今回の喧嘩稼業「徳夫の覚醒」
Gさん(仮名)「今回も第四試合が始まりませんでしたね(苦笑)」
ごいんきょ「我慢せずに石橋強みたいに叫んでもいいんだぞ。パンパンなんだろ(笑)」
G「王ですよね、木多康昭(笑)」
ご「まあ世界編の伏線として必要な話なんだろうし、色々と興味深い話も展開されているがな。ちょっと、最後に徳夫がタンを父さん認定してしまうのは、あまり説得力を感じなかったが」
G「徳夫も睦夫もまったく愛情を受けずに育っているので、他人との距離感が掴めないんでしょうね。敵対関係と上下関係しか認識できないんでしょう」
ご「『俺には友達なんていねーよ。いるのは手下と敵だけだ』か(笑)。で、本当の親とか兄弟は、そのどちらでもない、味方のはずなんだけど、彼らにとっては実の親も兄弟も敵対関係だものな。だから、本来の親族とは自分に優しいはずという意識が強く働いている丸丸って事か」
G「川口拳治と佐川雅夫のやり取りは興味深かったですね」
ご「特に、大和プロレスに雅夫が恨みを買っているというのが、まだ描かれていない伏線だな。恐らく、山本陸と生野勘助の立ち会いを実現させたって事だろう」
G「佐川雅夫と山本陸の関係が、まだ分からないですからね~」
ご「あの雅夫の言葉からして、かなり最強を意識しているだろ。だから当然、熊を殺して煉獄を身に付けている山本陸は倒すべき相手なんだけど、その力を測るのに生野を利用したんだろう」
G「それって、カワタクを山本海にけしかけた文さんと同じじゃないですか(苦笑)」
ご「そのくらい煉獄っていうのは、かつては近寄りがたい技だったんだよ」
G「そう考えると一応の辻褄は合いますけどね。しかし、山本海対カワタクも、早く描写して欲しいですが」
ご「最後に、睦夫が徳夫を抱きしめて、『大丈夫、父さんは生きているから』って言い聞かせただろ。だから徳夫は、父さんの幻影を作ってしまったんだな」
G「そして、父さんが死んだのは外見だけだって言葉も受け入れて、タンたんが犠牲者になってしまったと(苦笑)」
ご「犠牲者っていうのはどうかなぁ。徳夫は、睦夫みたいに力業で”父さん”の記憶を戻そうとはしないだろう?」
G「でも、徳夫も所詮は丸丸って事が今回で描写されてるじゃないですか」
ご「ああ、そうか。丸丸の思考は量りようが無いからな。タンたんが地下に閉じ込められるのかよ(笑)」
G「正にアンダーグラウンドですね(笑)」
酒とバカラの日々「響17年(サントリー)」
月曜のお題を変えてみた
これまで月曜は「博士噺」として、ギャンブル話をしてきたのだけれど、ここに酒の話も入れてしまおうと。
浮かんだ題がこれで、ネット上には誰かが既に書いているだろうと検索してみたが、今のところいないようなので、文句無くこの題に決定。
と言ってもバカラなんてやった事が無いが、その辺は雰囲気だから。
要は、酒と博打の話って事。
第51回フィリーズレビュー
はい。また爆死の日々に逆戻りか。
15、16は、やっぱり堅かったねえ。
ま、こういう買い方で、或る時に一発入れば取り返せるだろうというのがワタクシのやり方。
響17年(サントリー)
さて、当ブログでは初となる酒記事。
一発目に相応しいものをと考えると、やはり最低でもこの辺のものだろう。
と言っても正規ボトルではなく、ミニボトル。
50mlで800円くらいだが、バーで飲む事を考えるとかなり安いものだ。
と思って今Amazonで見たら、2000円弱もする……
送料が無くても1400円近くって、おかしいな、やまやで800円しないくらいで大量に置いてあったのだが。
それで、安すぎだろと思って、つい買ってしまったのだが、不安になったのでレシートを確認してみる。
間違い無い。842円である。
では17年ものではなくてJHの方だったかと不安になり、瓶を確認。
これまた間違い無く17年だ。1000円も安いとは。
大量に買っておこうかな。送料を入れても転売可能かも。
ま、そんな事はしないけど。
そして今日は、喧嘩稼業の載ったヤンマガ発売日も重なっているのだ。
喧稼を読みながらの響17年。なんという贅沢なひととき。
以前のミニボトルは年数が経っていたのか、17年ものにしては香りも味も弱すぎだと思ったが、今回のものはそれなりに美味い。
ただ、通常ボトルのあのべらぼうな価格に見合っているかと言えば、ワタクシならあの値段を出すならば、スコッチを買うだろう。
[rakuten:sakaz-r:10009330:detail]
挿しす世相史「死刑制度の合憲判決が最高裁で下される」
昭和23年3月22日(金)、最高裁判所が、死刑は残虐な刑罰を禁じた憲法に違反するとした訴えに対し、違憲ではないという判断を下しました。
被告は母と妹を殺害した罪で死刑を言い渡されたのですが、死刑は憲法で禁じられた”残虐な刑罰”にあたるとして訴えていたものです。
母親を殺害しているわけですから、当時は”死刑または無期懲役”と有無を言わさず決められていた尊属殺でもあるわけですが、この時の異議は死刑の可否でした。
そして判決では、”残虐な刑罰”とは火あぶり、張り付け、晒し首のような残虐な執行方法を指すのであって、死刑そのものが残虐とは言えないという判断を下したのでした。
尊属殺に対する刑法規定については、又その時にやりたいと思いますが、後にその規定は違憲判断され、有名無実化した後に文言を削除されています。
しかし、死刑は合憲とする判断は現在に至るまで一貫しており、巷の意識も、死刑制度を支持する声が日本では高いままです。
*1:昭和23年3月23日付読売新聞
恥痴呆談「ヤマト運輸の値上げはデフレ脱却への舵を切れるか」
ヤマト運輸の値上げ
Gさん(仮名)「ヤマト運輸が値上げに踏み切るという事で、Amazonの送料無料も危うしって感じですが」
ごいんきょ「これなあ。随分と前から現場の悲鳴が散々と報じられていたのが、漸くって感じだな。尤も、値上げ=従業員の待遇改善ではないが」
G「しかし、サービス残業させていた分を払わざるを得なくなったので、その費用捻出のためではあるようですよ(笑)」
ご「いいんじゃないの。よく、ネット通販需要が増加してるって話は出るけどさ、需要が増加したら、対価は増えるというのが経済原則なわけよ。それが日本は、デフレに馴らされちゃっていたから、大口の需要が増えた場合に単価を減らすなんて考えで来たわけ。そんな事をやっていたら、いつまでもデフレ脱却できないのよ。陸上輸送業なんて完全に国内完結の業態なんだし、需要が増えて供給が追いつかなくなったら、単価を上げて対処しないと」
G「でも、ネット通販を使おうと思うと、送料で値段が跳ね上がってしまうのが萎えますよ(苦笑)」
ご「そりゃ仕方無いよなあ。人を動かそうと思ったら対価を支払わないと。それが嫌なら、身近の場所で買いなさい。それが地域振興にもなるから」
G「いや、正論なんですけどね(苦笑)。
今回、ヤマトは英断をした訳でもなんでもなくて、ただ勧告を受けたって事のようです」
ご「だろうな。あの電通女性の問題が、日本のデフレ意識そのものまで動かし始めたって事だ。せめてもの慰みじゃないか」
G「あの話、失恋が原因なんだから労働問題を追及するのは間違っているって拳を振り上げている人も散見されましたが」
ご「人の心を失った畜生だろう。
もしかしたら失恋は直接の切っ掛けかもしれない。だが、全く心を癒す時間が得られず、しかもその事が誰からも評価されないばかりか、罵倒を浴び続け、更にそこまで身を粉にして尽くしてきた事が、最終的に失恋という形で帰結してしまった。
社会に出たばかりで右も左もわからない二十そこそこの女性がまともに受けきれるか? ボロボロになって当然だろう。そこまでの道筋を作ったのは、紛う方無く電通の体制だよ」
G「俺たちの時代は!とか、うちはもっとだけど!とか力説するおやじがいますね~」
ご「右肩上がりの時代は、まだ夢を見られたからな。また、きちんとやっただけ評価される部署なら、誰も好き好んで死なないよ。時代と場所の違いを認識できない低脳としか言い様が無い。
仮に、俺はもっと過酷な条件で、過酷な場所で、なんの評価もされないし恋人も失ったけど頑張ってるんだぞ!って言う人がいるとしようか。わしはそういう人に言いたいね。『仕事を信仰の対象にしてるんですか?』と(笑)。
信仰の対象なら、自分がボロボロになっても他人に尽くすって形態は有るわな、世間的にも。教祖様のために利用されて憐れとは思うが、どうぞご勝手にとしか言えない。但し!そんな狂った考えを世間に浸透させようとするのはやめてくれ!」
G「苦労した人間って、往々にして他人にも苦労を押しつけますね」
ご「理に適っている苦労しかしてないから、そういう”おこ”になってしまうんだよ。世の中には理不尽な苦労が有るという事が理解できない。そのくせ、自分は苦労に耐えてきたという特権意識を持っているから、非常にタチの悪い人種だ」
G「それはともかく、ヤマトも値上げするなら、絶対に従業員の待遇改善に活かして欲しいですね」
森友学園問題
G「この金曜に来て、大きめの報道が重なってるんですよねぇ。先ずは森友の話から行きましょうか」
ご「金曜に大きな報道が、それも複数あると大変なんだよな。その前までに有る報道なら下書きしておけるけど、金曜だと投稿前日の一日で書かないといけないんだから。今回みたいに大きなのが2つも3つも有ると本当に大変」
G「確かにね。そんなここの内情はどうでもいいんですが(苦笑)、府が不認可したのを受けて、申請を自ら取り下げたという幕引きです。なんだか呆気なさ過ぎますね」
ご「で、契約通りに買い戻しか。退き際も手際いいな(笑)」
G「次に話そうと思う自衛隊の話といい、どう考えても安倍総理か、彼のゴーストライターが脚本を書いてますよね(苦笑)」
ご「まあ支持率が下がりそうだってんで、相当に焦ったんだろうな。森友の問題では、まさか金品の授受はしていないからあれだけ自信を持っていたんだろうが、これだけ連日やられると、大衆はどうしてもマスメディアに乗せられてしまうな。民主主義という病か?(笑)」
G「昭恵夫人がキーウーマンというか、どうも安倍さんも頭が上がらないみたいですねえ」
ご「彼の病状が酷かった時に、下の世話までしてもらったという事だな。それでなくとも、かなりの年下だし、自由奔放にやっているのも可愛いと思ってるんじゃないの」
G「でも、総理夫人なんだから自重は必要でしょう」
ご「『私は二度目の総理になるのは反対した!』って事らしいけどなあ。で、どうしてもと言うなら、私は私で自由にやらせてもらいますと言われて、安倍も承諾してしまったらしいが」
G「まあねえ。名誉校長に就任する事が、こんなに問題になるとは思わなかったんでしょうけどねえ」
ご「でも、安倍晋三は大したもんじゃないか。昭恵夫人が子宝を授からなかったから、政治の名門である岸・佐藤→安倍家の跡取りが出来なかったのに、年下の妻を庇い続けて、やりたいようにやらせているんだからな。やらせ過ぎなのかは知らんが(笑)」
G「皇太子妃殿下の出産の事で妃殿下を庇う言動をする女系派連中が、昭恵さんの叩き方は容赦無いですね」
ご「流産は精神的に大変な事だが、不妊は屁でもないとでも思ってるんだろう。だからアイツらは付け刃だと言うんだ。安倍晋三の病気だって揶揄した人非人どもだからな。
政治の名門の家に姑や周りから跡取りを期待されて嫁入りしたのに、それが叶わず居たたまれない気持ちのまま、首相夫人として一挙手一投足を監視されている身の大変さには思いが至らないわけよ。
それはそれでいいけど、連中の言動に説得力は無くなったな」
G「だから羽を伸ばして良いという事にはなりませんがね」
ご「だが、そうした女性の気持ちを或る程度は察してあげる心持ちも無い連中に、妃殿下の事だけ切々と言われてもねえ。じゃあ皇族以外は虐げてもいいんかいと。
大体、安倍昭恵がそこまで叩かれるような事を何かしたか、森友の話で。名誉校長になったって話だけだろ、少なくとも今のところ」
G「昭恵夫人が口利きに関与したと思ってるんでしょうか。それとも、安倍総理と夫唱婦随で名誉校長になったと思ってるんでしょうか」
ご「有り得ないだろ、どっちも(苦笑)。特に前者は絶対に有り得ないし、後者だって、布袋寅泰の首筋に衆目の前でキスするような人だからな(笑)。そんなに夫唱婦随で行動しているとも思えんよ」
G「あなた、反安倍になるんじゃなかったでしたっけ?(苦笑)」
ご「安倍を叩く奴がいないなら、わしがやろうと思ったけど、もうその必要も無いからな。わしのままで判断する」
G「そうした昭恵夫人に関する話も女性誌に載ってましたが、ゴーストライターが整えたんですかね(笑)」
ご「政治家だからな。可能性は排除しないよ(笑)」
南スーダンの自衛隊撤収へ
G「それで、南スーダンにPKO派遣されていた自衛隊が、どうも撤収されるという話が唐突に入ってきたんですが」
ご「いやあ、露骨な人気回復策だよなあ(笑)。稲田防衛大臣の件もついでに回収してしまえという(笑)」
G「あれですね。戦闘行為は有ったけど憲法上問題なので”衝突”と表現すると明言した(笑)」
ご「国会でコントやってるのか、コイツらは(苦笑)。しかも笑い事ではない問題で」
G「仮にも議員の質疑を”コント”と表現するのはブログ運営上問題なので、”軽演劇”と言って下さいよ(笑)」
ご「ああそう(笑)。なんでもいいけど、安倍って人気回復策は露骨にやるな。それはポピュリズムと言う人間もいるだろうけど、民衆を意識するって事は必ずしも悪い事ではないし」
G「今回も、自衛隊を危険な場所から引き上げる事は、まあ良しとすべきなんじゃないですか」
ご「危険だったら引き上げさせると従来から言い続けてきているわけだから、嘘はつかなかったって事にもなるしな。ただ、このオトシマエをどうやってつけるのか気になるけど」
G「引き上げてもいいって了解されるには、何か代わりのお土産を用意させられるって事ですか」
ご「だって、散々やいのやいのと言われたから、日本は渋々PKOなんてもんに参加しだしたわけだろ。危なくなりましたから撤退しますなんて、そんな虫のいい話で納得させられるのか?」
G「どうオトシマエをつけるんでしょうかね」
ご「あれか。日米雇用イニシアチブか(苦笑)。それとも日米FTAか。鬼が出るか蛇が出るか。安倍は、かなり借りを作っている気がして、嫌な予感がするのだが」
朴槿恵大統領 罷免さる
G「韓国の朴槿恵さんが、やはり罷免されました」
ご「これさあ、わしはずっと、何を騒いでいるのか不思議で仕方無かったのよ」
G「え? 要は、国家機密を知人に流してしまった事が問題なのでは?」
ご「だって、日本だって、どこの政治家だって、よほど親しい人間にはオフレコって事で色々話したりしないか?」
G「いやいや(苦笑)。そんな些末な話ではなくて、ありとあらゆる話を漏らしていて、しかも悉く崔順実の財団への利益供与に使われたりしていたわけでしょ。そりゃ罷免されますって」
ご「さすがに手広く手掛けすぎたか。汚職の総合商社って感じだな(笑)。崔順実ってのが情報を私的に流用しなければ、そんなに問題にならなかったかな?」
G「どうでしょう。韓国には公務上秘密漏洩罪ってのが有るらしいですが」
ご「日本なら、秘密を打ちあけるぐらいなら罪にはならないだろう。だって、歴代の総理の指南役とされる人間だっていたんだから。勿論、そういう人々は高度な倫理観を持ち合わせていたろうから、問題視された事は全く無かったが」
G「どう国を運営していくかというのは、言ってみれば勘に頼るような事も有るでしょうからね。心が弱まっていくと、占いみたいなものに、つい頼りたくなったりするんでしょうか」
ご「あと宗教な。歴史上でも、その二つの有力者に政治の舵取りを委ねたという人物はよく出る。やはり、女性が国を運営していくという重圧は相当なものだったのかもしれないな」
G「これで日韓関係もまた仕切り直しですね」
ご「今度は誰がなっても親北朝鮮だって話が闊歩しているがなあ。アメリカの大統領が丸丸のトランプだろ。どうなるか予想が出来なすぎだわ(苦笑)」
G「韓国は一時、物凄い反米気運が高まりましたからね」
ご「そうそう。それでアメリカが反日と嫌韓を煽ったと、わしは見ているけどね。陰謀論と揶揄されて構わないけど。
たしか当時、アメリカ大使館のIPから嫌韓書き込みがされた記憶が有るんだが、あれって事実だったのかな。あまり騒がれなかったけど、さもありなんと思ったんだけど」
G「韓国の事情はよくわかりませんが、たしかに慰安婦像とか反日運動が高まって、あれだけの反米気運が雲散霧消はしましたね」
ご「で、日本ではネット上に嫌韓を煽る書き込みが激増したわけ。それを読むと怪しい情報も多いんだけど、でも、相手が反日感情をぶつけてくるから、それが信憑性を弥増したんだな。そうして日本人もどんどん韓国が嫌いになって、今に至る。
個人の繋がりでも、二人を仲違いさせようと両方に悪い事を囁く悪魔のような奴が居たりするけど、日韓ではそれがアメリカだったね。わしの陰謀論では(笑)」
G「韓国や中国、日本で反米感情が高まらないように、お互いを憎ませるという手法ですね」
ご「ああ。我々は、白人様の掌の上で踊る猿廻しの黄色い猿よ(笑)。あの丸丸なトランプが親北政権に対してどんな態度で出るか、そしてそんなトランプに対して親北政権がどう出るか、先行きが見えな過ぎで思いやられるわ」
G「本当に親北政権だと、単純に日本への風当たりも強まりそうですね」
ご「だから、取り敢えず断交するのが最もお互いのためにいいんだけどな。仲の悪い夫婦を無理矢理同居させてたって、下手をしたら手を出し合っちゃうよ。せめて別居しないと」
朝日ソノラマはなぜ鉄腕アトム主題歌を独占できたのか(56)
モンシェリCoCo
フランスは花の都パリでファッションデザイナーを目指す女の子を描いた漫画で、原作は後に『はいからさんが通る』を描く大和和紀の作品でした。
諸事情により、わずか13回で終わってしまった作品ですが、その手の作品のものとしては珍しいくらい、主題歌が非常に良く出来ています。
これもTBS作品のためか、はたまた日本テレビ動画という特殊な会社が制作したためか、音盤にはコロムビアもソノラマも関わらず、EPIC(ソニー)が初めてテレビまんがの主題歌を担当する事になりました。
科学忍者隊ガッチャマン
フジテレビ日曜18時の森永提供タツノコプロ制作アニメ枠の中でも、特に思い入れの強い人が多い作品でしょう。
その人気の高さ故、何度も続編や新作が制作され続けてきました。
地球征服を狙う謎の組織ギャラクターと、科学忍者隊ガッチャマンの5人との格闘を描いたもので、メカ描写などで傑出したものが有りました。
音盤としては、フジテレビ&タツノコプロの組合せによるコロムビア独占がまだ続いており、ソノラマもまだ手出しできていません。
但し、それまで『ちびっこのどじまん』出身女性歌手に任せてきていたのが、当時ノリに乗っていた子門真人の起用となっています。
尤も、よく知られる子門真人が歌う主題歌は、開始当初は終了主題歌でした。開始主題歌の方が、コロムビアゆりかご会の歌う、後の終了主題歌だったのです。
それが大体3クールの辺りで入れ替わりました。タツノコプロ作品では、過去にも『ハクション大魔王』で、そのような開始・終了主題歌の入れ替えが有りました。
この頃、コロムビアのテレビ主題歌音盤は、『デビルマン』で説明したような異常な縦長ジャケットの SCS-500番台で、ガッチャマンは505です。
アストロガンガー
『いじわるばあさん』『月光仮面』で日本テレビ系と深く結び付いた新興制作会社のナックによる巨大ロボット物で、意思を持つロボットに少年が融合して闘うという、マジンガーZや勇者ライディーンを先駆けたような内容でした。
しかし、それらよりもやや早かったにも関わらず時代を作る事が出来なかった、不運な作品と言えましょう。
音盤は、コロムビアがSCS-500番台として独占発売し、ようやくナック作品のコロムビア発売を実現させました。
かいけつタマゴン
『カバトット』以来、月~土の18時55分から帯5分枠を担当していたタツノコプロ路線の二作目で、こちらも作りそのものは似通っていました。
内容は、卵を持ってきた人々の相談に乗るタマゴンという怪獣が主人公のギャグ調で、タマゴンは卵を食べると色々な怪獣を産み、解決に導いてくれるというものです。
但しギャグ調ですので、大体はその怪獣たちがまともな働きをせず、相談者の悩みは解決されないという形でした。
音盤は、これもコロムビアによるSCS-500番台での独占となっています。
昭和唱和ショー「シーラカンス」
Gさん(仮名)「そう言えばシーラカンスって、懐かしい響きになりましたね」
ごいんきょ「だなあ。わしらの世代は、”生きている化石”と言えばシーラカンスだったんだが、今でもそうなのかな」
G「それで、いけすかないオールドミスとか、頑固な年寄りなんかを揶揄する言葉にもなってました」
ご「今はそういう存在を表現する時、やたら”ガラパゴス”って言葉を使うだろ。わしは、あれが嫌いでね」
G「ガラケーなんて、それが一般名詞みたくなってますからねえ。どこが気に入らないんですか」
ご「だって、ガラパゴス島って、貴重な生物の宝庫だろ。多様性の象徴じゃないか。で、日本に移民とか入れたがる連中って、やたら多様性多様性って念仏のように唱える癖に、日本独自の文化を守ろうとする存在を”ガラパゴス”とか馬鹿にするわけよ。支離滅裂なんだ」
G「まあ、この曜日に政治・社会の話はやめませんか(苦笑)。確かに、昭和時代だったら我々保守派は”シーラカンス”と表現されていたでしょうね(笑)。
でも、なんであんなにシーラカンスという言葉が世間に浸透していたんでしょう」
ご「それはなあ、読売新聞がフランスからシーラカンスを一体譲り受けて、それを大々的に喧伝したからなのよ」
G「なるほどぉ。新聞社、それも正力松太郎氏が関わっていたから、大々的に世間に流されたんですね」
ご「尤も、シーラカンスそのものは、それ以前からそれなりに注目はされていたよ。昭和28年に最初に発見が報告されて、化石で発見されるような魚が今も存在しているという事で、けっこう話題になったんだ。
更に昭和35年には生け捕りがマダガスカルで報告されて、また注目を浴びたわけ」
G「さすが生きている化石というか、そう簡単に捉えられるものでもないんですね」
ご「マダガスカルがフランスから独立するのは、本当にその直後なわけ。だから、昭和42年にフランス政府が読売新聞に寄贈したシーラカンスというのは、その時のものなんだろうな」
G「なんで読売新聞というか、正力さんにですか、くれたんでしょう」
ご「フランス政府と読売新聞は、日仏文化交流というのをやっていたらしいんだけど、裏事情は知らない。でも、よくこんな貴重なものをくれたもんだよ。
で、日本で解剖する事になって、しかも、それをテレビ放映したんだ」
G「へぇ~。でも、あまりその話は聞きませんね」
ご「テレビ放映と言っても、火曜の夕方4時からだったんだよね、何故か。その頃はスペシャル番組枠っていうのも無いとはいえ、勿体ない使われ方だな」
G「なんか、解剖写真を見るとマグロの解体ショーみたいですね(笑)」
ご「なにしろ1.5m、重さは54キロ有ったらしいからな。それだけ大きいから、道具も発達していない向こうでは、なかなか捕まらなかったのかもな」
G「これを機会に、生物多様性の宝庫である”ガラパゴス”を悪い意味に使うのはやめて、”シーラカンス”を復活させましょう」
ご「シーラカンス携帯、略してシーケイか。なんか格好良いな(笑)。”CK”をデザインしたロゴにして」
G「ガラケー開発会社に進言してみますか(笑)」
*1:昭和42年2月16日付読売新聞
黄金のすごろくでトップから落ちたのだ
黄金のすごろくでトップから落ちた(しかも最終結果)
月曜に途中報告した黄金のすごろくだが、やはりと言うか、甘くはなかった。
勿論、万障繰り合わせて10時前には用意をし、今か今かと待ち構え、10時になると同時にログインして、即アイテムのページに行き、アッと言う間に「剣」を選択して、よし!と固唾を呑んで見守ったのだが。
ただ、過去の様々な経験から、これでも10位に入れるかどうか微妙だろうと覚悟しながら、成り行きを見守った。
無事にゴールし、祈るような気持ちでランキングを確認。
あー…… やはり1位ではなかった。
2位、3位と、違う名が続く。
1位10000ポイント、2位7000ポイント、3位5000ポイント。ここまでに入れたら大満足だと思っていたが、やはり駄目だった。
コンマ3秒くらいの争いなんだよね、もう。
1位なんか、とても無理。前日までによほど超人的な打っ千切りの差を付けてないと。
さてさての結果は、7位だった。3000ポイント。
ベスト10に入り、3000ポイントも貰えるのだから、普通なら大満足なはずなのだが…
実際、過去最高位の21位になった時は、2000ポイントも貰える事がただ嬉しかったものだ。
しかし今回は、ちょっと状況が違う。
前日1位からの転落が、こうも悔しいものとは…。
こんな事は最初で最後かと思ったが、最後が7位くらいだったら、まだまだ上が狙えるな。
新たな目標が出来たと思うしか無い。
次の目標は、ベスト3入りだ。
取り敢えず3000ポイントは、結構な足しになるので単純にありがたい。
どうせウヰスキーになるだろうけど(笑)。
dポイントくじの不可解な点
そう言えば、その何日か前にはdマーケットのポイントくじで1等が当たったんだった。
と言っても、それは100ポイントだからそんなに大した事ではないけど。
でもまあ、競馬も当たったし、このとこ籤運が開けてきているのかもしれない。
このdポイントくじ、現在ワタクシが把握しているもので7つ有る。
そのうちdマーケット、dブック、dトラベル、dデリバリー、dゲーム、dミュージックの6つは、どれも上のページから試行できる。
これらはドコモ光の方、つまりデスクトップ回線でも出来る。ワタクシは正に回線がドコモ光で、スマホもドコモなので、この6つの籤を毎日それぞれ一回ずつ、計2回引いている。
その他、スマホ限定のdポイントクラブくじが有る。
あと特別仕立てとして、週一回のポインコくじというものも有る。
さて、ワタクシはこれらのくじで、一等をこれまで5回ほど当てている。
内訳は、dマーケットくじで2回、dブックくじで3回である。
その他のくじでは1等はおろか、2等も当たった事は無い。
と言うよりも、これら7つのくじ全てで、一度も2等が当たった事が無い。
1等は5回も当たっているのに2等が一度も無いというのも変な話だし、その1等も、2つのくじに偏っているのが不思議である。
そもそも、何等がどれだけの数あたるのかという事も明記されていない。
非常に不透明な話だが、毎日ただでポイントをくれているのだから、文句は無いのだけれど。