無駄じゃ無駄じゃ(?)

すべては無駄なんじゃよ

挿しす世相史「原水爆禁止世界大会(第一回)開かれる」

 昭和30年8月6日(土)午前8時、広島の平和記念公園に於いて、原水爆禁止世界大会が開かれました。

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  この日は、広島に人類が初めて原爆を投下された日から、丁度十年の記念式典という事で、当事国であるアメリカを含む15ヶ国約50名の代表、全国各県各団体の代表約2000名など、およそ十数万(広島市推定)の参加者が有ったという事です。

 

 その中で、原爆死没者慰霊祭、平和記念式典に続けて、初の原水爆禁止世界大会が行われました。

 これは、前年のビキニ環礁に於ける第五福竜丸等の被爆という事件により、核兵器廃絶の世論が興隆した事に拠ります。

 この時の署名運動の実行委員会が、後の原水爆禁止日本協議会原水協)となりました。

 

 しかし、第五福竜丸被爆という衝撃的な事件で、国民的に盛り上がった核兵器への違和感からの運動も、”運動”というものの常としてイデオロギー対立が生じるなど、年を経るごとに、本来の意義とは様相が異なってきました。

 また、アメリカ側は原子力発電という核の平和利用を日本に伝授する事により、日本人の核への拒否反応を和らげよう、反核運動を分断しようという政策を採り、これもまた効果が有ったと言えましょう。

 

 

*1:昭和30年8月6日付読売新聞夕刊

地痴呆談「第三次安倍第三次改造内閣」

内閣改造

Gさん(仮名)「なんなんです、第三次第三次って」

ごいんきょ「ほら。今の安倍政権って、第三次政権って事なんで。その第三次政権の三回目の改造内閣って事ね」

 

G「なんだか、わかりづらいですねえ。これじゃ、また何か有ったら間違い無く”大惨事内閣”って書かれますね(笑)」

ご「間違い無いな(笑)」

 

G「何か目玉は有りますかね」

ご「無い!(笑)」

 

G「やっぱり(苦笑)。みんな想定の範囲内ですもんね」

ご「でも、中では野田聖子河野太郎の扱いは目を惹くよな」

 

G「河野さんの外務大臣って、大丈夫なんですかね。どうも稲田さんの二の舞になりそうな」

ご「なんで?」

 

G「いや、なんとなくですが(苦笑)」

ご「河野太郎も放言が多いからな。でも、稲田と防衛大臣よりは、親和性は有るだろ。尤も、わしのような保守派から見たら、心配になる親和性だけど(笑)」

 

G「野田さんの総務大臣って、好待遇ですよね。非主流というか、反主流の人間に対して」

ご「でもなあ、中選挙区制の頃の多様性ある自民党時代は、非主流とか反主流のボスが要職に就くっていうのは当たり前だったけどな」

 

G「そうしないと五月蠅いですからね(笑)」

ご「ところが今は、徹底的に冷や飯を食わせても、抵抗する力が無い。派閥というものの力と役割が、以前とは違うからな」

 

G「だから安倍さんとしては、野田さんに徹底的に冷や飯を食わせる事も出来たんですよね? なんで厚遇したんでしょう」

ご「先ず第一に有るのは、自民党の…と言うか日本の、って事だろうけど、女性代議士の人材難だな。なんとか女性大臣で華やかにしたいと思っても、あまり適任者がいないというな」

 

G「それで仕方無いので、反主流の野田さんに手を伸ばすしか無いなんて」

ご「あとな、長谷川豊のネット放送を見て、流石の見方だなと唸ったんだが、小池百合子と干渉させ合おうという狙いも有るのかもしれん」

 

G「女性同志って事で?」

ご「いや。ただの女性同志っていうか、下手をすると野田聖子は、小池と行動を共にするという事だって考えられたわけ」

 

G「わりと近い関係みたいですね」

ご「だから、あまり冷遇して向こうに行かれると厄介だろ。なんだかんだ、野田聖子もそれなりの経験者だからな。

  加えて、ここで少し野田聖子に力をやれば、いずれ小池新党が国政に触手を伸ばした時に、潰し合わせる事が出来る」

 

G「なるほど~。なかなか深いですね」

ご「ここで長谷川豊は、『間違い無く”電通”が考えたはず』とぶっちゃけるんだよな(笑)」

 

G「あら~。勇者ですねえ(笑)」

ご「いや~。大丈夫かな、コイツ?って思うもの(笑)。ま、とっくにフジテレビ側から叩かれまくっていたから今更なのかもしれないけど(笑)」

 

G「今の政治の無視できない部分に広告代理店が噛んでいるというのは、わかる人間には分かっても、絶対に表では語られませんもんね」

ご「ああ。語られないどころか、打ち消されるから(笑)。

  いくら電通は力が有るとかネット上で書かれても、関係者とか元関係者が群れを成して、代理店にそんな力は無い!陰謀論だ!とか書きまくって、有耶無耶にされちゃうからね。

  その点、先日の長谷川は、小気味良いくらいに自民・公明と電通の繋がりを明言してくれたわ(笑)」

 

G「そんなに山本一郎とか中川淳一郞を責めないで下さいよ(笑)」

ご「誰だ、それ? 知らないなあ(笑)。

  いやあ、昨日の長谷川は飛ばしてた。電波オークションに関してもキレッキレ(笑)。惚れたわ(笑)」

 

G「ま、電波オークションに関しては話題が異なるので、また機会が有ったらという事にしましょう。

  それにしても長谷川さんは、あまり飛ばしすぎるとまた罠を仕掛けられませんか」

ご「カスゴミ…と言うかテレビ利権に斬り込む者は、徹底的な冷や飯を食わされるってか。長谷川は百田尚樹を例に出してたけど、そう言えば橋下府政もスキャンダルを仕掛けられて潰れたな。

  わしもテレビがデジタル化された時に、チャンネル数を増やさないのは既得権勢力の澱みだと指摘したが、当時ここの前身の閲覧者は、二桁いなかったからな(笑)」

 

 

田原総一朗が安倍首相に”冒険”を提言 

G「あと、長谷川さんは田原総一朗さんが安倍さんに提言した”冒険”について、原発廃止ではないかと予想してましたけど」

ご「これも冴えてたよなあ。ネット上では消費減税ではないかとか言われてたみたいだけど、それは安倍が明確に否定したので、すると長谷川の指摘通りかもしれない。頷ける予想ではあったな」

 

G「でも、自民党全体でまとまるはずがないでしょう(苦笑)」

ご「だから、それをまとめられたら、間違い無く支持率は爆アゲだよ。

  小泉純一郎だって使えるし、清和会(安倍の派閥)はまとめられるかもしれない。最大派閥がまとまれば、同調する派閥も出てくるかもしれない。何より、国民の多数派から賛同されるからな」

 

G「でも、安倍さんを支持する中心層たる人々は、原発支持派なんじゃないですか?」

ご「そんなもの、一派だけじゃないよ。安倍支持層って言っても物事によって判断は当然食い違うから。例えば竹田恒泰なんかも脱原発を訴えてるからな」

 

G「事がエネルギー政策なのでただでさえ難しいですけど、あなたは以前、原発はアメリカ案件だから日本の意思だけでは変えられないって言ってましたよね」

ご「あれから多少、温度が変わってきているから。

  先ず、アメリカが日本にプルトニウムの提出を求めたろ」

 

 G「ありましたねえ。意味がよくわかりませんでしたが」

ご「オバマのレガシー造りだったんじゃないの?(笑)

  で、肝心のもんじゅ廃炉が決定したろ」

 

G「ああ…。少なくともオバマ時代のアメリカとしては、日本から核兵器の可能性を奪うという意図が有ったんでしょうかね」

ご「ノーベル平和賞を先に貰っちゃったからな(笑)。

  だから原発を廃止したって、アメリカとしてはもう関係無いのよ、多分。核技術そのものは、とっくに日本にも培われたし」

 

G「すると、安倍さんが原発完全廃止に動く可能性も無きにしも非ずですか、やはり」

ご「無きにしも非ずも無きかもしれないな」

 

G「なんじゃ、そら(苦笑)」

ご「ま、田原が安倍に提言した事が”原発廃止”ではないかという長谷川の読みには、わしも賛同できる。冴えてたな。

  ただ、安倍晋三って、そんな重大な決断はできないよ(笑)。やはり代替エネルギーという最大の懸案はどうしようもないだろう」

 

G「それは決めつけていいんですかね?(笑)」

ご「いや、これは決めつけないで!(笑)

  田原の提案が”原発”かどうかも、安倍がそれを受けても決断できないかどうかも、これは決めつけられません、正直(笑)」

 

G「いつもと違ってかなり弱気ですから、本当にわからないんですね」

ご「わからないと言うか、田原の提案を首相が受けて事が大きく変わるとか有り得ないんで、そもそも深く考えてないって事ね(笑)」

 

G(じゃあ、こんなに長く話すなよ!)

 

 

 

テレビ主題歌音盤史 ~子供向けドラマ編~(11)

昭和42年

 

仮面の忍者 赤影

 当時、子供たちに定番人気だった忍者物に、新たに大きな潮流となっていた怪獣物を組み合わせるという奇策が目を惹いた作品でした。

 更に、潤沢な予算と東映京都の安定した制作力とが相俟って、伊上勝の縦横無尽の発想が無上に活かされた、今ではテレビでは実現不可能であろう、大型特撮娯楽時代劇となりました。

 その甲斐あって放送延長に次ぐ延長を勝ち取り、都合4クール一年、52回もの放送となりました。

 

 内容は、飛騨忍者であり、赤い仮面を付けている赤影が、子供忍者の青影、壮年忍者の白影と組んで、様々な敵忍軍と戦うというもの。

 敵忍軍は巨大怪獣はおろか、巨大絡繰りを操ってくるので、特撮の見せ所が多く、非常に見映えがしました。

 のみならず、子供向けとしての愛嬌も豊富で、青影の決まり文句「ダイジョーブ」「ガッテン、ガッテン、ショ~チ」などは、その仕草と共に流行ったものです。

 

 音盤は、朝日ソノラマが M-89、M-91 と、立て続けに二種も出していますが、理由はわかりません。主題歌歌手はヤング・フレッシュとボーカル・ショップでした。このヤング・フレッシュの一人が、後にハレンチ学園の十兵衛役で名を馳せる児島美ゆきだったという事です。*1

 ソノラマは更に、根来編を収録した N-5 も発売しました。

 また、ケイブンシャも恐らくソノラマから音源を借り受けて、シートを発売しています。

 

 そしてキングレコードが、歌手をひばり児童合唱団とボニー・ジャックスにして、レコードを発売しました。

 これは売れ行きが良かったのか、放送終了後にも販売を継続しましたが、その際、主題歌『忍者マーチ』の題を目立つようにしていたものを、挿入歌である『赤影の歌』という題を目立つように替えています。

 

 

チャコねえちゃん

 『おはなはん』『太陽の丘』『ママ日曜でありがとう』等で目を惹いていた天才子役、宮脇康之が、ついにケンちゃん役でこの枠に登場した作品です。

 四方晴美の演じるチャコちゃんが、『パパの育児手帳』以来、長い間TBSで人気だったのですが、もう10才となっており、そろそろ木登り上等の御転婆役もやらせられなくなる頃合いでした。

 そこで弟役として、先に挙げた番組で既に活躍していた宮脇を抜擢。次作『チャコとケンちゃん』を経て、次々作からは宮脇主演のケンちゃんシリーズへと衣替えする事となります。

 

 音盤は、キンダーレコードとしてポリドールから出ました。

 この頃、漸くポリドールも子供向けテレビ主題歌に目が行き始めたようで、子役としての活動も長い藤田淑子を起用していました。

 藤田はこの時期、『キングコング』の主題歌もキンダーから出していますが、本格歌手デビューはCBSソニー専属となった、昭和44年頃となっているようです。

 そして本番組から四年後の昭和46年に、『すし屋のケンちゃん』で、またこの枠の主題歌を担当する事になりますが、その時はテイチクから発売と、かなりレコード会社を転々としていたようです。

 

 

キャプテンウルトラ

 東映が、自社資本下に有ったNET以外の局にも勢力を伸ばし始めた時期で、先の『赤影』は東映京都がフジテレビで始めたものですが、こちらは東京の東映がTBSで始めたものです。

 『ウルトラQ』『ウルトラマン』の跡を継ぐウルトラシリーズ第三弾として、制作時間に追われていた円谷プロに一息つかせるための代打として起用された感じでしょう。

 内容は、『ウルトラマン』とは変えて人間であるキャプテンウルトラが怪獣を退治するもので、宇宙空間を舞台としての活躍となっています。

 

 TBSですので音盤は日音の指揮下に有り、希望社は全て出せたという形のために、これも多数が濫立しました。

 中でも売れたと思われるのは、シートでは別格のソノシート本家・朝日ソノラマと、更にビクターも。レコードではテイチク、キンダー、ポリドール、コロムビアといった所でしょうか。

 他にもシートでは、ケイブンシャ、ミュージックグラフ(2種)が有り、レコードでは東芝に、ビクターが美麗カラー写真盤面のピクチャーレコードを、更にレコード針のナガオカもピクチャー盤を出しており、日音物にはあまり関わらなかったクラウンも、アニメの『冒険ガボテン島』との組合せで発売してます。

 未知数だった東映特撮にこれだけの音盤会社を馳せ参じさせたのは、前作『ウルトラマン』の猛烈な売れ行きだった事は疑いありません。

 

 

昭和唱和ショー「朝日ジャーナル」

Gさん(仮名)「やはり今回はこれですか」

ごいんきょ「平凡パンチと来れば、次は朝日ジャーナルだよな」

 

G「本来はパンチではなくてマガジン、週刊少年マガジンだったらしいですけどね。”右手にジャーナル、左手にマガジン”」

ご「ま、マガジンもジャーナルも同じ昭和34年創刊で、パンチより少し先輩の同期だからな」

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G「この昭和34年って、沢山の週刊誌が創刊されたんですよね」

ご「ああ。少年マガジン、少年サンデー。大人向けの漫画サンデーなんてのも便乗か知らんが出た。

  総合週刊誌では週刊新潮の後を追う文春が出たし、芸能では前年の週刊明星を追いかけて週刊平凡が出ている」

 

G「何か理由が有るんでしょうか」

ご「そら、やはり一番大きいのは、日本が朝鮮特需を経ての高度成長の階段を昇り始めた事だろう。

  それと、当時から指摘されていた事として、テレビの普及が大きいんだな」

 

G「ああ…テレビは毎週放送の番組が多いですもんね」

ご「ああ。それにより大衆の情報習慣が、週単位になってしまったんだな。当時よく言われていたのが、”スピーディー”になっていると」

 

G「その前の雑誌は月刊誌が主軸で、みんな次の新しい号まで、一ヶ月ものんびり待ってたんですもんね」

ご「それが週刊誌が主軸となって、しかも部数も増えて、更に誌数も増大してって事で、巷に流布される情報が桁違いに増え出したのが、この昭和30年代半ば」

 

G「テレビもですか」

ご「テレビはまだ非力で、生放送が多くて、ドラマすら生だったり(笑)、報道は報道で、ビデオ素材なんて無い頃だからな。フィルム撮りで。

  そんな感じだから、まともな情報なんて多くは流せてないのよ、当時は。スポーツの生中継とか、そういうのが目を惹いたくらいで」

 

G「まだ情報面では、活字中心だったんですね」

ご「ラジオは強かったよ、それなりに。音声はね。だから暫く、フジテレビよりもニッポン放送の方が立場が上だったろ。あれはその名残」

 

G「堀江ライブドア対フジテレビも、懐かしい話題って感じですねえ」

ご「だから、まだ情報洪水の中に、映像情報は入ってきてない頃だね。

  ただ、正にこの昭和34年に、フジテレビと今のテレビ朝日が開局したのよ。それで今の関東キー局が出揃ったわけ」

 

G「テレビ東京を忘れないで!(笑)」

ご「わしの中ではいまだに番外地的なんだけど(笑)。

  で、テレビ局が出揃って、テレビ受像器も普及期に入って、それまで金持ちの家でしか見られなかったテレビが、段々と身近になっていた時代だな。

  そんな訳で、人々の生活習慣が、それまで以上に週単位を意識するようになっていったと」

 

G「でも、ラジオ番組も週単位だったんじゃないですか?」

ご「娯楽性の問題が大きいだろうな。実際、週刊朝日なんてのは戦前から有るわけ。でも、そんなに大きな潮流は作れてない。

  テレビの持つ娯楽性によって人々の週単位意識が強化され、同じく娯楽性の強い週刊誌が受け入れられるようになったのだろう」

 

G「でも、ジャーナルは娯楽週刊誌ではないですよね(笑)」

ご「うん。その頃はそうした娯楽週刊誌が次々と発刊されていたから、却って朝日ジャーナルは独自性が光ったんだな。唯一の文化人向け週刊誌、それも”進歩的文化人”向けの(笑)週刊誌と言われていたんだ」

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G「”進歩的”文化人って言葉が凄いですね(笑)。退歩的文化人っているんでしょうか(笑)」

ご「彼らの言葉を使えば、反動的文化人って事じゃないの?」

 

G「ああ。”保守的”とは言わずに”反動的”って言葉を使うんですよね、左の人は(笑)」

ご「だから”進歩的文化人”っていうのは要するに、左がかった文化人の事だな。文化人の定義はさておき。

  朝日ジャーナルっていうのは、言うまでもなく朝日新聞が作っていた週刊誌だったから、言うまでもなく左翼偏重な内容だったのよ。安保騒動前には全学連委員長にインタビューしたりしてるし」

 

G「全学連ですかあ。朝日ジャーナルですねえ(笑)。

  いやあ、今回は特に昭和語が多いですよね(笑)」

 

 

*1:昭和34年3月10日付読売新聞

*2:昭和39年9月11日付読売新聞

ドキッ! クソリプだらけのグラビアアイドル

マクラ

Gさん(仮名)「ま~た平成っ子に元ネタがわからない題名を付ける~(苦笑)」

ごいんきょ「アイドル水泳大会ね。昭和50年代はアイドル全盛期で、女性アイドルも玉石色々いたからさ。みんな少しでも売れるために、水着の仕事とかも普通にしてたんだよね」

 

G「桜田淳子さんとか山口百恵さんとかでも水着でテレビに出てたんですもんねえ。いま考えると凄い事だったというか」

ご「で、そういう水泳大会になると、いつの頃からか騎馬戦というのが呼び物になってきたわけ」

 

G「たしかフジテレビだったと思いますけどね。水中だから軽いから、女の子でも簡単に騎馬を作れるって事でしょうけど、元々は」

ご「そんで、上に乗っている子たちが帽子の取り合いをする訳よ。ところが、或る時カメラがいきなり切り替わると、胸を必死で隠している女の子が映るの。帽子を取り合いしているうちに手が滑ったのか、水着のブラ部分を取られちゃったんだな」

 

G「というお話だったのサ(笑)」

ご「そうそう(笑)。後から考えれば全て筋書き通りの視聴率狙いなんだけどね。あの頃は子供だし、もう、物凄い興奮しちゃってさ(笑)」

 

G「おそらく、ヌードモデルさんかなんかだったんでしょうけどね」

ご「わしはアイドルなんか有名な人しか知らないからさ。誰か知らないアイドルなんだろうと思って、エラい興奮したわけよ(笑)。

  それからは夏場になると必ず水泳大会は見て、騎馬戦が無いと憤慨してな(笑)」

 

G「まったくヤラセと思わなかったんですか(苦笑)」

ご「全く!(笑)。 で、高校になった頃、友人と水泳大会の話になった時に、『でも、あれ、いつも名前も知らないような奴な』とか言われてさ。ああ、そう言えばそうだと気付いて。

  だってそれまで、毎回毎回、百恵とか淳子とかの水着が取れちゃったらエラい事になるぞって思ってたもの(笑)」

 

G「だから欠かさず見るようになったんですか(苦笑)。思う壺じゃないですか(笑)」

ご「でも、そういうオヤジは多かったと思うんだよね。今じゃ考えられないけど、あの頃はアイドル水泳大会でオッパイを見る事が出来たのよ」

 

G「で、その新聞タイトルとかが、”ドキッ!女だらけの水泳大会”とかだったって話ですけどね(笑)」

ご「CM前なんか、”この後はポロリもあるよ”とか出てCM行くのよ。絶対にチャンネル替えられないじゃない(笑)」

 

G「思う壺ですねえ(苦笑)。

  ところで、いつまでマクラ喋ってんですか(苦笑)」

 

ご「ああ、そうそう。本題入らないと(笑)。

 

本題

 

  こんな記事が話題になってるんだよね」


 G「あ~。昔からグラビア系のアイドルが悩まされている事でしょうけどねえ」

ご「それがSNSの時代になって、直にやり取りできるようになっただろ。だもんで、悩まされているこの子が、対抗作としてクソリプおじさんを分類したと」

 

G「いや~、見ますよねえ、この手の変梃な書き込み(笑)」

ご「でも、こうやってしまうとネタになる事はなるんだけど、そうなったらなったで、今度はネタとしてクソリプを狙って書く奴が出てくるという面倒臭い展開が必須なんだよね(苦笑)」

 

G「確かにねえ。でも、現実問題として、この手の書き込みは無くせないでしょ」

ご「ただなあ。クソリプと一口に言っても、クソリプを呼び寄せるクソツイってのが先ず有るんじゃないのかね」

 

G「どういう事ですかね」

ご「例えばこの子の場合だとな。

例えば、私が「オレンジジュース美味しい!」ってつぶやいたとします。 

そうすると「朝のオレンジジュースは胃に悪いから止めたほうが良いですよ」とか「僕はリンゴジュースの方が好きです」とか。批判じゃなくて、斜め上の角度からリプライがくるんです。あとはもう全然関係ない「早く尻を載せろよ」とか「おっぱい見せて」とか。 

 尻とかおっぱいとかいうのは明らかなスパムだけど、他のは”クソリプ”って程のものか? ちょっと失礼だろう」 

 

G「でも、余計なお世話ですよね」

ご「だったらそもそも、『オレンジジュース美味しい!』なんて書き込まなければいいんじゃないの? その書き込みにどういう意図が有るのよ」

 

G「意図?(笑) そんなの本人に聞かなきゃわかりませんが(苦笑)、ファンに近況を報告したいわけでしょ、要は」

ご「だったらブログに書いてコメント不可にすりゃいいじゃないか。

  この子、SNSはコミュニケーションツールとか言ってるけどさ、どんなコミュニケーションを希望して”オレンジジュース美味しい!”って書くのよ(笑)」

 

G「う~ん… なんだろう… ”僕も飲んだこと有ります、美味しかったです”とかですかね」 (面倒くせえなぁ…)

ご「それって”自分語り型”のクソリプじゃないの?」

 

G「ああ、はいはい!(苦笑) 話が広がらないですよね!(苦笑)」

ご「広がらないだろ(笑)。要するに”オレンジジュース美味しい!”なんてのは一方的な情報に過ぎないんだから、返信できない所に書けばいいのよ。そうすりゃクソリプに悩まされないで済むから。

  みんな、広がらない話題から話を繋いでなんとか書き込んであげようとしているのに、よく”クソリプ”扱いできるな。わしに言わせれば、ただの運営下手だっつーの」

 

G「ツイッターっていうのはブログと違って、返信不可に設定できないんですかね」

ご「だからブログに書いて返信不可にするか、さもなくばマネージャーにコメントを精査させればいい話だろ。で、いい感じの書き込みだけ抜き出して、メールででも送って貰えばいいじゃないか」

 

G「駆け出しグラビアアイドルにそこまでやってくれるマネージャーはいないんでしょう(苦笑)」

ご「フォロワー26万人の商品にその程度の扱いも出来ないなんて、よっぽどやる気の無い事務所かい(苦笑)」

 

G「これなんかはどうです?」

おせっかい科のクソリプおじさんは食べ物ツイートによく出現しますね。例えば、私は『天下一品』好きで夜中にこってりラーメンを食べることもあるんですけど、そのことをツイートすると「太るよ」とか「肌荒れするよ」とか「女子力が下がるよ」……「うるせー!」ってなります!(笑)。 

ご「同じだな。話の広げようが無い話題を振っておいて、なんとか繋いだ話を真っ向から切り捨てる。

  仮にもアイドルなわけだからさ、そりゃファンは容姿を気にするよ。それを”ウルセー”って、思うだろうけど、書くか?」

 

G「はいはい(苦笑)。で、それが嫌ならコメント不可にするか誰かに先に見て貰えばいいって話ですよね(苦笑)。

  こんなのはどうです?」

他には「どの立場だよ科」の「プロデューサーおじさん」がいますね。「イベントありがとうございました」みたいなツイートをすると「今日の集客はそこそこだったね。及第点」なんてリプが飛んで来るんですよ!

生放送の後には「うーん…85点かな。あそこはもっとエピソードトークしっかりした方がいい。そうしないと売れないよ?」とか。

とあるイベントの現場で「今日マネージャー来てる?」って話しかけられたので、関係者の方かなと思って話を聞いていくと普通のファンの方で。「現場マネージャー付くようになったんだね〜。やるじゃん」って。何目線なの!? 

ご「売れない頃のアイドルなんてさ、”俺が、俺たちが育てるんだ”っていうのが応援する意欲になっているわけだろ。これが農作業している人に、『鍬の持ち方が90点あげられます』とか書いたらただの馬鹿だけど。

  まあ愛嬌じゃん。まだ未熟ですけどしっかり応援して下さい、頑張ります!とか言ってれば済む話でしょ」

 

G「こんなのも有りますよ(苦笑)」

他のグラドル巻き込み科」も困るんです!何人かで集合写真を撮って、全員をタグ付けして写メを載せると、グラドル全員を巻き込んだリプで「もっちーが一番可愛い」って送ったりするんです。これ本当に気まずいのでやめてください!(笑)。 

ご「その、他の子のライン上で『もっちーが一番可愛い』って言うならスパムだけどさ。もっちーのライン上なら当たり前の発言だろ、ファンなら。他の子だって、別に当たり前と思うだろうし、思わないといけないんじゃないの、そこは。それが嫌なら…」

 

G「はいはい(苦笑)。コメント不可にすればいいんですよね(苦笑)」

 ご「これもなんか変な言い草だな。  

身体に悪いとは分かってても、夜中にラーメンを食べたい時があると思うんですよ。夜中にカップラーメンを作って、なんならライスを入れちゃう時だってあるかもしれない。

その時、部屋に知らない人がズカズカ入ってきて「太りますよー!」って注意して来たら「分かってるよ!」ってイラっとすると思うんです。  

  それ言ったらさ、知らない人が部屋にズカズカ入ってきて、”今ラーメン食べてます ”なんて言われたらさ、”だから何?”って話だろ。

  だから最初に言ったように、そもそもクソツイなんじゃないのか?(笑)」

 

G「クソリプを呼び寄せるクソツイですか。それ言ったら、この記事もかなりのクソ記事って事になりますよねえ(苦笑)」

ご「わしは自覚しているから、コメント欄を開放してないだろ(笑)」

 

G「ちなみに、世のクソリプ分析はかなり進んでますけどね。この子もそれに便乗したんだと思いますけど」

http://livedoor.4.blogimg.jp/jin115/imgs/f/d/fdc1ed75.png

ご「有るねえ。ブログでもなんでも。特に若年層はな。稀に(自称)中年でもいるが。

  ま、自己顕示型は単に相手の話題に乗るか説得すればいい話だし、誤解型は説明すればいいし、イチャモン型は相手にしないか酷いのは消せばいいだろ。マジキチ型はネタとして見れば笑えるが、そういう場所でなければやはり消せばいいな」

 

G「26万もフォロワーがいたら、そんなにきめ細かく対処できないでしょう(苦笑)」

ご「だ~から! 他の人間にコメント精査して貰えって。ファンを標榜する人間を斬り捨てるよりは、よほど建設的だと思うんだけどな。

  あとは、ツイッターにもリプ不可機能を要望してみたら?」

 

G「ここが全く注目されてない場所だからいいですけど、売れてるサイトだったら間違い無くクソブログ認定されますね、今回の記事(苦笑)」

 

 

 

 

相田みつをと言うより”ひばりくん”の末期を見る思い

木多「今回は10ページだ」

 

編集「木多先生、人間だから落とすのも仕方ありませんが、限度があります」

木多「そうか。9ページ書いてやるよ」

 

編集(…………)

木多「8ページだ」

 

編集「わかりました。8ページでお願いします」

 

 

今回の喧嘩稼業

ごいんきょ「つ事で、今回の喧稼は8ページだったのよ」

 

Gさん(仮名)「なにが『つ事で』ですか(苦笑)。フェイクニュースはやめて下さい(笑)」

ご「空気の読めない安倍信者じゃないんだから。何が『フェイクニュースはやめろ』だよ。書かせないんだったら恐怖のノートを握りしめてYouTubeで発表するぞ」

 

G「あの人のような閲覧数は無理ですよ(苦笑)。

  それにしても、睦夫が今度はあの奥さんの真似をしていたのが可笑しかったですねえ(笑)」

ご「こないだはASKAのテクノロジー発言を呟いてたし、木多は時事ネタを盛り込むのが上手いな。

  劇中の時系列は無茶苦茶だが(笑)、商売時代から読んでいる層なら、そんなものに惑わされたりはしないだろうけど」

 

G「ここのとこ、ネットではホンモノさん達が大活躍ですもんねえ。睦夫の出番も不自然に増える(笑)」

ご「アノ元奥さんはまだ使われてないけどな(笑)。

  しかし今回はたったの8ページで、しかも何も進展無しだからなあ。三週待たされてこれだと、キツイものが有るよ」

 

G「その代わりというか、来週も読めますよ(笑)」

ご「Gさんは木多をわかってない(後略)。

  仮に載るとしても、今回の続きだから12ページくらいかい?」

 

G「いや、一週間で12ページ書けるなら三週間隔なんかにしないでしょう(苦笑)」

ご「それもそうだな。三週で8ページしか描けない男が、なんで一週で12ページ描けるものか(苦笑)」

 

G「ああやって、出場者それぞれが見解を言う描き方は好きですけど、全員の思考で物事を考えないといけないから時間を要するんですかね」

ご「………。 君くらい好意的に物事を考えてあげられる人はなかなかいないよ(苦笑)」

 

G「金隆山がついに、締めを宣言したわけですが」

ご「工藤とキャラ被っちゃっただろ(苦笑)。

  木多も工藤を描いて気がついて、あ、どうしようと思ったんじゃないの(笑)」

 

G「ん! 確かに工藤のコマで終わってますね、実質(苦笑)」

ご「こうなりゃ仕方無いから川口に屍使わせるかあ?(笑)」

 

G「いやいや。その前に、怪力で締め上げるにしても一呼吸の間、溜めが必要なはずですから、その隙に防御不能キックを喰らわせればいいじゃないですか」

ご「ん~、それも工藤戦で使ったな(笑)。いっそ川口に暗行使わせりゃいいんじゃないの?(笑)」

 

G「いつ習得した設定ですか(苦笑)。

  しかし、こう見ると、梶原さんなら金隆山に勝っていた可能性も高いですかね」

ご「最初のぶちかましも、梶原さんなら躱せるだろうからな。

  ん? でも梶原さんは工藤に負けたんだぞ(笑)」

 

G「あれは工藤に異様な耐久力が有ったからですよね。そこまで金隆山と被ってないでしょう。

  しかし、少しずつでも毎週載るのが良いのか、月一で普通のページ数読めるのがいいのか、難しいですねえ」

ご「来週は何ページ載るか、アンダーグラウンドで賭けたら面白いと思うんだよな(笑)」

 

 

酒とバカラの日々「オールドバラントルーアン」

競馬

第17回 アイビスサマーダッシュ

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 GIIIは500円まで!って、あれほど体感したはずなのに、ついつい千円買ってしまう。

 それでも先週みたく取れれば構わないが、案の定、まったく駄目。

 またプラスから遠のいた。

 

 

オールドバラントルーアン

 一度これを飲んでしまうと、たまに無性に飲みたくなってしまう。

 ボウモアだのラフロイグだのを凌ぐ煙さ。

 ただ、ボウモアなどのように海を感じる事は無く、ただただ煙いのだが。

 感覚として、煙を呑んでいる感じに近い。

 

 が、美味いんだな、これが。

 元々、トミントールは上品な味で好きなのだが、このオールドバラントルーアンも、煙いながら歪んでいない。

 尤も、煙いスコッチで不味いと思った酒なんて、今まで一つも無いけどね。

 何故なんだろう。スコッチとの相性が良いとしか言い様が無い。

 

 今回も買ったのはミニボトルなのだが、金さえ有れば絶対に普通の瓶で買っておきたい銘柄だ。

 強い煙さが欲しい時に、打って付けだから。

 味わい自体はスッキリしており、年数表記こそ無いが滑らかで、クイクイ入っていく。

 度数が50有るのだが、あまりそういう感じがしないのは、やはりトミントールだからなのか。

 

 本日は喧嘩稼業の載る日なので、ヤンマガを読みながらのひととき。

 という事で取って置きのコイツを開けたのだが、なんと!まさかの途中落とし…! 詳しくは明日の漫画投句で…

 折角、酒が美味いのに、足を引っ張られた気分。

 仕方無いのでツマミ様に賑やかして戴こう。

 

 先ずはチーズのkiri様に御相伴戴こう。

 これだけ煙い、濃い味わいだと、ツマミも大体の物が利いてくる。

 ましてチーズなら文句無しの相性。

 続けて参入したピーナッツ様も頗る美味く、煙さの利点はこんな所にも有るなと実感。