じゃないか」

 

G「いやいや(苦笑)。話はそんな単純にいかないんですよ、人間社会では(苦笑)」

ご「あのなあ。そもそも、なんで竹島が韓国に蹂躙されたかわかってるのか? 或る日、勝手に当時の李承晩大統領が一方的に線を引いて海洋主権を宣言したんだぞ。そして、その中に入った日本の漁船を韓国軍が攻撃して、日本の漁民を殺したんだぞ。あまつさえ、それに対する日本の抗議を『拒否する』としたんだぞ。

 領土を侵した者は民間人であっても殺して咎は無いというのが韓国の姿勢だったんだよ。まして軍が領土に侵入すれば、そんなの軍に駆逐されなければおかしいじゃないか」

 

G「うーん。日本人は徹底的に戦争に懲りたんでしょうね」

ご「そこでナメられてしまって、今に至るわけよ。領土なんてものは、口先でピーチク囀っても手に入らない。きちんと契約してべらぼうな金を出すか、さもなくば血で購いながら獲得していくしか無いんだ」

 

G「あなたは自衛隊を出すべきと思うんですか」

ご「だって、そのための自衛隊じゃないか。

  とは思うが、実は、これが出来ないんだな。やっぱり足を踏む奴がいるわけよ」

 

G「アメリカですか」

ご「そう。日本人も腑抜けなんだが、仮に決断したとしても、アメリカが絶対に許さない。下手をしたら米軍が自衛隊を攻撃してくるんじゃないか(笑)」

 

G「まさか(苦笑)」

ご「そこまではないとしても、日本が外交、特に軍事に関して、高度の決断権なんか無いはずだよ。総理大臣なんてものは州知事みたいなもので、そこを弁えないで外交とか軍事を語っても絵空事だよ」

 

G「表には出ないだけで、官僚とアメリカ政策担当者とは、かなり密に政策相談をしているらしいですね」

ご「相談というか、いつも押しつけられてるんだろ(笑)」

 

 

出生数100万人割れ

G「少子化問題ですが」

ご「これは、わしは昔から言ってるんだけど、少子化はべつに悪い事じゃないだろ。日本の国土に対して、一億はあまりに多過ぎだわ」

 

G「でも、人口は国力と密接に繋がってますからねえ」

ご「だから昔から言っているが、今のうちに核開発しないと駄目なんだ。国力が衰えたら、やろうと思っても出来ないぞ。と言っても、これもアメリカに足を踏まれてるんだがな(苦笑)。

  国防をきちんとしておけば、日本の適正人口なんて五、六千万てとこじゃないのか? 特に東京の過密ぶりは異常だよ。なんか災害が起きたらひとたまりも無いぞ、分散しないと」

 

G「圧倒的に便利なんでしょうねえ」

ご「わしも田舎に来る前はそうも思っていたが、気楽に暮らしたい人間は、絶対に東京を離れるべきだよ。田舎なら駐車場代も月二万もしないから、車だって持てるぞ」

 

G「と言うより、車が無いと暮らせないでしょうに(苦笑)」

ご「駅やバス停に近い所に住めば良いよ」

 

G「仕事はどうするんですか?」

ご「選り好みしなければ有るんだがな。まあ、買い物の問題も含め、ネット環境が進んでいけば、その辺の問題も選択肢が増える可能性は有る」

 

G「誰もがあなたみたいに底辺労働はできませんからねえ(苦笑)」

ご「仕事の問題さえなんとかなれば、地方の方が総合的には住み易いよ、今は。大抵の買い物はネットでなんとかなるから。地方に住めば、『日本死ね』なんて他人のせいにして醜く生きていく事も無いんじゃないか」

 

G「あ、嫌な予感(笑)」

ご「小林よしのりなんかは、少子化を食い止めるためとか言って『日本死ね』は愛国者とか言ってたけどさ。そもそも少子化が絶対悪って観点がおかしいだろ」

 

G「やっぱり、また小林叩きになりましたね(苦笑)。なんだか、『イルボンが気になって眠れないニダ』『韓国が気になって眠れないよ』みたいな(笑)。そんなに小林が気になるんですか」

ご「いや全然。べつに好きなわけじゃないんだからねッ!

  だけど本当、少子化を絶対悪視するのではなくて、それによる弊害の緩和、更に都市部集中の是正を考えるのが、むしろ自然なんじゃないか、日本みたいな小さな国は」

 

G「理念を言うのは簡単ですがねえ」

ご「わしは政策も持っているよ。それも以前からずっと言ってきてるけど。機会が有れば書くから」

 

G「楽しみにしてます」

 (勝手にやれよ)