漫画投句「大市民(シリーズ)」

柳沢きみおの『大市民』が、いつの間にか再開していたのだ。 掲載誌は、サンデー毎日。今度の題名は、『大市民挽歌』である。 「挽歌」というのは、つまり現在68歳となり、75まで活動したいと願う作者が、死を意識し始めた境地での作品という事に拠る。 『大市民』は、作者を投影した山形という作家の日常を描く創作エッセ…